2015年7月26日 のアーカイブ

伊那市にて「いなまち朝マルシェ」のイベントに参加後、軽井沢に向かい清和政策研究会の研修会に出席しました。

2015年7月26日 日曜日

7月26日は、午前8時半過ぎから、家内とともに、伊那市のセントラルパークで開催された「いなまち朝マルシェ」に出かけました。

商店街では、可愛いバラの花たちが迎えてくれました。

この「朝マルシェ」は、6月から10月まで、毎月最終日曜日に開催されています。伊那市内のお店や、農家の皆さんが出店し、多くの人が訪れ、賑わっています。

出店するお店の経営者や、農家の皆さんに、他県の出身の方が多いことも特徴的です。伊那の良さを理解した上で、さらに、伊那を元気にしようという意欲を感じます。

今日は、「酒とかふぇ はしば」さんの冷やしおでんと、「食堂バル Haruhi」さんのグリーンカレーを頂きました。

丁度、フラダンスの披露もあり、リゾート気分で、素敵な朝のひと時を過ごすことが出来ました。

午後に伊那を出発し、清和政策研究会の研修会に出席するため、軽井沢に向かいました。

午後3時半から行われた研修会では、はじめに細田博之会長から、「結束して安倍政権をしっかり支えていこう」と力強いご挨拶がありました。
本日は、BT(ブリティッシュテレコム)ジャパン株式会社の代表取締役社長で、今年6月に経団連の審議員会副議長に史上初の女性として就任された吉田春乃 さんを講師にお迎えし、「ダイバーシティが英国の社会、経済にもたらしたイノベーションと成功」と題したお話を伺いました。

吉田社長は、結婚、出産、カナダ移住、その後、シングルマザーとしてアメリカ、日本でも仕事をされました。この間、モトローラ、NTTコミュニケーション、ベライゾン、BTジャパンの各社で活躍されてきました。

この中で、テレワークを実践されたり、周囲の雑音をキャンセルする新たな音声会議システムを開発したり、ご自身の経験を生かしたビジネスを展開されました。

「ICT(情報コミュニケーション技術)の分野でも独占は好ましくない。チャレンジャーの存在が重要。」

「それぞれの国が対策をとるのではなく、世界的なセキュリティーインフラを構築することが必要になっている。」

「ロンドンオリンピックでは、BT社が中心となってサイバー攻撃を押さえ込んだ。東京オリンピックに向けて、日本もそのノウハウを学ぶべき。」

など、示唆に富むお話を伺うことができました。

質問の時間には、私から、日本の会社の生産性が低い大きな要因の一つとしてICT活用の遅れが指摘されていることを踏まえて、アドバイスを求めたところ、 吉田社長からは、「日本はまだまだ対面でのビジネスを重視することが多いが、社員やスタッフがどこにいても情報の共有や意思決定が出来るようにしなければ 生産性は上がらない。仕事の標準化や、ICTの活用が重要。」との回答を頂きました。

これを受けて、私からは、経団連の各社において、もっとICT投資が行われ、仕事の改革が進むように、吉田社長の一層のご活躍をお願いしました。

吉田社長は、午後6時から開催された夕食懇談会にも出席してくださいました。輝く女性のモデルとしても、日本の経済界に新しい風を吹き込んで頂くことを期待しています。


(会場近くで、バラの手入れをされている大十呉服店の池上社長にお会いすることが出来ました。)


(商店街では、可愛いバラの花に出会うことが出来ました。)


(多くのテントが立ち並ぶ会場風景です。)


(「酒とかふぇ はしば」で、オーナーの八木さんと記念撮影。)


(グリーンカレーを手に、「食堂バル Haruhi」の樋代さんと記念撮影。)


(今日の朝食の冷やしおでんとグリーンカレーです。どちらも最高に美味しかったです。)


( 素敵なフラダンスも楽しむことが出来ました。)


(いなまち朝マルシェのビラのおもて面です。)


(ビラの裏面には、出店される農家の皆さんの紹介が載っていました。)


(研修会での細田博之会長からご挨拶です。)


(吉田社長からは、ビデオやグラフなどを活用し、内容の濃いお話を頂きました。)


(グローバルに活躍されてきた吉田社長の「ブルドーザー人生」の図です。)


(御講演の後、はじめに、私から質問をさせて頂きました。)


(吉田社長は、具体的な事例を踏まえて、わかりやすく回答して下さいました。)


(夕食懇談会で、細田会長、吉田社長を囲んで記念撮影をさせていただきました。)