2016年3月 のアーカイブ

地方創生検証委員会、JAグループ国産農産物商談会、衆議院本会議、清和研政策委員会、米消費拡大・純米酒推進議連総会・懇親会に出席

2016年3月10日 木曜日

3月10日は、午前8時から「地方創生実行統合本部 地方創生検証委員会」に出席しました。

本日は、島根県中山間地域研究センター研究統括監の藤山浩先生から、「『地方創生』必ず失敗する進め方10ヶ条」と題したご講演を頂き、質疑応答を行いました。

中山間地などでも、毎年人口の1パーセントの定住者の増加があれば、人口の安定化が実現できるとの研究は、人口減少に悩む地方にとっての光となるものだと思います。

私からは、若い世代の定住の条件である「働く場」をどのように確保しているのかを質問したところ、「半農半X」すなわち農業をやりながら福祉の仕事、スキー場での仕事、杜氏の仕事などの兼業を行ったり、「何でもやる会社」を立ち上げて働くなど、仕事の合わせ技で収入を得るパターンが多いとのことでした。

ご講演資料については、こちらをご参照ください。


午前10時からは、東京ドームシティで昨日から開催されている「JAグループ国産農畜産物商談会」を訪問しました。

JA全農の皆様にご案内いただきながら、長野県から出展されているブースを中心に見学をしました。

様々な品種に取り組んだり、加工して付加価値を高めるなど、各JAの皆さんの前向きなパワーを感じました。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。

本日は、「在日米軍駐留経費負担協定」について趣旨説明と質疑が行われました。


午後4時からは、「清和研政策委員会」に出席しました。

本日は、戦略国際問題研究所のマイケル・グリーン副理事長から、アメリカ大統領選挙の見通しや中国の台頭に対応する日米の戦略などについて、貴重なお話を伺いました。

マイケル・グリーンさんは、東京大学への留学や衆参で国会議員を務められた椎名素夫先生の秘書も経験されるなど、日本語や日本の政治状況にも精通した方であり、私の父のこともよくご存知でした。流ちょうな日本語で、ユーモアを交えながら、本質的なコメントをお聞かせくださいました。


午後5時半からは、「超党派 米消費拡大・純米酒推進議員連盟 総会」に出席しました。

本日は、内閣府、外務省、国税庁、文部科学省、農林水産省、全国農業協同組合中央会、日本酒造組合中央会より、米消費拡大・純米酒推進の取り組みについて説明をうけました。

引き続き、議員連盟としての会計報告と活動方針案が示され、いずれも承認されました。


午後6時半からは、別会場で「2015年度 お米フォーラム -世界に誇る食文化、日本のお米と純米酒の消費拡大に向けて-」に出席しました。

会場では、東北3県のお米のおにぎりや日本食、全国から集められた56種類の純米酒が並ぶなど、大変充実したフォーラムでした。

乾杯では、会場の全員で、国内外の日本食の振興と純米酒の消費拡大を願い、杯を上げました。


(地方創生検証委員会で講演された藤山浩先生のご挨拶です。)


(JAグループ国産農畜産物商談会では、はじめに、市田柿とその加工品を展示されていたJAみなみ信州の皆さんを訪問しました。)


(JA中野の皆さんは、ゆるキャラ「えのたん」とともに、様々なキノコの商品を展示されていました。)


(JA上伊那からは、体調を整える効果があるといわれるGABA(γ-アミノ酪酸)を含むギャバ米が出品されていました。)


(清和研政策委員会の開始前に、講師のマイケル・グリーンさんと記念撮影をしました。)


(マイケル・グリーンさんは、ユーモアを交えながら、本質的なお話をしてくださいました。)


(超党派 米消費拡大・純米酒推進議員連盟 総会での衛藤征士郎会長からのご挨拶です。


(総会で飲んだ「お米のミルク」は、砂糖不使用でも、ほんのり甘く、とてもおいしかったです。)


(お米フォーラムの会場には、全国からの純米酒がずらりと並んでいました。)


(JA全中の奥野長衛会長にご挨拶を頂き、引き続き乾杯の音頭を取っていただきました。)

環境・温暖化対策調査会に出席、駒ケ根市後援会女性部、阿南町長・議会議員の皆様と懇談、広報本部正副役員会議、国防部会勉強会、神道政治連盟国会議員懇談会、農林水産高校を応援する会に出席

2016年3月9日 水曜日

3月9日は、午前8時から「環境部会、環境・温暖化対策調査会 合同会議」に出席しました。

本日は、「地球温暖化対策計画(案)の概要」と「政府実行計画の骨子案」について環境省より説明を受け、質疑応答を行いました。

2030年度において、温室効果ガスの排出量を2013年度比26.0%減の水準にする中期目標に向けて、すべての主体が取り組みを行うスタートとしなければならないとの思いを強くしました。


午前9時半からは、駒ケ根市後援会女性部の皆様が議員館員にお見えになりました。私の部屋と財務金融委員長室を見て頂いた後に、会議室と皆様と懇談をしました。

皆様に、財務金融委員長としての活動報告を申し上げるとともに、皆様からのご質問にお答えしました。


午前11時には、阿南町の勝野一成町長と、勝野猶美議長をはじめとする町議会議員の皆様がお見えになり、財務金融委員長室で懇談をしました。

勝野議長からは、国道151号線の整備促進に関する提言書を頂き、皆様から県境の道路改良の早期実現の必要性についてお話を伺いました。


正午からは、「広報本部正副役員会議」に出席しました。

党大会や参議院選挙に向けた広報戦略などについて議論を行いました。


午後3時からは「国防部会勉強会」に出席しました。

本日は、防衛装備工業会、日本航空宇宙工業会、日本造船工業会の皆様からヒアリングを行いました。

質疑では、民間技術の導入や防衛技術の民間への移管の在り方などについて質疑が行われました。


午後4時からは、「神道政治連盟国会議員懇談会勉強会」に出席しました。

本日は、駒澤大学名誉教授の西 修 先生から「なぜいま憲法改正が必要なのか ~主に比較憲法の視点から~」と題したご講演を頂きました。

憲法の成立の経緯や各国の憲法改正の状況の比較、憲法改正の論点などについて体系的なお話を伺いうことができました。

ご講演の資料についてはこちらをご参照ください。


午後5時過ぎには、「農林水産高校を応援する会 総会」に出席しました。

本日は、農業高校における教育環境整備状況調査結果について文部科学省から、地方創生推進交付金について内閣官房より説明を受けました。

農業高校における様々な新たな取り組みについても知ることができ、その可能性を大いに感じました。


(環境部会、環境・温暖化対策調査会合同会議での森まさこ環境部会長からのご挨拶です。)


(駒ケ根市後援会女性部の皆様と国会議事堂をバックに記念撮影をしました。)


(面談室での懇談の後、皆様と再び記念撮影をしました。)


(阿南町議会の勝野猶美議長より、一般国道151号線の整備促進についての提言書を頂きました。)


(財務金融委員長室で、阿南町の皆様からお話を伺いました。)


(委員長の机で先生方との記念撮影をしました。)


(広報本部正副役員会議で意見交換を行っているところです。)


(国防部会勉強会での大塚拓国防部会長からのご挨拶です。)


(神道政治連盟国会議員懇談会での中曽根弘文会長代行からのご挨拶です。右が本日ご講演を頂いた西修先生です。)


(農林水産高校を応援する会総会で、役所からの説明を受けているところです。)

教育再生実行本部、政調審議会、農林役員会、水素社会推進委員会、衆議院本会議に出席

2016年3月8日 火曜日

3月8日は、午前8時から「教育再生実行本部 フォローアップ特別委員会」に出席しました。

本日は、お茶の水女子大学名誉教授・数学者・作家の藤原正彦先生を講師にお招きし、「国家社会の形成者の育成」についてのお話を頂きました。

「グローバリズム、新自由主義、利益誘導、金融中心主義が教育を蝕んでいる。金を持っていると偉いということでは、先生は尊敬されない」
「道徳教育は小学校の内に叩き込むしかない。『弱いものをいじめてはいけない』というのは論理ではない」
「正義感、誠実、忍耐、家族愛、郷土愛、美的感受性などの基本的なものが出来ていないと個性は生まれない」
「初等教育では国語が圧倒的に重要」
「話す、聞く、書く」よりも「読む」が重要
「自ら本に手を伸ばす子を育てれば、あとはどうにでもなる」
「まず第一に重要なのは教養。読書は教養を得るための唯一の手段」
「教養がないと大局観がない。長期的視点がない。すると対症療法になる」
「日本の歴史、日本の文学が国際人になるために必要」
「外交で最後の勝負は、教養と人間的魅力によって決まる」
「教養が最大の防衛力・国防力」
「2番目に重要なのは論理的思考を育てること」
「真か偽かしかない数学をやってもグレーゾーンのある社会に対応した論理的思考は出来ない。国語を通し、ディベートや書くことによって身につく。人を説得する技術が必要。」
「3番目に重要なのは情緒力」
「経済学には前提があり、論理がある。前提を間違うと結果も間違う。前提や出発点を選ぶ情緒は国語力によって養われる」
「中身がなくて英語が出来るのは困る。小学校から国語の授業を減らし英語を学ばせるのは国を滅ぼすこと」
「若い時に読書をすることが重要」
「民族ではなく、国語こそ祖国の本質」
「美的感受性を培うことが重要であり、学問では特に文学、数学、芸術、理論物理学が重要」
「日本人の豊かな感受性は豊かな自然の植生によって育まれている。農業を守らなければならない。百姓はひいきしても守らなければならない」
「40歳、50歳、60歳になっても読書することが重要。年を重ねると若者よりも鋭敏になり、感受性も鋭くなる」
「豊かな感受性を持った人が孫を育てると情緒教育ができる」

など、心に響くたくさんの言葉を頂き、大変感動しました。


午前10時からは「政調審議会」に出席しました。

本日は、「国家戦略特区法改正案」と「地域の自主性を高めるための改革推進法」について審議が行われ、いずれも承認されました。


午前11時からは「農林役員会」に出席しました。

本日は、「森林・林業基本計画(案)」と「平成27年度『食料・農業・農村白書』及び『森林・林業白書』の骨子案」について農水省から説明を受け、質疑を行いました。


正午からは「資源・エネルギー戦略調査会 水素社会推進委員会」に出席しました。

本日は、事務局長のふくだ峰之先生から、「欧州(フランス・ドイツ)出張報告」として、グルノーブル国際水素・燃料電池会議の様子、ハンブルク市の取り組み、BMWの取り組み、欧州におけるPower-to-Gasの取り組みなどについて、具体的なお話をお聞きしました。


午後1時からは「衆議院本会議」に出席しました。

本日は、始めに、大島議長より、傍聴席にお見えになったノルウェー国会議長ご一行とアイスランド国会議員団ご一行のご紹介があり、議員全員で拍手でお迎えをしました。

引き続き、内閣提出の「雇用保険法」と野党提出の「介護従事者人材確保法」についての趣旨説明と質疑が行われました。


午後2時半からは、各省との打ち合わせなどを行いました。


(ご講演の前に、藤原正彦先生にご挨拶を申し上げました。藤原先生は長野県のご出身であり、私の地元にも何度もおいでいただいています。)


(教育再生実行本部 フォローアップ特別委員会の主査である石田真敏先生からのご挨拶です。)


(政調審議会で国家戦略特区法改正案について、日本経済再生本部長代行である塩谷立先生(左)から説明を伺っているところです。)


(農林役員会での西川公也農林水産戦略調査会長からのご挨拶です。)


(資源・エネルギー戦略調査会 水素社会推進委員会で、事務局長のふくだ峰之先生(写真中央)から出張報告を伺っているところです。)

日本・台湾 経済文化交流促進議連に出席、世界銀行マクグラス副総裁と面談

2016年3月7日 月曜日

3月7日は、午後4時から「日本・台湾 経済文化交流を促進する若手議員の会」に出席しました。

本日は、来日された台湾高雄市の陳菊市長、台南市の顔純佐副市長、嘉義県の張花冠県長、屏東県の潘孟安県長をお迎えし、意見交換を行いました。

台湾の皆様は、明日から幕張メッセで開催される国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2016」にも参加されるとのことで、台湾中南部の農産物の輸出に力を入れていきたいとのお話を頂きました。


午後5時からは、財務金融委員長室で、世界銀行のショーン・マクグラス副総裁の表敬訪問を受けました。

世界銀行は、途上国の貧困削減や持続的な経済成長に大きな役割を果たしています。

マクグラス副総裁は、世界銀行に日本人職員を採用するためのリクルートミッションを率いて来日されたものです。

私からは、いまだ世銀に日本人職員が少ないことを踏まえ、一人でも多くの日本人を採用頂くとともに、幹部への登用もお願いしました。

副総裁からは、日本が出資だけでなく、日本人スタッフの活躍を通じて貢献してくれていることに対し、感謝の言葉を頂きました。


(会合の前に、台湾高雄市の陳菊市長にご挨拶をしました。)


(日本・台湾 経済文化交流を促進する若手議員の会の岸信夫会長からのご挨拶です。)


(台湾高雄市の陳菊市長に引き続き、嘉義県の張花冠県長からもご挨拶を頂きました。)


(財務金融委員長室での、世界銀行ショーン・マクグラス副総裁との懇談の様子です。)


(懇談を終えて、最後に記念撮影をしました。)