2013年9月 のアーカイブ

サービス産業振興議連、空き家対策推進議連、外交部会に出席、伊那市後援会役員会開催

2013年9月6日 金曜日

9月6日は、午前8時から「サービス産業振興議員連盟」に出席しました。

本日は、6月25日に議連としてまとめた「サービス産業振興に関する提言」への対応等について、経済産業省から来年度概算要求における事業での取り組み等の面から説明を受け、引き続き日本貿易振興機構(ジェトロ)から、「我が国サービス産業の海外展開について」と題した報告を受け、質疑応答を行いました。

特に、サービス産業の海外展開については、地方で活動している寿司、ラーメン、ケーキカフェ、日本茶、うどん、ネイルサロン、カレー、定食、書籍販売、スーパーマーケットなど、様々な分野の企業が、中国、東南アジア、アメリカなどに進出して成功を収めている実態をお聞きしました。

TPP交渉を通じて、進出国における様々な規制を緩和することが出来れば、中小企業の海外進出の場が広がること、海外進出をして成功した企業は、収益構造の改善から、国内での経営安定化や雇用拡大につながっている例が多いことも学びました。クールジャパン戦略と相まって、日本初の質の高いサービスを海外に展開するチャンスが広がっていることを感じました。


午前9時からは、「空き家対策推進議員連盟 総会」に出席しました。

先般の墨田区における密集市街地での空き家対策の取り組みについての視察の報告に引き続き、議員連盟として提出する「空家対策の推進に関する特別措置法案骨子」について、議論を行いました。

この法案では、適切に管理されていない空家の影響を踏まえ、国土交通大臣による基本指針の設定、市町村による対策計画の作成などの施策を進めるため、都道府県による市町村に対する援助、市町村長による立ち入り調査、空家等の所有者等に関する情報の利用、危険な状況の空家に対する措置、財政上・税制上の措置などを定めるものです。

本日は、所有者不明の土地との境界画定や、税務情報の共有の在り方、建設基準法上の道路に面していない狭隘地の空家への対処等について議論を行い、さらに提出に向けた検討を進めることとなりました。


午前10時過ぎからは、「外交部会」に出席しました。

外務省から、安倍総理の中東歴訪についての報告を受け、引き続き、シリア情勢について説明を受けて、質疑応答を行いました。

特にシリア情勢については、2011年3月以降、シリアの人口約2140万人のうち、死者11万人以上、国内難民425万人以上、海外に流出した難民200万人以上(イラク17万人、トルコ46万人、レバノン72万人、ヨルダン52万人、エジプト11万人)が発生している状況です。

情報の収集と状況把握を行い、我が国が国際社会の一員としての責任をどのように果たしていくかを明確にしていかなければならないと考えます。


午後には、地元に向かい、午後6時半からは、伊那本部事務所で開催された「伊那市後援会役員会」に家内とともに出席しました。

私からは、先の参議院選挙でのお力添えに感謝を申し上げるとともに、今後の後援会拡充のため、一層のお力添えを頂きたいとのお願いのご挨拶を申し上げました。

議事では、党員の募集、ゴルフ大会、マレットゴルフ大会の開催、ポスターの掲示、ミニ集会の開催などについてご説明やお願いを申しあげました。

三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の開通に向けて、これからが地域発展のために努力しなければならない正念場です。皆様とともに頑張ってまいります。


(「サービス産業振興議員連盟」での質疑の様子です。サービス産業も成長戦略の中で、さらに発展させていかなければなりません。)


(「空き家対策推進議員連盟 総会」で、議員立法の内容についての質疑を行っているところです。)


(「外交部会」における岸信夫外交部会長からのご挨拶です。)


(伊那市後援会役員会において、御礼とお願いのご挨拶を申し上げました。)

東シナ海資源開発PTに出席、高森南小学校国会見学、TPP国益を守り抜く会に出席

2013年9月5日 木曜日

9月5日は、午前9時から「資源・エネルギー戦略調査会 東シナ海資源開発に関するPT」に出席しました。

本日の議事は、「東シナ海の日中中間線について」です。外務省から、第二次世界大戦以降の海洋の境界画定についての議論の歴史や我が国の対応について説明を受け、質疑応答を行いました。

特に、中国が日中双方の主張が重複する海域において新たな開発を始めたことは、日本として認められないこと、中国が中間線を越えて開発をすすめることが無いよう、監視を強化するとともに、日本としての開発の検討を行うべきとの意見が多く出されました。

特に、2008年6月18日に東シナ海での共同開発に合意した海域以外での開発は、合意違反に他なりません。中国には、2国間の合意を守ることを強く求めていかなければなりません。


午前10時半には、地元から高森町立高森南小学校の皆さんが国会見学に来られました。衆議院裏庭地下にある待機所で皆さんをお迎えし、国会の役割や国会議事堂の概要を説明するとともに、皆さんへのメッセージとして「夢、努力、友情」の3つの言葉の大切さについてお話しました。

見学に出発する皆さん一人一人と笑顔で握手を交わし、お送りしました。14年後、子どもたちが20代半ばになったころに、高森町の近くにリニア中央新幹線の駅ができる予定です。地域の未来のためにも、子どもたちのこれからの活躍を期待しています。


午前11時ごろには、「TPP交渉における国益を守り抜く会」に遅れて出席しました。

本日は、第19回TPP交渉会合(ブルネイ)等の状況について、農業団体参加者の皆様からヒアリングを行うとともに、政府交渉団からの報告を受け、質疑応答を行いました。

出席した議員からは、市場アクセスの交渉において、重要5品目等の関税品目数(タリフライン)の834という数字を国益として守ること、アメリカとの2国間交渉で国益を損なう譲歩をしないことなどを政府に求める意見が相次ぎました。


午後は、経済産業省との打合せやマスコミ取材等がありました。来週は、北海道や福島県への原発視察、税制調査会の議論等があります。しっかりと準備をして臨みたいと思います。


(東シナ海資源開発に関するPT座長の原田義昭先生からのご挨拶です。)


(衆議院の待機所で、高森南小学校の皆さんに説明を兼ねたご挨拶をしました。皆さん、真剣に聞いてくださいました。)


(全員の皆さんと笑顔で握手を交わしました。子どもたちの未来に大いに期待しています。)


(「TPP交渉における国益を守り抜く会」で、内閣官房の澁谷審議官からの報告を聞いているところです。)

インターネットメディア議連勉強会、TPP対策委員会インナー会議に出席、エネルギー調査会・経済産業部会合同会議開催、全国林業普及指導職員協議会の皆様と懇談、TPP対策委員会に出席

2013年9月4日 水曜日

9月4日は、午前8時から「インターネットメディア利活用推進議員連盟 第9回勉強会」に出席しました。

本日は、株式会社電通の後藤啓介氏を講師として、先の参議院選挙におけるインターネットの影響等について振り返るとともに、党本部において実際のインターネットサポートをした「Truth Team」のとった施策を総括し、次期選挙に向けた提言をお聞きしました。

参議院選挙において、党本部の「Truth Team」は、ネットメディアの監視体制を敷いて、炎上リスクへの対応、なりすましアカウントの削除などを行うとともに、期間中のマスコミやネットの動向をリポート、さらに候補者に対して遊説情報などを毎日配信し、大きな成果を上げました。

今後は、平時から有権者とのコミュニケーションを積み上げてフォロワーを増やすことが大切であり、情報共有の強化によってフォローしていく計画であるとのお話をお聞きしました。インターネットの利活用の重要性を改めて感じた勉強会でした。


午前9時からは、「TPP対策委員会インナー会議」に出席しました。

西川公也委員長より、先のTPP協定第19回交渉会合(ブルネイ)について、派遣議員団報告をお聞きするとともに、政府からも状況を聞きました。

今後、9月18日から21日にワシントンD.C.において行われる予定の首席交渉官会合と、10月7日から8日にバリで開催されるAPEC首脳会議が大きな節目となることが確認されました。

引き続き、国益を守り、国会承認ができる合意の形成を政府に求め、我々がきちんとフォローをしていかなければなりません。


午前11時からは、「資源エネルギー戦略調査会及び経済産業部会 合同会議」に出席し、経済産業部会長として司会進行を行いました。

本日は、昨日9月3日に出された「東京電力(株)福島第一原子力発電所における汚染水問題に関する基本方針」についての概要と、今後の対策の実施スケジュール、汚染水量の見通しの試算、中長期ロードマップの考え方などについて説明を受け、質疑応答を行いました。

出席された先生方からは、さまざまな角度からの発言があり、特に責任の所在や指揮命令系統を明確化すべきこと、広く国内外の知見を集めて抜本的な解決の道筋を確立すべきことなどについて貴重なご提言を頂きました。

最後に、合同部会としての決議文案をお示した後、先生方のご意見を踏まえて修正を加えることでご一任を頂きました。決議については、しかるべき時期に政府に対して申し入れを行うこととなりました。


午後2時からは、全国林業普及指導職員協議会の山岸会長をはじめ、林業普及関係者の皆様と議員会館で懇談しました。

特に、8月27日に設立総会を行った「農業普及事業推進議員懇談会」において、林業普及指導事業についても応援を頂きたいとのご要望を頂きました。平成21年まで活動していた以前の議員連盟でも、林業普及事業も含めた活動をしてきた経緯があり、今後もしっかり応援させていただくことをお約束しました。


午後4時からは、「外交・経済連携本部・TPP対策委員会合同会議」に出席しました。

会の冒頭、石破幹事長から、TPP交渉において選挙の公約は守るとの強い決意のご挨拶がありました。外交・経済連携本部長の衛藤征士郎先生、内閣府の西村康稔副大臣からの挨拶に引き続き、西川公也委員長から、議員団の立場からのご報告があり、政府からは澁谷和久内閣審議官より概要の説明がありました。

その後に行われた質疑応答を通じ、今回のブルネイでの甘利大臣の貢献が大きかったこと、これからも、国際的なルールをつくる上で、日本の発言力や影響力を強化していくことが重要であることを感じました。


(「インターネットメディア利活用推進議員連盟」冒頭の平井たくや会長からのご挨拶です。)


(「TPP対策委員会インナー会議」での審議風景です。)


(「資源エネルギー戦略調査会及び経済産業部会 合同会議」において、開会のご挨拶を申し上げました。)


(合同会議では約1時間半にわたり、活発な議論が行われました。)


(先生方のご意見を踏まえて修正した決議文です。)


(私の右から、全国林業普及指導職員協議会の山岸貴会長、全国林業改良普及協会の渡辺政一専務理事と野田昭一調査役です。)


(「外交・経済連携本部・TPP対策委員会合同会議」冒頭の石破幹事長のご挨拶です。)

原子力防災会議で汚染水問題に関する基本方針決定、長野県都市施設協会総会、自民党長野県議団との意見交換会に出席

2013年9月3日 火曜日

9月3日は、午前11時半から、午前中に官邸で開催された「原子力災害対策本部会議・原子力防災会議 合同会議」において決定された文書「東京電力福島第一原子力発電所における汚染水問題への対策について」の内容の説明を経済産業省から聴取しました。

この文書では、基本的考え方として「汚染水問題を東京電力任せにするのではなく、国が前面に出て、必要な対策を実行していく。想定されるリスクを広く洗い出し、予防的かつ重層的に抜本的な対策を講じる。」と明記しています。

また、凍土方式による陸側遮水壁の構築と、より高性能の多核種除去装置の実現について、国が財政措置を行うことを明確化しています。

汚染水については、「汚染源を取り除く」、「汚染源に水を近づけない」、「汚染水を漏らさない」の3つの面から対策を講じてきていますが、さらに貯蔵タンクからの汚染水漏れに対応するための様々な施策を実施するとされています。

この政府方針の内容については、明日9月4日の「資源・エネルギー調査会 経済産業部会 合同会議」においても、しっかりと審議する予定です。


その後、午後1時過ぎの新幹線で、東京から長野に向かい、午後3時からは、長野市で開催された「長野県都市施設協会通常総会」に出席し、お祝いのご挨拶を申し上げました。

街路、公園、下水道等、都市施設はまちづくりの重要な要素です。まちづくりを通じた地域活性化を実現するため、諸先生方とともに、予算確保のためにも頑張ってまいります。


午後3時半からは、自民党所属の県選出国会議員と自民党県議団の皆様との懇談会に出席しました。

本日は、長野県連会長である吉田ひろみ先生をはじめ、全員の国会議員から、取り組んでいる政策課題等についての報告を兼ねた発言を行い、県議の先生方との意見交換を行いました。

引き続きいて行われた懇親会でも、各先生方と本音のお話ができ、大変有意義なひと時を過ごすことができました。今後とも、定期的に情報交換の場を設けることが決定されました。


(本日決定された政府による汚染水問題に関する基本方針の表紙です。問題解決に向けて、着実な対応をしていくことが重要です。)


(長野県都市施設協会通常総会で県内市町村の担当者の皆様に対し、お祝いと決意のご挨拶を申し上げました。)


(国会議員と県議団の先生方との懇談会の冒頭での吉田ひろみ県連会長からのご挨拶です。)


(私からも、経済産業部会長などの立場での活動報告を申し上げました。)