8月22日は、阿南町を訪問しました。勝野一成町長、栗生勝由議長、後援会役員の皆様方にご案内を頂き、多くの皆様にお会いして、様々なお話を伺うことができました。
阿南町では9月5日に最後のワクチン集団接種が予定されており、これにより町民の希望する方ほぼ全員の接種が完了するとのことでした。
ミニ集会では、長野県の南の玄関口である阿南町が農林業やものづくり企業、観光業などの成長を通じてさらに発展する未来に向けて、皆様と共に頑張る決意を申し上げました。
富草食彩館では、地元産野菜の売り場で、スタッフの皆様と記念撮影をしました。
ミニ集会には、多くの皆様がご参加くださいました。私から「危機を乗り越え、日本を元気に」をテーマにお話をさせて頂きました。
社会福祉法人サンあなん 救護施設 阿南富草寮では、スタッフの皆様からお話を伺うとともに、いつも応援を頂いている利用者の方にもお会いすることが出来ました。
素晴らしいお堂とお庭が広がる関昌寺では、ご住職から、地域発展にむけたご示唆を頂くことが出来ました。
佐々木誠さんのハウスでは、見事なキュウリを見せて頂き、お話を伺いました。
キュウリの花も美しいです。
キュウリのハウス栽培はご子息の拓美さん(中央)が中心になって取り組まれ、お父様はキュウリの出荷や水稲栽培などを主に担当されているとのこと。中山間地でも、施設園芸農業であれば安定した経営が可能、との心強いお話も伺うことが出来ました。
昨年の豪雨で崩落した道路の整備も着実に行われていました。
社会福祉法人ひだまりの郷あなん 阿南学園でのスタッフの皆様との記念写真です。阿南学園では、移転改築された建物への移転が予定されています。これまでの施設を通所支援サービスの拠点として活用していく構想についてのお話も伺いました。
長野県立阿南病院では、病院長の田中雅人先生と本部事務局の吉沢久さんからお話を伺いました。私からは、地域医療を支えてくださっている皆様方に敬意と感謝を申し上げるとともに、医師偏在問題の解決などにも、しっかり取り組んでいくことをお伝えしました。
2021年8月 のアーカイブ
阿南町を訪問し、多くの皆様にお会いしました
2021年8月22日 日曜日大鹿村でミニ集会開催、豪雨による土砂災害の被災地を視察
2021年8月21日 土曜日
8月21日は、午前10時から大鹿村後援会主催のミニ集会が開催されました。
昨日、長野県新型コロナウイルス感染症・感染警戒レベルが県内全域でレベル5に引き上げられたことを踏まえ、集会は少人数で感染防止に配慮しつつ行われました。
私からは、感染症による医療や経済の危機、集中豪雨による土砂被害の発生などの自然災害の増加、少子高齢化や地球環境問題などの様々な危機への対応についてご説明するとともに、コロナ収束後に向けて、伊那谷から日本を元気にする構想についてお話をしました。
皆様からは、今後の感染症対策のあり方、豪雨災害への対応、小規模事業者への支援の必要性などについて、ご意見やご質問を頂き、私の考えをお伝えしました。
お陰様で充実した会となりました。熱心にご参加くださった皆様に、心から感謝を申し上げました。
その後、ミニ集会の会場前で、大鹿村の熊谷英俊村長から、大雨の影響で大西山の一部が崩落した状況や、村内の林道が被害を受けた状況などについて、説明を伺いました。幸い、大西山の崩壊は限定的で、土砂も斜面下部に設けられたポケットに収まったとのことでした。
次に、後援会の支部長をお務め頂いている柳島貞康前村長のご自宅周辺で発生した土砂災害の様子を視察しました。
土砂が発生した山の上部も視察しましたが、斜面が大きくえぐれ、立木をなぎ倒しながら、土砂が流れ下った様子がわかりました。幸い、柳島さんのご自宅には被害がなかったものの、栽培していたブルーベーリー畑にも大量の泥が流れ込んでいました。
これまでにこの場所でこのような大規模な土砂災害は発生したことがなかったとのことで、8月13日から18日にかけて続いた豪雨がこれまでにない量であったことがうかがわれます。今後、村、県、国で連携しながら、しっかり対応してまいります。
大鹿村後援会主催のミニ集会で私からお話をしているところです。
会の終了後にご参加くださった皆様と記念撮影をしました。
会場前の駐車場からは、大西山の様子がよく見えました。上部の赤く見える部分が、今回の崩落した部分です。
柳島貞康前村長から、土砂災害の様子について説明を伺っているところです。
右手上方から大量の土砂が流れてきているのがわかります。土砂は左側の農地にも入り込んでいます。
ブルーベリーの木も泥に埋まってしまっていました。
土砂崩落がおこった山の上部の様子です。多くの木をなぎ倒し、巻き込みながら大量の土砂が斜面を流れ下った様子がよくわかりました。
被災地の視察を終え、お昼には、道の駅「歌舞伎の里大鹿」で名物の「小渋ダムカレー」を頂きました。鹿肉の入ったカレーが、ダムの放流口からごはん側に出てくる構造になっています。
午前中に伊那市内の企業を訪問、午後には集中豪雨で被災した辰野町と箕輪町を訪問
2021年8月20日 金曜日
8月20日は、午前中に伊那市内の企業の皆様を訪問しました。
株式会社仙醸では、黒河内靖会長と黒河内貴社長にお会いして、新型コロナ感染症の影響や、あらたな顧客ニーズに応えた新商品開発や輸出への取り組みなどについてのお話を伺うことが出来ました。
伊那食品工業株式会社では、塚越寛最高顧問と塚越英弘社長にお会いして、最高顧問が渋沢栄一賞を受賞されたお話や、地元の酒蔵である「今錦」再生の取り組み、ぱぱな農園での農産物生産と加工の取り組みなど、様々なお話を伺いました。
また、4月の聖火リレーの走者として妻籠宿を走った、社長秘書の中村優里さんにお会いしてお話を伺い、トーチも持たせて頂くことができました。
午後には、8月14日からの豪雨により、8月15日の未明に土砂災害の被害に合わせた辰野町小野地区、箕輪町下古田地区と富田地区を訪問しました。
急激な増水で地域の河川があふれ、多くの家屋が床上や床下浸水の被害にあわれ、本日もボランティアの皆さんが泥出しなどの作業にあたっておられました。
人的被害はなかったものの、再度の被災を防ぐためにも、早急な対策が必要であることを強く感じました。
町、県と連携して、復旧と安全の確保に向けて努力してまいります。
右から、株式会社仙醸の黒河内靖会長、私、黒河内貴社長です。私の持っているお酒は、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」で金賞を受賞したお酒です。
ショールームには、かわいいパッケージのあまざけや、消毒用アルコールなどの商品も並んでいました。
左から、伊那食品工業株式会社の塚越寛最高顧問、私、塚越英弘社長です。持っているのは、「ぱぱな農園」でとれたトウモロコシです。糖度が20度以上あるそうです。
聖火リレーの走者として妻籠宿を走った、社長秘書の中村優里さんにトーチを持たせて頂きました。
伊那食品工業では、寒天成分を抽出したあとの海藻残さを再利用した有機肥料をつくり、おいしい米作りにも取り組んでおられます。
辰野町小野の大沢川の氾濫地点を武居保男町長(左)、山田勝己副町長とともに視察しました。私たちの後ろにある大量の土砂が川を埋めつくし、周囲に泥を含んだ大量の水が流れ出し、多くの家が浸水被害を受けました。
周辺の農地も、厚い泥に覆われていました。
長年ご支援を頂いている白鳥さんのお宅でも、離れや蔵が床上浸水の被害にあわれ、多くのボランティアの皆さんが泥出し作業にあたられていました。
臨時の災害廃棄物置き場には、多くの家財道具が積み上げられていました。
箕輪町の白鳥政徳町長、長野県議会議員の清水正康先生をはじめとする皆様と、箕輪町下古田で被害を受けた河川を視察しました。
増水した水が擁壁の後ろに回り込み、擁壁が大きくはがれたような状態になっていました。
下流では、擁壁のない部分が大きく削られてしまっていました。
箕輪町富田地域の地域の水路が氾濫した箇所です。濁流が舗装道路の下と上を流れ、舗装面が凸凹になってしまっています。
氾濫を起こした周辺を視察しているところです。上流から流れた石などで水路がふさがれて、大量の泥水が周辺にあふれたとのことでした。