2013年11月 のアーカイブ

中部直轄河川治水懇談会、衆議院経済産業員会に出席、高遠小学校国会見学、伊那西部土地改良区理事長と懇談、佐々木祥二県議から要請、農林部会正副会議に出席、下伊那郡町村議会議長会の皆様と懇談

2013年11月13日 水曜日

11月13日は、午前7時半から都内のホテルで開催された「中部直轄河川治水懇談会」に出席しました。地元からは、白鳥伊那市長、杉本駒ヶ根市長、牧野飯田市長、高坂飯島町長、深津松川町長も出席されました。

私からは、「伊那谷では集中豪雨を何度も経験し、治山事業、砂防事業の効果と重要性を強く認識しています。戸草ダムや各地の事業推進に頑張ってまいります。」と決意のご挨拶を申し上げました。


午前8時50分から衆議院経済産業委員会理事会、午前9時からは経済産業委員会に出席しました。昨日に引き続き産業競争力強化法の質疑が行われ、私は各党の理事の皆様と法案の修正協議を行いました。


午前10時には、伊那市立高遠小学校の皆さんが国会見学に来られました。国会の役割などについてお話をし、全員の皆さんと笑顔で握手を交わしました。


午後1時からは、衆議院経済産業委員会が再開されました。


午後1時半には、伊那西部土地改良区の福澤理事長、南箕輪村の原副村長より、土地改良事業の推進と農業の振興についてのご要請を頂き、農業改革のあるべき姿などについて懇談をさせて頂きました。皆様のご意見や知恵を生かし、地域農業の発展に向けて努力していくことをお誓いしました。


午後2時過ぎには、長野県議会議員の佐々木祥二先生が来訪され、地元でシイタケなどの原木栽培をしている皆様の抱える課題等についてお話を伺いました。支援策について検討することをお約束しました。


午後5時半からは、「農林水産戦略調査会・農林部会正副会議」に出席し、農林部会としての平成26年度税制改正における重点事項について議論を行いました。

私からは、農山漁村計画法制特命委員会で検討している森林環境税の国税化構想を推進すること、複数の軽自動車を保有する農家の立場に立って、部会として軽自動車税などの増税に反対することを提案しました。


午後6時半過ぎには、「下伊那郡町村議会議長会主催懇談会」に出席しました。皆様は、本日昼に開催された「第57回町村議会議長会全国大会」に出席されました。私は残念ながらこの大会には経済産業委員会のために出席できませんでしたが、この懇談会で下伊那郡の先生方にお会いすることができました。

先生方と、14年後のリニア開通に向けて、今こそ上伊那・下伊那が一体となって道路交通網整備などの構想を描き、県もさらに積極的に関わり、皆で伊那谷の発展に頑張ることが大切であるとの認識で一致しました。


(中部直轄河川治水懇談会の様子です。中部各地の市町村長さん、各党の議員が出席しました。)


(高遠小学校の皆さんに、国会の役割などについてお話をしているところです。)


(小学生の皆さん一人一人と笑顔で握手を交わしました。)


(伊那西部土地改良区の福澤理事長(右)、南箕輪村の原副村長からご提言を頂き、懇談をしました。)


(県議会議員佐々木祥二先生から、キノコ栽培農家の皆様の課題について詳しくお話を伺いました。)


(私も、農林水産戦略調査会幹事の立場で税制について意見を述べさせていただきました。)

砂防事業促進議連総会、衆議院経済産業委員会、自動車業界税制要望ヒアリング、経済産業部会正副部会長会議に出席

2013年11月12日 火曜日

11月12日は、午前8時から「砂防事業促進議員連盟 総会」に出席しました。国土交通省より砂防をめぐる動向について説明を受け、大島町を含む土砂災害の発生状況や対応策の現状などについて学びました。

私からは、大島町を含め、全国で土砂法に基づく警戒区域指定がされていない市町村が約3割、ハザードマップ未公表の市町村が半数近くあることの原因について質問しました。

市町村の意向で、警戒区域やハザードマップ上の危険個所に指定されることによる地価の下落などを恐れて公表を控えている場合もあるとのことでしたが、むしろ危険個所をしっかり把握して砂防事業などを行い、安全性を高めることが必要であると思います。


午前8時50分からは、衆議院経済産業委員会理事会、午前9時からは経済産業委員会に出席しました。「産業競争力強化法」に関し、5名の参考人の方々より意見を聴取し、それに基づいて各党の委員が質問を行いました。


正午からは、「予算・税制等に関する政策懇談会」に出席、自動車関係団体の皆様から要望聴取と懇談を行いました。特に、来年4月の消費税率引き上げに対応した負担軽減策の重要性を再確認しました。


午後1時半からは、経済産業委員会に出席しました。午前中に引き続き、政府に対して各党の委員から「産業競争力強化法」について様々な角度から充実した質疑が行われました。


午後4時45分からは、「経済産業部会 正副部会長会議」に出席し、平成26年度税制改正の経済産業部会重点要望案について意見交換を行いました。消費税率引き上げを乗り越え、中小企業や基幹産業の成長を後押しし、経済成長を実現するための重点施策について確認をするとともに、部会として体制を整え、税制改正に臨むことを確認しました。


(「砂防事業促進議員連盟 総会」で挨拶される高木つよし国土交通副大臣です。)


(警戒区域指定やハザードマップ整備が遅れていることを示すデータです。)

松尾小国会見学、独立行政法人改革についてヒアリング、過疎対策特別委員会役員会に出席

2013年11月11日 月曜日

11月11日は、午前10時に飯田市立松尾小学校の皆さんが国会見学に来られました。参議院議員吉田ひろみ先生とともに皆さんをお迎えし、国会の役割や国会議事堂の構造、「夢、努力、友情」の大切さなどについてお話をしました。

吉田先生とともに、国会見学に出発する146名の皆さん全員と笑顔で握手を交わし、お送りしました。


午後12時半からは、「独立行政法人・特別会計委員会 第2ワーキンググループ」のヒアリングに、事務局長の立場で出席しました。

本日は、1.教員研修センター、国立特別支援教育総合研究所、国立青少年教育振興機構、国立女性教育会館と、2.国立病院機構について、内閣官房行政改革推進本部事務局から改革の検討内容を聞くとともに、関係省庁より意見を聴取しました。


午後1時からは、「過疎対策特別委員会 役員会」に出席し、事務局長として司会進行を行いました。

本日は、先般の現地視察で出された要望のとりまとめ、過疎債の適用業務の拡大の検討、平成22年の国勢調査を反映して過疎市町村の拡大を図るための具体的計算方法の検討、税制改正要望、今後の進め方などについて協議が行われました。


午後2時過ぎからは、「独立行政法人・特別会計委員会 第3ワーキンググループ」のヒアリングに出席しました。

本日は、1.水産総合研究センターと水産大学校、2.森林保険特別会計、3.航海訓練所と海技教育機構について、組織や業務主体の見直しなどの議論を行いました。

行政改革は、単なる数合わせや人員・予算の削減を目的とするのではなく、国家・国民のための政策実施機能の強化と効率化の両立を目指すものでなければならないと考えます。私も事務局長の立場できちんと検討していきたいと考えています。


(松尾小学校の皆様に、国会の役割などについて説明しているところです。)


(見学に出発する際に、146人の皆さんと、しっかり握手を交わしました。)


(行政改革推進本部の第2ワーキンググループで事務局長としてご挨拶を申し上げました。)


(過疎対策特別委員会役員会で司会進行を行いました。)


(行政改革推進本部 第3ワーキンググループでも、独立行政法人や特別会計のあり方について議論を行いました。)

秋季河川一斉清掃に参加、羽場大瀬木線松川切石大橋開通式に出席、JAみなみ信州市田柿工房を視察

2013年11月10日 日曜日

11月10日は、伊那市境区の秋季河川一斉清掃に参加しました。午前8時に公民館前に集合し、注意事項を聞いた後に、各組の担当の水路を清掃します。

本日は、春に比べて泥が多く溜まっており、皆でスコップやジョレンで上げる作業を行いました。作業は30分ほどで終了し、皆様と恒例の記念撮影をしました。


その後、背広に着替えて飯田市に向かい、午後10時から飯田市で開催された「羽場大瀬木線 松川切石大橋開通式」に出席しました。あいにくの雨降りの中での式典でした。

神事に続いて行われた開通式典で、私からは、「本日羽場大瀬木線の主要部分である松川切石大橋が開通したことにより、全線開通に大きく近づきました。この道路は、飯田インターから飯田駅を短時間で結ぶ他、将来のリニア中央新幹線駅やスマートインターチェンジへのアクセス道路として重要な役割を果たします。全線開通に向けて、さらに努力してまいります。」とご挨拶をしました。

式典に引き続き、雨の中、「羽場獅子舞」と「切石獅子舞」の披露が行われました。私は、その後に行われたテープカットに参加させて頂きました。

くす玉開披のあと、わたり初めが行われました。獅子舞の皆さんを先頭に、三世代の家族の皆様4組が続き、続いて私たちも歩きました。4車線の道路と広い歩道を持つ立派な橋で、これからの基幹的な道路にふさわしい橋だと感じました。


午後1時過ぎからは、4月18日に竣工した高森町の「JAみなみ信州 市田柿工房」を視察しました。

この施設は、地域の農家から生柿を安定価格で買い入れ、加工・包装までを一貫して行う拠点として建設されました。

本日は、長谷川昇所長にご案内を頂きながら、工場内を視察させて頂きました。視察にあたり、白い防塵服やヘアーキャップ、手袋などを身につけ、エアーシャワーを浴びました。衛生管理の厳しさを感じました。

市田柿は、「荷受け→洗浄→外観センサーで仕分け→皮むき→連作り(柿すだれ)→硫黄くん蒸→機械乾燥→柿もみと柿干し(複数回)→計量→包装→出荷」という何段階もの工程を経て作られます。

他県の干し柿に比べて、柿もみ(金属製のドラムに入れて回転させ、手でもむような力を柿にくわえる工程)や柿干し(乾燥させてブドウ糖の結晶である白い粉が表面につくようにする工程)をする分、手間とコストがかかるとのことでした。

長谷川所長によれば、これまでの相場変動商品から脱皮するため、大手販売先に安定価格で供給し、一方で、農家の皆様からは、生柿を期間ごとにキログラムいくらと提示して買い取り、代金の支払いも速やかに行うという方式を実践していくとのお話でした。

この工房では、ピーク時には約150名の方が働くことになるそうですが、最も大変なのは、繁忙期に人をきちんと確保することだそうです。また、今年の稼働状況を見ながら、さらに工程や設備を見直し、よりよい工房にしていきたいとのお話を伺いました。

高齢化などを理由に市田柿の生産をやめる農家に、生柿の生産と出荷をお願いし、後の加工は工房が引き受けるという「市田柿工房」の方式は、遊休農地の発生を抑える効果もあります。工房の一層の発展を期待したいと思います。


(隣組の皆さんとともに、水路にたまった泥をあげる作業を行いました。)


(作業を終えて、隣組の皆様と恒例の記念撮影。雨に降られないで助かりました。)


(雨の中、テントで行われた「松川切石大橋開通式」で、お祝いのご挨拶を申し上げました。)


(羽場獅子舞保存会の皆様による獅子舞です。子どもさんたちは、獅子頭だけをもって、舞っていました。)


(切石獅子舞保存会の皆様の獅子舞は親子の獅子が舞う珍しい獅子舞でした。)


(私も、テープカットに参加させて頂きました。)


(農家の皆様から受け入れた生柿です。春の凍霜害の影響で、今年の柿の量は例年の4分の3程度の予想とのことでした。)


(柿を吸着させると、自動的に柿を剥く機械です。)


(皮をむいた柿は、このようにすだれ状にして乾燥させます。)


(ある程度乾燥が進んだ干し柿です。かなり色が濃くなっています。)


(一定程度乾燥が進んだ状態で柿をはずしたものです。あんぽ柿などはこの段階で出荷となりますが、市田柿では、この後、柿もみや柿干しの工程を複数回行い、白い粉をふかせます。)


(最後に、工房の入り口で記念撮影。お忙しい中、ご案内を頂き、誠にありがとうございました。)