2013年11月 のアーカイブ

中小企業政策調査会、機械・工業団体ヒアリング、本会議に出席、飯田市下久堅・龍江まちづくり委員会の皆様と懇談

2013年11月5日 火曜日

11月5日は、午前8時から「中小企業・小規模事業者政策調査会」に調査会の事務総長の立場で出席しました。

本日は、調査会が5月にとりまとめた「中小企業・小規模事業者成長プラン」の15項目の進捗状況を中小企業庁から聴取するとともに、その中でも重点項目である「地方産業競争力会議」の検討状況について報告を受け、質疑応答を行いました。

休み明けの朝8時の会議にも関わらず、会場いっぱいの先生方の出席を頂き、中小企業支援策について、熱心な質疑が行われました。

政権交代に比べ、地域に根差して活動している中小企業や小規模事業者の皆様の存在の重要性についての認識が高まっているとの指摘もありました。現場の皆様の声を生かし、一つ一つの政策提言が実行されるよう、しっかりフォローしてまいります。


正午からは、「商工・中小企業関係団体ヒアリング」として機械・工業団体の皆様から、税制要望などについてご意見を伺いました。

今年の春と秋の税制改正内容を高く評価していただくとともに、年末の税制改正において、もう一段の支援の拡充を求める意見が多く聞かれました。こうした皆様の声を大切に、取り組んでまいります。


午後1時からは、衆議院本会議が開催され、各委員会での採決が行われた法案の採決が行われました。


午後2時からは、飯田市下久堅地区まちづくり委員会の知久一彦会長、飯田市龍江地域づくり委員会の藤本典治会長、長野県議会議員の小池清先生と議員会館の部屋で懇談をしました。

皆様からは、「主要地方道飯田富山佐久間線(下久堅~龍江間)の事業着手について」の要望書を頂きました。この区間が、竜東(天竜川の東側)を貫く重要路線でありながら、過去に大規模な落石などがあり、抜本的な改良が必要となっている状況について、詳しくお話をお聞きしました。三遠南信自動車道やリニアの開通に向けても、その重要性が増す路線であることも踏まえ、しっかり応援をしていきたいと思います。


(「中小企業・小規模事業者政策調査会」での伊藤達也調査会長からのご挨拶です。)


(「商工・中小企業関係団体ヒアリング」の様子です。)


(左から龍江地域の藤本会長、下久堅地区の知久会長、私、県議会議員の小池先生です。)

高遠城址秋祭り訪問、伊那中央病院開院十周年記念式典に出席

2013年11月4日 月曜日

11月4日は、午前11時半ごろに、家内とともに高遠城址秋祭りを訪問しました。

ちょうど、新そばまつりも行われており、早速「高遠そば」を頂きました。味噌と辛み大根をつゆに溶かして頂くおそばは格別でした。この「新そばまつり」は、11月10日まで、午前10時から午後2時まで行われています。皆様、是非お出かけください。

食事の後で、高遠城址公園内を歩きました。菊花展や物産展も行われており、多くの方々が来られていました。はじめは小雨の交じる天気でしたが、その後、日が差してくると、紅葉の色が鮮やかに変わり、本当にきれいでした。紅葉は、これからさらにきれいになってくるものと思います。


午後2時からは、「伊那中央病院開院10周年記念式典」に出席しました。

伊那中央病院は、伊那市、箕輪町、南箕輪村からなる伊那中央行政組合によって運営される病院として開院され、以来4度の増改築、高度医療機器の導入、新たな診療科の開設などを行い、地域の中核病院として大きく発展してきました。

本日の記念式典において、私からは、父が厚生大臣当時に、当時の小坂樫男伊那市長より、是非とも新病院建築をしたいとの要望があり、総務省との調整を行ったエピソードなどを紹介するとともに、上伊那地域の他の病院や医療関係機関と連携しながら、一層の発展をされることを期待して、お祝いのご挨拶を申し上げました。

第2部の記念講演会では、京都大学 物質─細胞統合システム拠点教授・設立拠点長の中辻憲夫先生より、「ヒト多能性幹細胞(ES/iPS細胞)の再生医療と創薬への応用 世界の現状と実用化に必要な技術開発」と題したご講演を頂きました。

先生から、安価で安定した新技術によってES細胞から心臓の筋肉細胞を創り、様々な研究機関などに供給する事業を、新たに起業した会社を通じておこなっておられるとのお話をお聞きし、今後の創薬を支えるプロジェクトのモデルであることを感じました。

また、先生からは、日本において、リスクをきちんと開示し、それを皆が理解した上でチャレンジできる環境を作り上げることが必要であるとのご指摘も頂きました。成長戦略の原動力となるイノベーションの実現に向けて、貴重なご提言だと思います。

第3部の祝賀会は、別の会場において立食パーティー形式で開催されました。

10年前の開院当時に院長先生であった小川秋實先生のご挨拶では、百数十人の旧病院の入院患者の皆さんを1日で新病人に移すのは大変だったこと、当時の救急センター担当医師の確保にご苦労されたこと、電子カルテシステム導入のために、数年をかけて準備したことなど、様々なエピソードをお聞きすることができました。

伊那中央病院が、多くの皆様の10年間のご苦労を踏まえ、一層の発展をされることを心から願っています。


(新そば祭りが開催されている「高遠閣」です。)


(地元の皆様が総出でおそばをゆでたり、盛り付けをされていました。)


(これが、新そばです。風味豊かで本当においしいおそばでした。)


(いつもご支援いただいている女性陣の皆様は、様々な物産販売で活躍されていました。)


(いま、高遠町で栽培に取り組んでいる「内藤とうがらし」の鉢が沢山ならんでいました。とうがらしの赤い色もとてもきれいでした。)


(菊花展では、さまざまな形に仕上げられた見事な菊の花を見ることができました。)


(公園内に立つ紅葉です。赤からオレンジのグラデーションがとてもきれいでした。)


(日が差してくると、赤い紅葉の葉がいっそう輝いて見えました。)


(伊那中央病院開院十周年記念式典でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(ご講演をお聞きした後で、中辻憲夫先生と記念撮影をさせて頂きました。)


(祝賀会では、開院当時に院長を務められた小川秋實先生から、当時の貴重なお話を伺うことができました。)

伊那市表彰式典、山寺義士踊り伝承百年記念碑除幕式に出席、飯田市上久方での全日本下駄飛ばし大会、売木村秋色感謝祭に参加

2013年11月3日 日曜日

11月3日は、午前10時から伊那市役所で開催された「平成25年伊那市表彰式典」に出席しました。

この式典は、市に功労のあった方々を表彰するもので、受賞者は以下の皆様でした。

伊藤仁(ひろし)さん (長年にわたり伊那市消防団幹部として消防団活動に尽力)
向山僚一さん (ご自身の絵画を多数寄贈されるなど芸術文化の振興に寄与)
田中眞郎さん (長年にわたり音楽団体の指導者、指揮者として尽力)
武田登さん (長年にわたり伊那公民館長として公民館活動に尽力)
伊那混声合唱団 (長年にわたり市民合唱団として音楽文化の普及向上に寄与)
いな少年少女合唱団 (長年にわたり音楽文化の普及、少年少女の健全育成に寄与)
松本孝さん (長年にわたり市の予防接種事業に協力され保健予防活動事業の推進に尽力)

私からは、皆様のご功績をたたえるとともに、益々のご活躍をお祈りし、お祝いの言葉を述べました。


午前11時半からは、伊那市山寺区で開催された「山寺義士踊り伝承百周年記念碑除幕式」に出席しました。

「山寺義士踊り」は大正天皇即位の大典時に白山八幡合殿神社前にて初奉納したのが始まりとされています。

伊那谷には、山寺だけでなく、高森町牛牧と阿智村中関にも保存会があり、踊りを伝えています。本日も、除幕式の後、山寺義士踊りのメンバーの皆様による踊りの披露があり、300年以上前の討ち入りの様子を表現した歌と舞いを堪能しました。


その後、家内とともに飯田市に向かい、午後1時には、飯田市上久方小野子で開催された「全日本げたとばし大会」を訪問しました。

この大会も、今年で15回目とのこと。下駄を飛ばして、晴れ(表が上)となった場合のみ、距離を測定するのがルールです。私も、お祝いのご挨拶に引き続き、「始下駄式」を行い、下駄を飛ばしましたが、残念ながら横倒しの「くもり」で着地。距離は測定して頂けませんでした。

会場からは、青い山々が本当に美しく見えます。ここは、夕日がきれいなサンセットポイントとしても有名です。こうした素晴らしい風景を多くの皆様に見て頂くためにも、この大会の益々の発展を期待したいと思います。


午後2時半には、売木村の「うるぎふるさと館」で開催された「売木村秋色感謝祭」を訪問しました。

ちょうど名物のジャンボ五平餅が焼きあがり、皆様にふるまわれていました。この五平餅は、お米8升(約12kg)を炊き、たれを塗り、炭火で焼いて作ったそうです。早速、温かい五平餅を頂き、秋の味を満喫しました。

午後3時からは、恒例の「投げ餅フィナーレ」が行われ、私も、お餅を投げる係を仰せつかりました。屋根の上からみると、昨年の1.5倍ぐらいの皆さんが来られているように感じました。出来るだけまんべんなくお餅が届くよう、いっしょうけんめい投げました。

売木村からの帰りは、平谷村経由で帰りました。途中、あちこちで美しい紅葉の風景に出合いました。曇り空だったのが少し残念でしたが、美しい秋の風景を楽しむことができました。


(伊那市表彰式典で、受賞者の皆様に心からのお祝いのご挨拶を申し上げました。)


(「山寺義士踊り伝承百年記念碑」の除幕式です。保存会の法被を着て参加しました。)


(除幕式に引き続き、保存会の皆様による義士踊りの披露がありました。)


(お祝いのご挨拶の後の「始下駄式」の様子です。かなりうまく飛んだのですが、着地がくもり(横倒し)でした。残念。)


(下駄飛ばしの会場からは、山々が本当に美しく見えました。)


(これがジャンボ五平餅です。ちょうど半分配り終えてひっくり返したところです。売木村の清水村長さん(中央)には、いつもご支援を頂いており、先日の東京での伊那谷議員連盟総会にもご参加を頂きました。)


(村の皆様とともに、餅を投げる役に加えて頂きました。)


(美しい川の流れと紅葉が美しいです。)


(峠から撮影した紅葉です。)


(あちこちで秋を感じる風景に出合うことが出来ました。)

小規模企業税制確立議員連盟に出席、衆議院経済産業委員会で電気事業法改正案可決、伊那谷議員連盟の皆様と防衛省訪問、商工・中小企業団体で繊維関係団体よりヒアリング、本会議に出席

2013年11月1日 金曜日

11月1日は、午前8時から「小規模企業税制確立議員連盟」に出席しました。中小企業庁より、小規模企業に対する政策についての総括的な説明を聞き、質疑応答を行いました。

私からは、「小規模企業基本法」制定に向けた検討内容や、消費税転嫁円滑化法で定められた納入業者の皆様への調査の実態などについて質問しました。特に、減少が激しい個人事業主の皆様をどう支援していくかを考えていくことが大切であると思います。


9時半からは、経済産業委員会に出席しました。本日は、本年の通常国会で廃案になった「電気事業法改正案」の再審議と採決が行われ、可決されました。ようやく電力システム改革の第一歩を踏み出すことができました。


その後、市ヶ谷の防衛省本省に向かい、11時ごろから伊那谷市町村議員連盟の皆様と、西正典事務次官の講演を聞きました。西次官は、父が防衛庁長官を務めた際に、私とともに秘書官を務めて下さった方です。PKO法の成立の過程や、カンボジアでの話など、父との思い出についても語っていただき、大変貴重なお話を聞くことができました。


正午からは、「商工・中小企業関係団体ヒアリング」として、繊維関係団体の皆様から、税制改正要望等についてヒアリングを行いました。私も、団体総局次長の立場で参加させて頂きました。

皆様からは、設備投資減税の手続き簡素化や外税方式を認めている消費税転嫁円滑化法案の恒久化などについて要望を頂きました。これからの政策決定にしっかり生かしてまいります。


午後1時からは本会議が行われ、午前中に経済産業委員会で可決された「電気事業法改正案」も緊急上程され、賛成多数で可決されました。また、「社会保障制度改革プログラム法案」についての趣旨説明と質疑が行われました。様々な改革が一歩一歩前に進んでいるのを感じました。


(「小規模企業税制確立議員連盟」での野田毅会長からのご挨拶です。)


(衆議院経済産業委員会で「電気事業法改正案」の起立採決を行ったところです。)


(講演終了後に防衛省の西正典事務次官に御礼のご挨拶を申し上げました。)


(繊維団体の皆様からのヒアリングの冒頭、団体総局次長としてご挨拶を申し上げました。)