2014年3月 のアーカイブ

リニア財務問題会議、農林役員会、行政改革推進本部役員会、衆議院科学技術イノベーション特別委員会、衆議院本会議、農林水産貿易対策委員会に出席、国交省道路局の皆様と懇談

2014年3月27日 木曜日

3月27日は、午前8時から、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会 財務問題ワーキンググループ会議」に、ワーキンググループ座長として出席しました。

本日は、名古屋~大阪間の建設費用を確保する様々な方策について比較検討を行い、それぞれの課題、今後の方向性等について議論を行いました。様々な論点が明確になった有意義な会議でした。


午前9時過ぎからは、「農林役員会」に出席しました。本日の議事は、「新たな食糧・農業・農村基本計画について」と「農業白書・林業白書(骨子案)」についてです。

農水省より概要の説明を受け、意見交換を行いました。私からは、特に林業白書における、林業の歴史的変遷についてと、木質バイオマスについての記述について要望を申し上げました。


午前10時からは、「行政改革推進本部 役員会」に出席しました。

本日は、「独立行政法人制度改革関連法案の条文」と「特定国立研究開発法人に係る研究開発の促進に関する特別措置法の骨子」について説明を受け、議論を行いました。


午前11時からは、「衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会」の理事会、午前11時10分からは、委員会に出席しました。

本日は、山本一太大臣からの大臣所信の表明、後藤田内閣府副大臣による「平成26年度科学技術関係予算概要説明」、亀岡内閣府大臣政務官からの就任挨拶をお聞きしました。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。

本日の議事は、「水循環基本法」「雨水利用推進法」「貿易保険法」「内閣府設置法」「森林国営保険法」「教科書無償措置法」「次世代育成支援推進法」「短時間労働者雇用管理改善法」「NHK予算」の採決と、内閣提出の「脳裏業経営安定交付金法」「農業多面的機能促進法」、野党提出の「農業者個別所得補償法等4件」の趣旨説明質疑が行われました。


午後4時からは、「農林水産貿易対策委員会」に出席しました。

本日は「日豪EPAの状況」について、初めに農林水産省より説明を受け、質疑応答を行いました。私も含め、多くの出席者からは、平成18年の日豪EPA開始時に自民党及び衆参農林水産委員会で行った決議を守りるべきであり、報道にあるような牛肉の関税で譲歩することはあってはならない、との意見が多く出されました。


午後5時過ぎには、議員会館で国土交通省道路局の石川企画課長、奥村康博ITS推進室長、環境安全課の芝山智和補佐と懇談をしました。

この春の人事異動で、奥村室長は、長野県の建設部長に、芝山補佐は飯田国道事務所長に就任されます。三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の開通に向けて、広域的な道路整備を強力に進める必要があることをお伝えし、その推進について協力をお願いしました。


(「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会 財務問題ワーキンググループ会議」での審議の様子です。)


(「農林役員会」での中谷元農林水産戦略調査会長からのご挨拶です。)


(「農林水産貿易対策委員会」での森山裕委員長からのご挨拶です。)


(左から、奥村康博さん、私、芝山智和さん、石川雄一道路局企画課長です。皆様には、今後益々お世話になります。)

中小企業政策調査会、衆議院経済産業委員会、日本経済再生本部、国家戦略本部に出席

2014年3月26日 水曜日

3月26日は、午前8時から「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。

本日は、講師に東京大学新領域創成科学研究科の戸堂康之教授を講師にお迎えし、「臥竜中小企業の海外展開 その障害と必要な政策」と題した講演を頂きました。

地域内のつながりと、海外のつながりをもつ企業がイノベーションを生み出すこと、企業が国際化すると、生産性が向上し、国内雇用は減らず、高度人材に対する需要が高まること、国際化・産学連携・M&Aに対する支援が経済成長を実現するために重要であることなどがよく理解できました。


午前8時50分からは、衆議院経済産業委員会理事会、午前9時からは、経済産業委員会が開催されました。

本日の議事は、貿易保険法の一部を改正する法律案です。私は、附帯決議を担当する理事として、附帯決議について党内幹部の了承を受ける作業を行いました。

各党の質疑の後、正午過ぎに採決が行われ、法律案、附帯決議がともに賛成多数で可決されました。


午後1時からは、「外国人労働者等特別委員会及び日本経済再生本部 合同会議」に出席しました。

本日は、私もメンバーとして参加した「日本経済再生本部 労働力強化・生産性グループ」で行った14回のヒアリングやこれまでの議論をふまえた「労働力強化に関する中間とりまとめ(案)」について、塩崎本部長代行から内容の説明を頂き、質疑を行いました。

この中間とりまとめでは、日本の生産年齢人口が今後減少の一途をたどることを踏まえ、外国人技能実習制度を見直し、期限延長や受入人数枠の拡大、ガバナンスの強化、生活者としての受け入れ態勢の整備、新たな就労制度の検討などを提言しています。

女性や高齢者の労働力の活用、生産性の向上に加えて、高い技能と知識を有した外国人材を積極的に活用する際の一つの指針となるものだと思います。


午後3時半からは、「国家戦略本部 「2030年の日本」検討・対策プロジェクト 第14回勉強会」に出席しました。

本日は、日経BP未来研究所アドバイザーの川口盛之助先生を講師にお迎えし、「2030年、産業界はこうなる。 日本企業は何で食っていくのか」と題した講演をお聞きしました。

川口先生からは、約1時間にわたり、日本の最も大きな課題が雇用の創出と外貨の獲得であること、そのための方策として、第一に、これまでのものづくりに加えて、消費者に届ける部分で付加価値をつけ、ヤクルトレディのようなグローバル展開を図ることと、観光の振興を図ること、第二に、楽天市場のようにオープンなプラットホームでマイクロ起業を多く生み出すことが必要であることについて、明快なお話を頂きました。

私からは、企業が人を育てる余裕を失っている現状をどう改革するか、世界遺産と無形文化遺産数で世界第5位の日本が、インバウンド観光客数では世界30位にとどまっている現状を打開するために何が必要か、質問をしました。

川口先生からは、日本の大学院に在籍する社会人の比率が諸外国にくらべ圧倒的に低い現状を改め、大学院が人材を育成する機能を強化すべきであること、インバウンド観光の障害になっているもっとも大きな要因は言葉の壁だが、ウェブページの多言語翻訳が実現すると大きな効果を生み出すことが期待できることなどについて回答を頂きました。

様々な分野での日本の成長の可能性を感じることができたすばらしい講演でした。


(「中小企業・小規模事業者政策調査会」で講演された戸堂康之教授です。)


(経済産業委員会の議事日程と、附帯決議の案文です。)


(「外国人労働者等特別委員会及び日本経済再生本部 合同会議」での塩崎本部長代理からのご挨拶です。)


(本日、午前中に参議院本会議で過疎法改正案が成立したことを受けて、議員会館をお訪ね下さった全国過疎地域自立促進連盟の役員の皆様から感謝の言葉を頂きました。)


(「国家戦略本部 「2030年の日本」検討・対策プロジェクト」での川口盛之助先生の講演の様子です。)

司法制度調査会、国土交通部会、過疎法改正案の提出者として参議院総務委員会で答弁、衆議院本会議開催

2014年3月25日 火曜日

3月25日は、午前8時から「司法制度調査会 民事・国際戦略小委員会」に出席しました。

本日の議題は、
1.日本企業が海外で直面する海外の法制度・法的紛争等の調査・分析・対応及び支援策について
2.日本企業の海外進出のための法的な情報基盤の整備について
3.日本の法制度に関する情報発信及びわが国法制の国際標準化について
4.国際展開戦略を担う法曹人材の育成について
でした。

法制度面からも、国としての方針を定め、日本企業の海外活動をしっかりした体制で支援していくことが必要であることを感じた会議でした。


午前9時からは、「国土交通部会」に出席しました。

本日の議事は、新たな「国土のグランドデザイン」(骨子)案についての議論でした。

私からは、「リニア中央新幹線により首都圏・中部圏・近畿圏を一体化、世界最大のスーパー・メガリージョンの形成、という記述があるが、その実現が2045年では遅すぎる。国策として早期の大阪までの開業を打ち出すべき。」との意見を申し上げました。


午前10時半からは、参議院総務委員会で審議される「過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律案」(過疎法改正案)について、過疎対策特別委員会会長の森山裕先生とともに、答弁の打合せ会に出席しました。


午前11時20分から、参議院総務委員会に出席、衆議院総務委員長提案の議員立法の提案者(総務委員長代理)として、森山裕先生とともに答弁に立ちました。

約50分の審議を終えて採決が行われ、全会一致で可決されました。
(審議の様子は、参議院インターネット審議中継のページでご覧いただけます。)


午後1時からは、衆議院本会議が開催されました。

本日の議事は、財務金融委員会の「関税定率法」と「国際開発協会法」の採決と、「健康医療戦略推進法」「独法日本医療研究開発機構法」の趣旨説明質疑でした。


その後、議員会館の部屋で、あす以降に行われる会議の事前打ち合わせ等を行うとともに、明日の衆議院経済産業委員会での採決予定法案の附帯決議の案文について、各党の皆様や経済産業省との打合せなどを行いました。

本日も全力投球、充実した一日でした。


(「司法制度調査会 民事・国際戦略小委員会」での山下貴司事務局長の開会のご挨拶です。)


(あらたな「国土のグランドデザイン」についての概要の説明を国土交通省より聴取しているところです。)


(国会議事堂内で行われた過疎法改正案審議の事前打合せ会の様子です。)


(参議院総務委員会において、法案提案者の一人として答弁に立ちました。)


(法案質疑の後、挙手による採決が行われ、全会一致で可決されました。)


(本日の衆議院本会議の議案です。)

議員有志で中部電力浜岡原子力発電所を視察

2014年3月24日 月曜日

3月24日は、衆議院議員有志4名で、中部電力株式会社の浜岡原子力発電所を視察しました。

新幹線で掛川駅まで行き、バスで浜岡原子力発電所に向かいました。本日の視察に参加したのは、衆議院議員の三原朝彦先生、山際大志郎先生、秋元司先生、私の4人です。

初めに、原子力館の会議室で概要説明を受けた後、原子炉や防波壁の実物大模型で、それぞれの構造等について学びました。

その後、高さ22メートルの防波壁工事現場や、高台に設けられた電源強化エリア、3,4号機の防水扉などの安全性向上対策、緊急時対策所、原子力研修センターなどを視察しました。

その後、原子力館に戻り、質疑応答の時間を頂きました。

様々な構造物の耐震化や津波対策、万一の場合の電源や冷却水の確保など、これまでの知見を生かした対策が取られていることを実感した視察でした。

中部電力の皆様には、お忙しい中、丁寧な説明を頂き、誠にありがとうございました。


(電力館の原子炉の実物大模型の前で。左から梶川祐亮浜岡原子力発電所長、水谷良亮浜岡原子力総合事務所長、秋元司先生、三原朝彦先生、私、山際大志郎先生です。)


(海岸線沿いに1.6キロの長さで設置されている防波壁の前で。)


(中部電力の阪口正敏副社長(左から3番目)、梶川発電所長(4番目)との質疑応答を終えての記念撮影です。)