2013年9月 のアーカイブ

伊那中央病院救急救命センター等竣工式、吉田ひろみ後援会役員総会に出席、伊那不動産組合研修会で講演、九十九会9月例会に出席

2013年9月21日 土曜日

9月21日は、午前11時から「伊那中央病院 南棟 救急救命センター・研修センター等増築工事竣工式」に出席しました。

伊那中央病院は、これまでも上伊那地域の中核病院として大きな役割を果たされてきましたが、昨年4月には救急救命センターの指定を受け、さらに大きな責任を担うこととなりました。今回増築された南棟の完成により、その環境が一段と充実することとなります。

また、今回の南棟には、外科診療室や、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、がん診療相談支援センターも設けられた他、2階に整備されたメディカルシミュレーションセンターでは、内視鏡施術のシミュレーターや血管内カテーテル治療のシミュレーターなど、約30種類のシミュレーターにより、広く医療関係者が研修を行うことができ、人材育成や教育の機能ももった拠点となっています。

私からは、医療環境の充実が、地域の皆様にとっての安心につながるだけでなく、企業誘致など、地域の発展の基盤となるものであることをお話するとともに、今回の南棟の竣工を契機として、伊那中央病院が周辺の各病院や医師会の皆様とも連携をしながら、さらに発展を頂くことを期待して、お祝いの言葉を述べました。

竣工式の後、テープカットが行われ、その後南棟の中を改めて見学させていただきました。この南棟の建設に当たっては、2年ほど前から伊那中央病院内に複数の検討委員会が設置され、そこでの検討が設計に生かされているとのことでした。様々な面で工夫がされた、素晴らしい施設であることを実感しました。

昼食会では、信州大学医学部付属病院長の天野直二先生を始め、来賓で来られた皆様とも懇談をさせて頂き、今後の医師偏在の是正の必要性等について、貴重なご意見をお聞きすることができました。


その後、飯田に移動し、午後2時からは「吉田ひろみ選対並びに後援会 役員総会」に出席しました。

先の参議院選挙の勝利を踏まえ、選対並びに後援会の会長の皆様から御礼のご挨拶があり、引き続き、来賓の立場で私からもご挨拶を申し上げました。

吉田ひろみ先生は、先の参議院選挙ではご自分の選挙を戦う一方で、選挙対策委員長代理の立場で全国の選挙のコントロールセンターとしての役割も果たされました。また、当選後は党内でさらに大きな信頼を得て、現在も自民党の参議院幹事長代理として、人事の調整をはじめとする様々な重要な役割を果たされています。

私からは、こうした先生のご活躍をご紹介申し上げるとともに、三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の開通に向けて、先生とともに地域発展のために頑張っていく決意を述べさせていただきました。


会の終了後に再び伊那市に戻り、午後4時半からは、「伊那不動産組合 研修会及び懇親会」に出席しました。

前半の研修会では、約1時間にわたり、アベノミクスと消費税引上げ問題、さらに引上げの場合の激変緩和のための住宅支援策や自動車の税制改正、また景気の落ち込みを乗り越えるための投資やベンチャー、事業再編のための税制改正の検討状況、三遠南信やリニアの完成に向けた伊那谷発展のプランなどについて約1時間講演をさせて頂きました。

その後の質疑の時間には、多くの皆様から、農地法などの規制のために、小規模の農地を含む住宅の売買が出来ず、野菜作り等をしながら田舎暮らしをしたいという方々のニーズに応えられない現状の問題点についてご指摘を頂きました。問題解決のために努力していくことをお約束しました。

さらに懇親会の時間にも、それぞれの皆様方から様々な面での貴重なご意見を頂くことができました。誠にありがとうございました。


懇親会終了後、午後7時半過ぎから伊那市内のお店で開催された「九十九会(つくもかい) 9月例会」に遅れて出席しました。「九十九会」は、伊那青年会議所を1999年に卒業した仲間を中心としてつくられた会で、毎月例会が開催されています。最近なかなか出席できず残念に思っていましたが、本日は久しぶりに皆さんにお会いでき、楽しい時間を過すことができました。


(伊那中央病院南棟の竣工式でのお祝いのご挨拶です。)


(南棟の救急車の車寄せ前で、テープカットが行われました。)


(参議院議員吉田ひろみ先生の後援会幹部の皆様が一堂に会し、盛大な役員会となりました。)


(伊那不動産組合の研修会で、約1時間にわたって講演をさせて頂きました。)


(懇談会の最後に、伊那不動産組合の皆様と記念撮影をしました。)


(久しぶりに再会した九十九会の仲間との一枚です。)

G空間情報活用推進特別委員会、過疎対策特別委員会、汚染水対策合同会議、辰野町議員連盟懇談会に出席

2013年9月20日 金曜日

9月20日は、午前9時から、「G空間情報活用推進特別委員会」に出席しました。

「G空間情報」とは、「地理空間情報」の愛称です。2010年に初号機が打ち上げられた準天頂衛星は2010年代後半に4機の体制が整備され、既存のGPS衛星を補完する形で、地上で数センチ単位での位置の測定ができるようになります。

これと既存の地理データやICT技術、特にスマートフォンなどの測位機器を組み合わせることにより、各個人に避難経路を案内する世界最先端の防災システムを構築したり、自動走行作業ロボット等の活用により農林業、鉱工業、建設業、運輸業・サービス業等、様々な分野で新産業・新サービスが生まれる可能性が広がっています。日本の成長戦略にも大きな寄与をすることが期待されます。私も、しっかり応援していきたいと考えています。


午前10時からは、「過疎対策特別委員会」が開催され、事務局長として司会進行を行いました。

本年は、平成22年に法律の延長をしてから3年目の見直しの年に当たります。本日は、平成22年以降に過疎対策として講じた措置の状況及び今後の課題について、関係省庁(総務省、農林水産省、国土交通省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省)から説明を受け、質疑応答を行いました。

特に、平成22年と平成27年の国勢調査の結果を踏まえて、対象を拡大するか、過疎対策事業債の対象事業をどのように拡大していくかなどが今後の論点となります。引き続き、この特別委員会の場で検討をすすめてまいります。


正午からは、「資源・エネルギー戦略調査会及び経済産業部会、原子力規制に関するPT 合同会議」が開催され、経済産業部会長として司会進行を行いました。

本日は、「先般の汚染水対策に関する決議」を踏まえ、福島第一原子力発電所に関する規制の変遷について原子力規制庁より説明を受けるとともに、山本拓調査会長より示された「放射性汚染水対策のための特別措置法的な枠組みについて」と題した試案をもとに質疑応答を行いました。

出席された先生方からは、今後の対応について様々な角度から貴重なご提言やご意見を頂きました。国が主導的にこの課題に対応していくために必要な法整備などについて、引き続き検討をしてまいります。


その後地元に帰り、午後6時からは、「辰野町議員連盟懇談会・懇親会」に出席しました。私の後援会組織である議員連盟所属の先生方には、いつも温かいご指導と強力なご支援を頂いています。

懇談会は、私からアベノミクスの成長戦略や消費税引き上げと転嫁円滑化の問題、福島第一原発への対応、リニア中央新幹線開通に向けた対応の在り方、道州制やTPPに対する考え方などについてお話を申し上げ、先生方のご意見を頂きました。

懇談会では、先生方から地域の課題等についても様々なご意見やご提言を頂き、大変勉強になりました。今後も、先生方との連携を密にしながら活動してまいります。


(「G空間情報活用推進特別委員会」での河村健夫委員長からのご挨拶です。)


(「過疎対策特別委員会」で、事務局長として開会のご挨拶を申し上げました。)


(汚染水対策に関する合同会議において、経済産業部会長としてご挨拶を申し上げました。)


(辰野町議員連盟の先生方と懇親会の最後に記念撮影を行いました。)

衛藤征士郎先生勉強会に出席、神奈川県司法書士会から政策提言、公共工事品質確保議連、日本商工会議所懇親パーティー、鳥獣捕獲緊急対策議連、人間サイエンスの会、秘密保全等検討PT、全国農政連TPP情報交換会、JA長野中央会主催懇談会に出席

2013年9月19日 木曜日

9月19日は、午前8時から、衆議院議員衛藤征士郎先生主催の勉強会に出席しました。本日の講師は、大和総研チーフエコノミストの熊谷亮丸(みつまる)先生です。アベノミクスの評価や課題、日本経済の今後の展望などについて明快な講演を頂きました。


午前10時半には、神奈川県司法書士会の蒔山明宏会長をはじめとする皆様が議員会館にお見えになり、自民党空き家対策推進議員連盟で提出を検討している「空き家対策法案」についてのご提言を頂きました。

特に、司法書士が市町村から委託を受けて空き家の所有者などの調査に必要な戸籍・住民症などの職務上請求が可能となるよう、根拠規定を明文化するなど、司法書士の積極的な活用を提言されています。今後の法案作成において、貴重なご提言を参考にさせて頂きたいと思います。


午前11時からは、「公共工事品質確保に関する議員連盟 公共工事契約適正化委員会」に出席しました。今後の建設産業政策及び入札契約制度の検討状況について、国土交通省の佐々木土地・建設産業局長より説明を受け、質疑応答を行いました。

特に、入札契約制度の改革の方向性として、中長期的な担い手の確保等にも配慮することを明確化するとともに、事業の特性等に応じて選択できる多様な入札契約方式を体系的に位置付けていること、予定価格のより適正な設定について明確化していることは、高く評価できます。新たな制度の実現に向けて頑張っていきたいと思います。


正午からは、「日本商工会議所 第118回通常総会 懇親パーティー」に出席しました。岡村正会頭にお会いした際には、投資促進税制の実現など、経済活性化に努力することをお約束しました。


午後1時からは、「鳥獣捕獲緊急対策議員連盟総会」に出席しました。農水省より、鳥獣被害対策の現状と課題、平成26年度予算概算要求における施策などについて説明をうけました。

平成19年12月に成立した「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」の活用も、進んできており、全市町村数1742の内、1331の市町村において計画が作成されています。一方で、「鳥獣被害対策実施隊」を設置している市町村は674に留まっています。一層の活用がなされるよう、努力していくことが大切であることを感じました。


午後3時からは、「第155回 人間サイエンスの会」において、事務局長として開会のご挨拶を申し上げました。

本日の講師は、気療師の神沢瑞至(ただし)先生で、演題は「気療講座 自他治癒力を身につけよう」でした。先生は、気の力で治癒力を高める療法を実践されている方です。本日は、先生のお話の一部しか伺うことができませんでしたが、健康増進につながる気の活用は、今後ますます大切になると感じました。


午後4時からは、「インテリジェンス・秘密保全等PT」に出席しました。

本日は、提出を検討している法案と諸外国の秘密保全制度の比較などについて説明を受け、意見交換を行いました。

今回の秘密保護法案は、「我が国内の機密漏えいの防止や保全のための法制が整備されていないと、各国からの情報入手が困難な場合があり、我が国民の生命と財産及び利益を守るために、政府による秘密保全の徹底が重要である」との観点から、防衛、外交、安全脅威活動の防止、テロ活動防止に関する情報で、特に秘匿が必要であるものを特定秘密として指定することなどを定めるものです。

今後、条文化作業を進めるとともに、さらに多角的に検討を進めることとなりました。


午後5時半からは、「全国農業者農政運動組織連盟主催 TPP交渉における国会決議の実現に向けた情報交換会」に出席しました。

全国から参集されたJA関係者の皆様に対し、西川公也TPP対策委員長からは、現状のご報告とともに、「党としての決議や公約、衆参の決議を踏まえ、国益を守り、よかったと言われる結果をださなければならない。」との強い決意の表明がありました。


午後6時半からは、JA長野中央会の皆様と長野県選出与党国会議員との懇談会に出席しました。各国会議員が挨拶に立ち、私からも、TPP対策委員会のインナーメンバーとして、国益を守る立場で頑張っていく決意を述べさせていただきました。今後の農政の在り方についても、皆様と、本音の意見交換をすることができ、大変有意義な懇談会でした。


(衛藤先生の勉強会で講演された大和総研チーフエコノミストの熊谷亮丸(みつまる)先生です。)


(神奈川県司法書士会の蒔山明宏会長(私の左)をはじめとする皆様には、貴重なご提言を頂き、誠にありがとうございました。)


(「公共工事品質確保に関する議員連盟 公共工事契約適正化委員会」で説明を聞いているところです。)


(経済産業委員会理事メンバーで岡村会頭を囲んで記念撮影しました。左は鈴木淳司先生、右は江田康幸先生です。)


(「鳥獣捕獲緊急対策議員連盟総会」での大島理森会長からのご挨拶です。)


(「人間サイエンスの会」で事務局長として開会のご挨拶を申し上げました。)


(「インテリジェンス・秘密保全等PT」での町村信孝座長からのご挨拶です。)


(TPP交渉の現状などについてTPP対策委員長の西川公也先生からご挨拶がありました。)


(JA長野中央会幹部の皆様との懇談会の開始前に出席者全員で記念撮影を行いました。)

箕輪東小学校国会見学、震災復興加速化本部総会に出席、全国町村会長より要望、原子力規制PTに出席

2013年9月18日 水曜日

9月18日は、午前9時半過ぎに箕輪町立箕輪東小学校の皆さんが国会見学に来られました。いつものように、国会の役割、国会議事堂の概要、「夢、努力、友情」を大切にとのメッセージを伝えました。

特に、本日は、リニア中央新幹線の環境影響評価準備書が公表され、駅の位置が明確になった記念すべき日です。小学生の皆さんには、「リニアが開通する14年後は、皆さんは26歳。地域や日本を背負って立ち、大活躍されることを期待しています。」とお話しました。


その後、午前中は税制改正等について打合せがあり、午後1時からは、「東日本大震災復興加速化本部 総会」に出席しました。

大島本部長からは、「3年目の正月は希望をもって迎えられるようにしようということが目標だったが、多くの皆さんが仮設住宅での生活を続けている。特に福島の事故を踏まえ、日本のエネルギー政策に対する内外の信頼を取り戻すことと、早期に被災民の皆様の戻っていただくだめの政策が重要である。」とのご挨拶がありました。

議事では、「復興加速化 第3次提言(原発事故からの復興)」の項目案が示され、意見交換が行われました。

私からは、先週の福島第一原発の現地視察を踏まえ、「国が責任をもって汚染水処理などに取り組むための特別措置法の検討が必要なこと、内外の英知を集めて中長期の工程を明確にすることが重要であること、漁業者の皆様からのご要望として、周辺の海でのモニタリングを国が責任をもって行い公表することが必要であること。」について発言しました。


午後2時には、全国町村会の藤原忠彦会長と石田直裕事務総長がお見えになり、「税制改正に関する要望」をお持ちになりました。

具体的内容は、1.償却資産に係る固定資産税の堅持、2.ゴルフ利用税の堅持、3.自動車取得税の見直しに係る代替財源の確保の3点です。

私からは、経済産業部会として、すべての企業にたいする投資促進のメッセージとなる施策として、償却資産に係る固定資産税を期間と期限限定で軽減することを検討していること、自動車取得税の見直しも含め、市町村財政に対する影響を補うための措置を実施すべきと考えていることを説明申し上げました。


午後4時間からは、「原子力規制に関するPT」に出席しました。本日は、講師として東京工業大学客員教授の西脇由弘先生をお迎えし、「原子力規制委員会の人材及び機能強化策について」と題したお話を伺い、質疑応答を行いました。

私からは、特に、原子力規制委員会の設置法で定められている「原子力利用における安全の確保に関する研究者及び技術者の養成及び訓練」が実際どのように行われているのか原子力規制庁に質問するとともに、大学などで原子力工学の講座や専攻する学生が減少してきている現状を踏まえ、今後の人材育成をどうすればよいとお考えになっているか、西脇先生に質問しました。

また、西脇先生は、原子力規制委員会の改善すべき点として、
人材の強化の面から 1.給与体系の整備等の処遇の充実、2.海外機関等への派遣や、研究制度の充実、3.活発な議論が奨励される組織文化
機能の向上の面から、4.合議制の委員会の確立、5.専門性の向上による独立した判断、6.地方公共団体や事業者等との緊密な連携確保、7.独自財源
の7点を掲げておられます。私は、先生のご指摘も踏まえ、原子力規制委員会のさらなる改善にむけて、引き続き取り組んでまいる決意です。


(箕輪東小学校の皆さんに対し、国会の説明をしているところです。皆さん、真剣に聞いてくださいました。)


(東日本大震災復興加速化本部での大島理森本部長からのご挨拶です。)


(全国町村会の川上会長(中央)、石田事務総長(左)から、税制に関するご要望を頂きました。)


(原子力規制に関するPTにおける塩崎恭久座長からのご挨拶です。左端が講師の西脇由弘先生です。)