宮下一郎ブログ

６月２１日の伊那谷の新聞各紙の朝刊に、「自由民主　宮下一郎支部長特集号」を折り込ませていただき、皆様にお届けを致しました。

特に、今回の参議院選挙の主要な論点についてＱ＆Ａの形式でまとめた部分を抜粋してご紹介します。

是非、多くの皆様のご理解を頂きたいと思います。

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「平和安全法制について」

Ｑ　平和安全法制は「戦争法案」だとの批判がありますが本当ですか？

Ａ　昨年成立した平和安全法制は、ミサイル発射や領海侵犯など、日本を取り巻く国際情勢が厳しさを増す中、戦争抑止力を高め、万一の危機の場合にも日本国民の命と暮らしを守るためのものであり、決して戦争をするための法律ではありません。欧米やアジア各国などから多くの賛同や支持の声が寄せられています。

「集団的自衛権」についても、ミサイル防衛のために日本を守っている米国艦艇を攻撃から防護したり、紛争地から避難する日本人が乗る他国の船を防護するなど、「自国防衛型」に限定しており、多国籍軍による武力行使や米国の戦争に参加をすることはありません。

最高裁も「自国の存立に必要な自衛措置をとりうることは国家固有の権能の行使として当然」としており、平和安全法制は合憲です。一方、「徴兵制導入」は、苦役の禁止を定めた憲法１８条に違反しており、ありえません。



「憲法改正について」

Ｑ　憲法改正についての考え方を教えてください。

Ａ　諸外国では、社会の変化に対応して複数回の憲法改正が行われてきましたが、わが国では一度も改正されてきませんでした。「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」の三つの基本原理を堅持することは当然ですが、その上で、国民的な合意形成を踏まえて必要な改正を行うことが重要であると考えます。

例えば、ほとんどの国の憲法に定められている大規模災害などに対応した緊急事態条項が日本国憲法にはありません。衆議院解散後の大震災発生時に前衆議院議員が職務執行を行うことは憲法に規定しなければできません。

また、国会議員の定数についての明確な規定がないため、人口比例で定数是正を行った結果、今回の参議院選挙から鳥取と島根、徳島と高知で合区となり、各県それぞれから参議院議員を選出することができなくなっていますが、もし、こうした事態を解消するとすれば、憲法改正が必要です。

なお、国会で改正の発議がなされたとしても、国民投票による賛成がなければ憲法改正はできません。衆議院・参議院の憲法審査会における議論を進め、各党との連携を図り、国民の合意形成を通じて憲法改正を目指すことが必要だと考えます。



「野党連合について」

Ｑ　「野党連合」や「野党統一候補」をどう考えますか？

Ａ　「野党統一候補」は、理念も政策も異なる政党が、きちんとした政策合意のないまま、選挙を有利に進めるためだけに一人の候補を支援する「野合」であり、有権者に対して不誠実なものだと考えます。

野党で一致している政策は、非現実的な「安保法案反対・廃止」の一点のみであり、廃止後にどのように日本を守るのかについての政策合意がありません。民進党は自衛隊による防衛力強化や日米同盟の進化を主張しているのに対し、共産党は自衛隊の廃止や日米安保の破棄を主張しています。これでは、無責任ではないでしょうか。



「ＴＰＰについて」

Ｑ　環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）が日本の農業に与える影響について教えてください。

Ａ　自民党は、万一の食糧危機の場合に、日本国内の農地で食料を供給する「食料自給力」を重視しており、ＴＰＰ交渉に際しても、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの土地利用型農業を守るための関税措置の維持などを求めてきました。

ＴＰＰ大筋合意では、他国がほぼ１００％の関税撤廃に合意したのに対し、日本は農産物に関して自由化を８２％にとどめ、重要品目に関する関税措置を残しました。貿易ルールの変更に伴う影響については、国内でのしっかりした農業支援策をとることにより、中山間地を含めた農業を守り、強化していきます。

例えば、コメについては、新たな輸入枠で入ってきた量に相当する国産米を政府が備蓄米として買い入れ、主食用米の需要・価格への影響を遮断します。牛・豚肉については、コスト割れリスクを支えるマルキン制度を拡充・法制化するとともに、畜産クラスター事業を拡充します。

なお、野菜や果樹についてはＴＰＰによる大きな影響はないと考えられますが、産地パワーアップ事業の創設により、収入アップにつながる取り組みをしっかり支援してまいります。


(画像をクリックすると、裏面も含め、ＰＤＦ形式でご覧いただけます。)

６月２０日は、２２日の参議院選挙の公示に向けて、様々な打ち合わせや会議が行われました。

夕方には、伊那市において街頭演説を行い、地方創生や経済活性化、平和安全法制による平和の確保、ＴＰＰへの対応、憲法改正についての考え方など、様々な論点についてお話をしました。

参議院選挙勝利に向けて、多くの皆様にご理解を頂けるよう、さらに頑張ってまいります。


(伊那市での街頭演説の様子です。多くの皆様が運転席から手を振るなど、応援をしてくださいました。)

６月１９日は、午前中に靖国神社において、参拝にお見えになった駒ケ根市遺族会と箕輪町遺族会の皆様をお迎えしました。

それぞれの遺族会の皆様と記念撮影をした後、参集殿でご挨拶を申し上げました。

特別弔慰金の増額継続など、ご遺族の皆様に対する処遇改善などに取り組んできましたが、遺骨収集や慰霊事業などにも、引き続き国としてしっかり取り組んでいくことをお誓いしました。


正午からは、東京長谷人会総会に出席しました。本年は、東京長谷人会５５周年、伊那市合併１０周年を記念する総会であり、地元からも大勢の皆様が参加されて盛大に開催されました。

私からは、長谷を含めた伊那市や伊那谷の地方創生にさらに努力していくことをお話しするとともに、東京長谷人会の皆様にも一層のご活躍とお力添えをお願いしてお祝いのご挨拶を申し上げました。


挨拶の後、会を中座して地元にもどり、午後４時過ぎからは、「上伊那薬剤師会定期総会懇親会」に出席しました。

私からは、健康長寿で医療費の少ない長野県を支えて頂いていることに感謝を申し上げるとともに、地域包括ケアシステムや医療分野のＩＣＴ活用など、大きく転換する医療・福祉の分野で、先生方の一層のご活躍とご指導をお願いし、ご挨拶を申し上げました。


午後４時半からは、伊那本部事務所で「上伊那選対女性部役員会」が行われた他、参議院選挙に向けた様々な会議や打ち合わせが行われました。

いよいよ参議院選挙の公示が迫ってきました。皆様とともに、全力で取り組んでまいります。


(駒ケ根市遺族会の皆様との記念写真です。)


(箕輪町遺族会の皆様との記念写真です。)


(東京長谷人会の開会前に、地元から出席された来賓の皆様と記念撮影しました。)


(東京長谷人会の笹島千代子会長とのツーショットです。)


(私からは、故郷の発展とご列席の皆様のご活躍を祈念してお祝いのご挨拶を申し上げました。)


(上伊那薬剤師会総会後の懇親会でお祝いのご挨拶をさせて頂きました。)


(上伊那選対女性部役員会でご挨拶を申し上げているところです。)

６月１８日は、午前１０時半から飯伊事務所で開催された「飯伊議連連盟臨時総会」に出席しました。

若林けんた先生からも力強い決意表明があり、全員で「勝つぞコール」を行いました。


昼前には、「三遠南信自動車道早期全線開通のために－　足立としゆきさんと語る会」に若林けんた先生とともに出席しました。

私から両候補に対する応援演説を行い、若林けんた先生と足立としゆき候補から、当地域の未来につながる素晴らしいご挨拶を頂きました。

キャッチフレーズは「落下傘よりけんたさん」と「足で立つ　足立としゆき　役に立つ」です。皆様、よろしくお願いいたします。


午後２時からは、「天竜川シンポジウム　平成１８年７月豪雨から１０年」に出席しました。

基調講演として、箕輪町のご出身で前国土地理院長である日本建設業連合会の小池剛常務より「進化する災害への備え」と題したご講演を頂きました。

私は、講演の途中で中座させて頂き、駒ヶ根市に向かいました。


午後３時からは、駒ヶ根市において開催された「若林けんた先生　足立としゆき氏　両氏の支援集会」に出席しました。

私から、ご参集の皆様にご支援のお願いのご挨拶を申し上げるとともに、両候補からも力強い決意表明がありました。

最後に、会場全員の皆様でガンバローコールを行い、結束を誓いあいました。


午後５時過ぎには、再び「天竜川シンポジウム」の会場に戻り、「大規模災害に学び次世代に伝えること」と題したパネルディスカッションの後半を聞きました。

午後５時４５分からは、講師やパネリストの皆様との意見交換会に出席しました。１０年前に国土交通省天竜川上流工事事務所長であった三上さんをはじめとする多くの皆様と、親しく懇談をさせて頂くことができました。

水害に対するリスクを正しく理解して避難などの対応をするとともに、国、地方自治体、建設会社、住民などがしっかり連携していくことが大切であることを再認識した会でした。


(飯伊議連連盟臨時総会で、先生方に一層のご支援をお願いしました。)


(若林けんた先生からのご挨拶の様子です。)


(全員で力強く勝つぞコールを行いました。)


(足立としゆきさんと語る会での足立候補からのご挨拶の様子です。)


(天竜川シンポジウムで小池剛先生から基調講演を頂いているところです。)


(駒ヶ根市に向かう途中に出合った風景です。ソバの花の白とイネの緑、山や空の青がとてもきれいでした。)


(若林けんた先生　足立としゆき氏　両氏の支援集会で、私からも両氏に対する力強いご支援をお願いしました。)


(若林けんた先生からは力強い決意のご挨拶がありました。)


(会場いっぱいの皆様と全員で行ったガンバローコールの様子です。)


(天竜川シンポジウム意見交換会で、冒頭にお祝いのご挨拶を申し上げました。)