2016年3月25日 のアーカイブ

違法伐採対策について懇談、ジビエ議連総会、郵便局の新たな利活用を推進する議連役員会に出席、ジャパンドローン2016訪問、アフリカ開発銀行総裁歓迎夕食会に出席

2016年3月25日 金曜日

3月25日は、午前10時半に、国際環境NGO FoE Japan研究員の岸田ほたるさん、信州大学農学部森林科学科の谷島亘さん、地球・人間環境フォーラムの飯沼佐代子さんがお見えになりました。

谷島さんからは、昨年9月から4ヶ月にわたってマレーシアのサラワク州に滞在し、違法伐採による森林喪失の状況や森林資源に頼って生活してきた先住民族への影響などを見てこられたお話を伺いました。

日本でも公共部門では、合法木材のみを使用する取り組みが進んでいますが、皆様からは、欧米並みに、民間に関しても違法伐採による木材の輸入を規制する枠組みを作って欲しいとのご要望を頂きました。ご提案を今後の政策立案に活かせるよう、努力してまいります。


正午からは、「鳥獣食肉利活用推進議員連盟(ジビエ議連)総会」に出席しました。

昼食は、NPO法人日本ジビエ振興協議会理事長である藤木徳彦シェフによるイノシシ肉と鹿肉の美味しいサンドイッチでした。

本日は、日本ジビエサミットの報告、ジビエ普及のためのパンフレットの紹介、ジビエ振興の視点を鳥獣被害防止法特措法改正に盛り込む改正案などについて議論が行われました。


午後1時からは、「郵便局の新たな利活用を推進する議連役員会」に出席しました。

郵便貯金とかんぽ生命保険の限度額引き上げを踏まえ、今後の方針などについて意見交換を行いました。


午後3時からは、幕張メッセで開催されている「ジャパンドローン2016 ビジネスDay」を訪問しました。

老朽インフラの点検、津波や山崩れなどの災害時の電話線敷設、農薬の自動散布、人工知能技術を組み合わせた山岳遭難者の捜索など、様々なドローンが使われ始めていることを知るとともに、さらなる活用の可能性を感じた視察でした。


午後7時からは、アフリカ開発銀行のアデシナ総裁を歓迎するために開催された、麻生財務大臣主催の夕食会に出席しました。

麻生大臣とアデシナ総裁のご挨拶に引き続き、私からは、昨年に財務副大臣室をお訪ねくださった際と、コートジボワールのアフリカ開発銀行の総裁選挙に当選された際に撮影した写真を差し上げて、改めてご当選のお祝いを申し上げました。

アフリカにおける電力供給の強化、食料の生産性向上に向けた取り組み、日本における人口の都市集中と出生率低下の課題など、様々な話題に花が咲いた、とても楽しい夕食会でした。


(マレーシアの現状についてお話しくださった皆様です。左から、飯沼佐代子さん、谷島亘さん、岸田ほたるさんです。)


(鳥獣食肉利活用推進議員連盟で石破茂会長からご挨拶を頂いているところです。)


(美味しいジビエのランチを頂くことができました。


(各料理の説明です。)


(藤木徳彦理事長(中央)のレストランは、後藤茂之先生の地元にあります。)


(郵便局の新たな利活用を推進する議連役員会での野田毅会長からのご挨拶です。)


(NECの西沢俊広さんからは、打音検査を行うドローンについて説明を頂きました。)


(JUIDAの熊田知之事務局長(左)、中村裕子参与(右)からは、ドローンの法規制などについてお話を伺いました。)


(DJI JAPANの遠山雅夫ポリシーディレクターからは、農薬散布のドローンについて詳しくお話を伺いました。)


(NTT東日本のコーナーでは、災害時の電話回線の復旧にドローンを活用する方法について伺いました。)


(ジェネラル アトミクス グローバル コーポレーションの無人機は、35時間の航続が可能で、領海内の監視などへの活用も提案していきたいとのお話でした。)


(enRouteの伊豆智幸代表取締役からは、ドローンに人工知能を搭載し、雪山での遭難者を見つけて位置と静止画像を送ったり、針入度ローンを見つけて近づき、網を放つなどが可能であることを伺いました。)


(アフリカ開発銀行アデシナ総裁歓迎夕食会終了後の記念写真です。左から、大川財務大臣政務官、麻生財務大臣、アデシナ総裁、私、アフリカ開発銀行の浅野理事、小澤次期理事です。アデシナ総裁の掲げる5つの重点施策「High Five」にちなみ、5本の指を広げて記念撮影しました。)