2010年2月 のアーカイブ

伊那市後援会新年総会が開催されました

2010年2月21日 日曜日

本日(2/21)は、朝、中川村で開催された「上伊那家庭婦人バレーボール第30回記念大会」の開会式に、両親や家内とともに出席しました。

上伊那の家庭婦人バレーボールは30年前に発足し、その時に私の母が名誉会長に就任し、現在に至っています。その間どんどん実力をつけて、所属する各チームは何度も長野県代表として全国大会に出場しています。本年も、中川村のチームが長野県代表として出場が決まっています。

全員で記念撮影をしましたが、本当に皆さんの笑顔が素敵でした。皆さんが家庭や地域の元気の元になっていることを実感したひと時でした。



夜には、伊那市後援会の新年総会が開催され、伊那市内各支部の役員の皆さんにご参集いただきました。後援会のこれからの活動について協議した他、4月に行われる伊那市長選挙に向けて立候補を表明した白鳥孝さんを後援会として推薦することを全員の賛成で決定しました。

白鳥孝さんご本人も駆けつけて頂き、力強い決意表明を頂きました。

白鳥さんは、私にとって伊那青年会議所の三年先輩にあたり、私も長年ご指導ご支援を頂いてきた方です。収入役や副市長に就任してからは、民間感覚で行政改革や企業誘致に活躍されてきました。

私も、全力で白鳥新市長誕生にむけて頑張っていく覚悟です。




(開会式に先立って全員で記念撮影。 皆さんの笑顔がすてきでした。)


(左側が白鳥孝さん。私は、白鳥さん推薦の言葉を述べさせていただきました。)

医師確保対策のシンポジウムに出席しました

2010年2月20日 土曜日

本日(2/20)、新潟から飯田に戻り、飯田医師会主催による「医師確保対策公開シンポジウム」に参加しました。

初めに、現状の分析と、昨年行われた地元の医師の方々へのアンケートの分析結果の発表があり、引き続いて地域医療の中核を担う各病院の院長先生方や、包括医療協議会長、飯田保険所長、飯田市長、根羽村長からの講演がありました。

それぞれの発表や講演を通じて、いかに飯伊地域の医療施設が医師確保に努力されているか、それでもまだ医師が足りないという現状を再認識することができました。

その後質疑応答の時間があり、私からは、「臨床研修制度の改革や、専門医の定数把握と管理など、医師養成全体の改革に取り組むことと、大学などの医師派遣機能の再構築がなければ、地方の医師不足の抜本的な解決につながらないのではないかと考えている」との問題提起をさせていただきました。講師の一人、輝山会病院の土屋先生からは、日本医師会の役員として活躍された経験を踏まえ、医師会としても医師の養成システムの改革を考えているとの回答を頂きました。

そうした中長期的な抜本改革をめざしながらも、地域の連携によって当面の難局を乗り越えていくことが重要であることを実感したシンポジウムでした。


(最初に、各先生方から、プロジェクターも使いながら発表がありました。写真は、本日の司会も担当された椎名一雄先生。)


(すべての皆さんの発表のあと、質疑応答の時間が設けられました。)

飯島町後援会の皆様と新潟へ旅行

2010年2月20日 土曜日

昨日(2/19)から、本日(2/20)まで、後援会飯島町支部の皆様と新潟を旅してまいりました。

昨日は朝早く伊那谷を出発し、中央道・長野道・上信越道などを経由して、初めに三条燕にある洋食器などの共同展示館に向かいしました。ここでは、スプーンをつくるプレス加工の工程を実演していただき、改めてその技の素晴らしさに感激しました。同時に、包丁から様々な洋食器まで、その製品の多彩さに驚きました。こうしたものづくりの技術が、これからも益々発展していってほしいものです。

次に、新潟ふるさと村で昼食。新潟の物産を見ることができました。私は、お土産に、手作りの実演をしていた「笹団子」を買いました。

その後、白鳥を見るため、ラムサール条約登録湿地である瓢湖を訪ねましたが、行ってみてびっくり。もちろん白鳥もいますが、それ以上に大量のカモの群れが白鳥を取り囲むように泳いでいて、まるで真夏の海水浴場のようでした。餌をやると、白鳥が食べられるのは一割ほどで、あとはカモが食べてしまう状態。毎日白鳥のえさやりがあることから、カモも住みついているようです。

夜は、浴衣に着替えて皆さんとゆっくり懇談をさせていただきました。皆さん、歌も上手で、大いに盛り上がりました。

2日目となる本日は、 宿を出発して新津に向かい、道の駅「花夢里にいつ」に立ち寄りました。中は、鉢植えの花々で、まるで春が来たようです。皆さんも、ツバキなどの植木を買い求めていました。

私は、その後、燕三条駅で下車して、飯田に向かいましたが、皆さんはその後、酒蔵見学や弥彦神社参拝、寺泊での海の幸のお買いものなどをして帰ってこられました。

短い旅ではありましたが、雪国新潟の素晴らしい自然や産物、人情に触れることができましたし、何よりも後援会の皆様とさらに親しくなれたことがとてもうれしい旅でした。




(6つぐらいの工程で、アルミの板から、スプーンができる技にびっくりしました。)


(昼食会場の入り口です。雪の中でも歩きやすいよう、アーケードができています。)


(白鳥よりもカモの数が多く、とてもにぎやかな瓢湖でした。)


(夜は全員浴衣姿で集合。とても楽しいひと時でした。)


(道の駅では館内が花で埋め尽くされていました。)

勉強会で「希望」や「働き方」について議論しました

2010年2月18日 木曜日

本日(2/18)、東京において開催された若手議員の勉強会「日本の未来の会」に参加しました。

本日の講師は、「希望学」や「ニート問題」で有名な東京大学教授の玄田有史先生です。先生からは、大変示唆に富むお話を頂きました。

・希望は、厳しい苦しい状況の下で持つもの。一方、夢は無意識に見たり、自然にわきあがってくるもの。
・希望は変革とセットの言葉。一方、幸福は、維持したいと思うもの。
・仕事、収入、健康、学歴がある人の方が希望をもてる人の割合が多い。
・人間関係が疎遠で孤独な人は希望がもてない人が多い。
・希望に出会うのは、何気ない会話の中が多く、家族よりも、ゆるやかな友人関係が重要なことが多い。
・過去に挫折体験がある人の方が、希望を持っていることが多い。
・高齢社会は、高齢者の知恵が若者の勇気になるとすれば、希望のある社会かもしれない。
・希望を持って邁進する人は、損得に寛容な人が多い。「遊び」が必要な無駄。
・希望がないということは、イマジネーションがないということ。
・希望は、「具体的何か」を「行動によって」「実現する」という「願い」である。
・希望は多様化しているが、絶望(最悪の事態)を避けることは共通課題。

また、雇用については、
・日本の雇用システムは、高度成長期、オイルショック、バブル崩壊などを乗り越えてきた。変革力をもっている。
・「若者を支援する若者」を育成・支援してほしい。
・アーティスト活動やお祭りは、立場を超えて人がかかわる点で良い。
・阪神淡路大震災などの危機の時にひきこもりを脱した人も多い。

生きるために必要な3つの「カン」
1.「感」 感動、うれしい、楽しい、苦しい(できれば幼稚園以下で体験)
2.「勘」 動物的勘。 「ここまでは大丈夫」など (できれば小学校3年までに体得)
3.「観」 ビジョン (中学生ぐらいまでに)

「絶望」の反対は、「希望」ではなく、「ユーモア」ではないか。
「ユーモアは、社会生活(人間関係)の不要な緊迫を和らげるため役に立つ、婉曲表現によるおかしみ」

以上、キーワードを書き出してみました。
改めて、今の社会の在り方や自分の生き方について考えさせられるひと時でした。




(左から、松野博一先生、私、講師の玄田有史先生、石田真敏先生、加藤勝信先生)