2021年3月22日 のアーカイブ

森林を活かす都市の木造化推進議員連盟のメンバーで仙台に完成した純木造7階建てビルを見学しました

2021年3月22日 月曜日

3月22日は、「森を活かす都市の木造化推進議員連盟」のメンバーで、仙台駅東口近くに完成した純木造7階建てのビルを見学しました。

私は、午前中に東京駅から新幹線で仙台に向かい、メンバー全員は午後1時前に仙台駅に集合し、完成したビルに向かいました。

本日参加したのは、農林・食糧戦略調査会の塩谷立会長、森林を活かす都市の木造化推進議員連盟の吉野正義会長、議連幹事長・林政対策委員長の金子恭之先生、議連幹事の八木哲也先生、地元選出の伊藤信太郎先生と土井亨先生、農林部会長の私です。

さらに、農林水産省、国土交通省、全国木材組合連合会、全国森林組合連合会の皆さんもご参加されました。

玄関で記念撮影をした後、6階に移動し、ビルを建設された株式会社シェルターの木村一義会長と安達広幸常務からお話を伺い、質疑を行いました。

このビルの特徴は、一般的な無垢材を9本束ねてパイプやボルトで結合し3重の石膏ボードと化粧板で囲んだ「COOL WOOD」を構造材に用いることにより、耐震・耐火構造を実現している点にあります。

鉄骨やコンクリートなどを構造部材として使用していないため、建物全体が比較的軽く、硬い岩盤の上に建設できたこともあり、基礎杭を打つことなく強度が維持でき、コストも節約できたそうです。また、先般の東北での地震でも全く損傷がなかったそうです。

「COOL WOOD」の製法特許は株式会社シェルターが持っているものの、木造ビルの普及のため、無料で公開しているそうです。

今国会では、民間建築物を含めた木材利用の促進のための議員立法の成立を目指しています。法律の成立と、すぐれた木造技術の普及により、全国の都市において木材によるビル建設がすすみ、木材需要が拡大すること、それにより間伐と植林が着実に実施され、グリーン社会の構築が進むことを願っています。


仙台駅東口近くに立つ純木造7階建ての「高惣木工ビル」の外観です。


本日参加したメンバーでビルの玄関で記念撮影をしました。右から八木哲也先生、吉野正芳先生、塩谷立先生、私、伊藤信太郎先生、土井亨先生、金子泰之先生です。


吉野正芳先生、塩谷立先生に引き続き、私も農林部会長としてご挨拶を申し上げました。


株式会社シェルターの木村一義会長から概要説明を頂きました。


株式会社シェルターの安達広幸常務から、詳しい説明を頂いているところです。


「COOL WOOD」」の断面です。9本の無垢材が束ねられ、周りを耐火用の石膏ボードと表面の化粧板が囲んでいます。


COOL WOODの内部の結合の様子を示したサンプルです。無垢材をパイプが貫き、その中に太い金属棒が通され、両側から締め付ける構造です。


説明会を終えて、あらためて先生方と記念撮影をしました。

修学旅行の疑似体験DVD等を頂きました

2021年3月22日 月曜日

3月22日午前9時すぎに、議員会館に飯田市の旅行代理店 株式会社ツーリストJの水野篤代表取締役がお見えになり、2月16日に国会で撮影した映像も含めて編集したDVDなどをお届けくださいました。

このDVDは、新型コロナウイルス感染症対策で修学旅行が中止になった飯田下伊那の13校の小学生の皆さん約550名に、修学旅行を疑似体験してもらおうとの思いから制作され、東京に向かう車窓の風景や、国会議事堂の様子、東京タワーからの景色、浅草の仲見世や雷おこしの手作り体験の様子などが収められているそうです。

DVDとともに、ガイドブックや雷おこし、東京タワーキャラメルなども入った袋が子どもたちに届けられ、大変喜ばれたそうです。また、多くの親御さんからもお礼の言葉が寄せられたとのこと。

子どもたちの気持ちに寄り添い素晴らしい企画をされた水野社長と撮影編集にあたられた堀本写真館さんに心から敬意を表します。


株式会社ツーリストJの水野社長からDVDを頂きました。


子どもたちに贈られた「東京からのメッセージ」のセットです。


DVDの裏面には、水野社長の心のこもったメッセージが添えられていました。

伊那市の移動診察車がNHKで紹介されました

2021年3月22日 月曜日

3月22日、朝のNHK総合放送で、伊那市の移動診察車の取り組みが紹介されました。

移動診察車には看護師さんが乗り、診察先を訪問し、診察を受ける方は車の中で、看護師さんのサポートの下、通信でつながった医師と話をしながら、診察をうけることができます。聴診器の音を遠隔で聞き、診療に役立てることができるのもいいですね。

中山間地にお住いの高齢者の皆様に安心を提供できる素晴らしい取り組みだと思います。


移動診療車の外観です。車いすの方は、リフトで車の後方から乗ることもできます。


遠隔診療をされている田中病院の武内聖先生がコメントをされていました。


昨年6月からすでにのべ90名余の方が利用されているとのこと


服薬指導についても、オンライン化が進むと便利ですね。


伊那市の白鳥孝市長は、この移動診察車をはじめ、新技術の活用による地域活性化に積極的に取り組んでおられます。