2012年3月 のアーカイブ

伊那バイパス開通式に出席、飯田市上郷支部総会開催

2012年3月20日 火曜日

本日(3/20)は、「一般国道153号線伊那バイパス(伊那市福島工区)交通安全祈願祭・開通式」に出席しました。

伊那谷の背骨ともいえる国道153号線の渋滞緩和などを目的に箕輪町の松島バイパスから伊那市青島地区までの7.6kmの事業が始まったのが平成9年。これまで部分供用されてきた2.7kmに加え、本日0.7kmが供用開始となり、全体の約45%が開通したことになります。

リニアの開通をこの地域の発展につなげるためにも、今後は、このバイパス全体を早期に完成させるとともに、伊那市から宮田村を通り、駒ヶ根市の伊南バイパスまでを結ぶ「伊駒アルプスロード」の実現を目指していかなければなりません。


(オープニング式典を終え、白鳥孝市長と、将来構想について意見交換をさせて頂きました。)


(右側が供用開始した部分、黄色い線が未着工区間です。経済活性化、防災や救急など、様々な面から、早期の完成が望まれます。)



午後5時からは、飯田市の後援会事務所において「飯田市上郷支部総会」が開催されました。

協議事項として、さらなる組織強化、懇親を深めるイベントの開催、ミニ集会の開催などを行っていくことが了承されました。

来賓として飯田市議会議員の井坪先生から激励を頂いた後、私からは、「日本再出発と伊那谷の活性化について」と題してお話をさせて頂きました。

上郷支部は、事務所の地元ということもあり、飯田市の各支部の中でも最も充実した組織をつくって頂いています。

総会の後の懇親会では、皆様からは、「宮下さんの国政復帰に向けて全力で頑張るぞ。」との力強い激励を頂きました。皆様のご期待に応えられるよう、さらに頑張ってまいります。


(女性を含め、多くの皆様にご参加いただき、とても盛大な総会となりました。)


(懇親会では、皆様から様々なご意見や激励を頂くことができました。ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。)

伊那市中央支部役員会に出席、伊那市境支部主催「語る会」開催

2012年3月18日 日曜日

本日(3/18)は、伊那市後援会中央支部の役員会が開催されました。

しばらく支部長が不在であった中央支部も、高澤勝会長をトップに、各地区ごとの役員の皆様の体制も整い、新たなスタートを切ることが出来ました。

本日は、さらなる役員体制の充実や今後の活動について協議がされた他、私からの情勢報告に対する質疑応答なども行われ、充実した役員会となりました。


(伊那市後援会の中核として、中央区の皆様には益々お力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。)



午後6時半からは、私の住んでいる伊那市境支部の主催による「宮下一郎と語る会」が開催されました。

会長代行の中村荘二さんから開会のご挨拶を頂き、私から趣旨を説明した後、出席者全員の皆様から、ご意見やご質問を頂きました。

「年金は今後どうなるのか。」
「農地の相続や貸し出しの際に課題が多い。」
「補助金・交付金が複雑で、省庁の縦割りの弊害も残っている。」
「長野県産の牛肉も風評被害にあっているが、補償対象にならずに困っている。」
「子どもたちが、フリーターなどにならずに、きちんとした定職につけるかどうか不安。」
「増加する高齢者にかかる費用を子どもたちに負わせるのはかわいそう。」
「安いからと言って外国産の農産物を買えば、日本の農業が衰退する。国産のものを大事にしていきたい。」
「道徳を重視した教育を再構築して欲しい。」

など、様々な観点から、重要なご意見を頂きました。

その後、私から、少子高齢化と社会保障負担、財政再建の必要性と消費税の関係、産業振興・地域振興の重要性、TPPと食糧安全保障についての考え方などについてお話をしました。

参加された皆様からは、「こうした会をこれからも開催して欲しい。」「いろいろなことが分かり、勉強になった。」などの感想を頂きました。

これからも、各地でのミニ集会を計画してまいります。皆様のお声掛け、ご参加をお待ちしております。


(私から御礼のご挨拶を申し上げ、引き続き皆様からのご意見を頂きました。素晴らしいご意見をお聞かせ頂き、心から感謝申し上げます。)


(会の終了後、全員で記念撮影をしました。長時間にわたる会にご参加頂き、ありがとうございました。)

阿南町の国道崩落現場を視察、どんぐり向方学園卒業式、伊那異業種交流会に出席

2012年3月17日 土曜日

本日(3/17)は、髙橋たかとし県議、勝又進阿南町議会議長、中村英文阿南町後援会長とともに、阿南町の国道151号線で6日に土砂崩壊した現場を視察しました。

現場は、のり面が高さ40メートル付近から崩壊して道路を幅10メートル以上にわたって土砂が道路をふさいでおり、視察している最中にも、5~6個の落石があるなど、大変危険な状態が続いています。

この崩落は、冬場に、岩場の亀裂に入った水が凍って亀裂を広げ、温かくなって氷が解けることによって地盤がゆるんで発生したと考えられるとのことでした。

「週明けから、ワイヤーで無人の機械を釣り上げ、のり面上部の立ち木や岩を取り除く作業に入り、5月の連休までにはなんとか片側だけでも通行できるようにしたい。全面復旧には1年前後かかるかも知れない。」とのこと。

う回路である県道も拡幅が必要な個所があり、対応が急がれています。

「ふだんは何気なく通っているが、通行止めになってはじめて道路のありがたさがわかる。」という言葉も聞かれました。まさに伊那谷には「命の道」が多くあります。災害に強い地域づくりのためにも、道路整備の重要性を再認識しました。


(想像していた以上に大規模な崩落でした。3月6日午前11時50分ごろの崩落の30分ほど前に阿南警察署の方がいくつかの落石を確認し、すぐに通行止めにしたため、人や車両の被害は無かったそうです。)


(今後の作業の進め方などについて、現場でお話を伺いました。早期の復旧に向けた対応の必要性を実感した視察でした。)



午後1時半からは、天竜村の「どんぐり向方学園」で開催された卒業証書授与式に出席しました。

今年の、どんぐり向方小学校の卒業生は1名、、どんぐり向方中学校の卒業生は6名、通信制の天龍興譲高等学校の卒業生は9名です。

どんぐり向方学園では、長野県内だけでなく、愛知県、千葉県、静岡県、神奈川県など各地の出身の皆さんが学んでいます。農業体験など、地域の皆様のサポートの下、いろいろな体験学習を通じて「生きる力」を養うことを重視した素晴らしい教育を実践されています。

本日の卒業生の皆様からも、「どんぐり向方学園で学ぶことができて良かった。両親や先生方、地域の皆様に感謝します。」との言葉がありました。

私は、「ここで培ったものを大切に、夢を持ち、努力を忘れず、友情や絆を大切に、ご活躍ください。」とお祝いを述べました。


(毎年の卒業式にお招きを頂き、卒業生の皆様の晴れやかな姿を拝見してとてもうれしく感じています。これからの皆さんの活躍を期待します。)


(中学の卒業生の皆様一人一人から立派な挨拶がありました。この後、在校生の皆さんとともに歌って下さった「旅立ちの日に」はとても感動的でした。)



夜には伊那異業種交流会の3月例会に出席しました。

本日の講師は、毛賀澤明宏さんです。毛賀澤さんは、全国各地での直売所の視察やサポート、各地での農業の6次産業化による特産品づくりの支援などをされています。

本日は、そうしたことを踏まえて、全国の直売所の現状と課題、中越地震復興の実例を踏まえた大震災復興へのヒント、直売所が成功するために必要な条件などについて、大変貴重なお話を頂きました。

特に印象的だったのは、資本力があるところが大規模な直売所をつくり、集客のために安売りをすることによって、周辺の直売所が打撃を受ける例が多くなっている、という指摘でした。安売りで生産者の収入が減るのでは、生産意欲もわきませんし、何のための直売所なのかわかりません。生産者も消費者も、ともに満足できる経営をしてほしいと思います。


(皆で、毛賀澤さんのお話を真剣に伺いました。様々なヒントが得られる素晴らしい講演でした。)


(毛賀澤さんは、中川村や大鹿村などでも特産品づくりの支援をされているとのことです。伊那谷の元気のためにも、益々のご活躍をお願いしたいと思います。)

「もちの会」昼食会、伊那映像祭に出席、伊那市野底支部で「語る会」開催

2012年3月16日 金曜日

本日(3/16)は、箕輪町で開催された「もちの会」昼食会に出席しました。

皆様の近況をお聞きすることができ、とても楽しいひとときでした。また、今年も6月前後に恒例の「五平餅会」を開催していただけるとのことでした。とても楽しみです。


(箕輪町後援会の井沢通治会長にもご出席を頂きました。皆様、お忙しい中、ご参加ありがとうございました。)



午後1時半からは、伊那ビデオクラブ主催「第4回 伊那映像祭」を家内とともに見に行きました。

第1部は「伊那市の歌」です。私も大好きな「伊那市の歌」の歌詞に合わせて撮影された美しい自然や風物を構成した映像と、作詞をされた宮脇至先生のご長男である瑞穂さんへのインタビューが組み合わされた素晴らしいビデオでした。

第2部は「タツヤとミズキのいな歴史ハンター」です。高校生の2人が、地元の歴史の専門家の皆様にお話を伺いながら、古代から近世までの伊那の歴史について学んでいくという設定で、伊那谷の大きな歴史の流れを学ぶことができました。本当に勉強になりました。

第3部は、「伊那ビデオクラブ会員作品集」でした。NHK長野主催のコンテストに27作品の応募があり、11作品が入賞しましたが、そのうち8作品が伊那ビデオクラブの皆様の作品だったそうです。本日は、その8作品を観ることが出来ました。どれも、地域の魅力が再発見できるビデオでした。


(始めに、伊那ビデオクラブの飯島尚美会長からご挨拶がありました。飯島会長にもいつも温かいご支援を頂いています。)


上映終了後に、クラブ会員の皆様、第2部のビデオに出演された先生方とともに、懇談をさせて頂きました。

先生方からは、まだまだビデオの題材になりそうなテーマや文化財が伊那谷には多く存在することなど、楽しいお話を伺うことが出来ました。


(私の左が飯島会長、前列左からビデオに出演された北原紀孝先生、伊藤一夫先生、御子柴泰正先生です。伊那谷の魅力を再発見できたひとときでした。皆様、ありがとうございました。)



夜には、伊那市野底支部主催による「宮下一郎と語る会」が開催されました。

参加者の皆様お一人お一人から、「これからの年金はどうなるのか。」「消費税は必要なのか。」「国会議員定数削減など、歳出削減の取り組みはどうなっているのか。」「仕事の確保のため、国内企業を元気にしてほしい。」「自然エネルギーを増やす取り組みはどうなっているか。」「農業の将来が見えない現状をどうするのか。」など、本質に迫るご質問やご意見を頂きました。

私からは、農業を含めた産業振興、社会保障制度のスリム化を含めた歳出削減、最低限度の国民負担を実現していかなければならないこと、その底力が日本、特に伊那谷にあるということを中心にお話をさせて頂きました。

とても充実した懇談会となり、約2時間半という時間があっという間に感じられました。

出席した皆様からは、「来てよかった。」「様々な問題がつながっていることが良く分かった。」などの言葉を頂きました。これからも、各地域に伺い、皆様のご意見を伺う活動を充実させていきたいと思います。


(始めに、近況報告を兼ねたご挨拶を申し上げました。全員の皆様から、素晴らしいご意見を伺うことができた懇談会でした。)


(会の終了後に、参加者の皆様全員で記念撮影を行いました。お忙しい中、また寒い中、ご参加を頂き、本当にありがとうございました。)