2012年1月 のアーカイブ

伊南地域の企業を訪問、飯島町後援会役員新年会開催

2012年1月26日 木曜日

本日(1/26)は、伊南地域でご支援を頂いている企業の皆様を訪問しました。

株式会社テーケーでは、宮田村後援会の前会長でもある原田和愛社長にお会いすることができました。

テーケーでは、異なる金属の接合技術を開発し、自動メーカー各社の世界の工場に向けてにミッションなどの部品を供給しています。

「汎用品は海外生産が主流となりつつあり、研究開発を行い、マネの出来ない技術に基づく部品を世界に供給する形でなければ、日本でのものづくりは成り立たない。」とのお話は、これからの製造業の一つのモデルともいうべきものだと思いました。


(原田社長は、宮田村自衛隊協力会の会長としてもご活躍されています。様々な面で益々のご活躍をお祈りします。)


株式会社ティービーエムでは、山田益社長、唐沢敏治副社長からお話をうかがうことができました。

ティービーエムは、高い耐久性と高効率のタービンの羽根を加工製造し、国内外の発電機メーカーなどに供給されています。

原子力発電所のシステムなどにもお詳しく、「各原発については、全て停止・廃止というのではなく、安全について再評価した上で稼働させることが必要。新エネルギー開発も大切だが、すぐに何割ものエネルギーを担えるわけではない。また、今後は、発電コストの上昇による電気料金のアップも覚悟しなければならない。」など、貴重なご意見を頂きました。

また、現在の水力発電所の発電機を高効率なものに置き換えると倍以上の発電ができる場合もあるそうです。

今後、小規模水力発電や地熱発電、森林資源を活用した発電など、様々な分野において当社のタービンの活用が広がるものと思います。これからも、他の追随をゆるさない高品質な製品を通じて、新たなエネルギー分野の開発にも貢献を頂けるものと思います。


(左側が山田社長、右側が唐澤副社長です。貴重な時間を割いてお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。)


お昼は、駒ヶ根市にあるベンガル料理「アンシャンテ」に行きました。

オーナーシェフの小笠原一博さんは、20数年前に青年海外協力隊としてバングラデシュに3年間派遣され、農業用ポンプの修理・メインテナンスなどを行い、帰国後にカレー店を開かれました。

2009年には、TBSの「走れポストマン」に依頼人として出演、俳優の萩野崇さんが、当時バングラデシュで小笠原さんを助手として助けてくれたタイジュールさんを見つけて工具を届けるという感動の番組が放送されました。

(家に帰ってDVDで番組を観ました。タイジュールさんはいまも機械の修理をしており、20年前に小笠原さんからもらった工具をきれいに磨きながら使っていました。工具とカレーを届けると、「20年間、自分を忘れないでいてくれて感激している。」と涙を流して喜んでおられました。タイジュールさんは、働いてためたお金で広い農地も取得し、元気でがんばっています。地元の人たちの自立を助けたいという小笠原さんの夢が大きく花開いていた事を感じました。)

3年前からは、血糖値が気になりカロリー制限をされている人や、小麦粉アレルギーなどでカレーが食べられない子どもたちのためのカレーの開発に取り組まれています。

伊那食品工業のかんてんなどを配合することによりカロリーや塩分を減らし、アレルギー源となる食材を使わず、免疫力を高める工夫をした高機能カレーです。

名前は、「天使のカレー」です。レトルトパックで長期保存できる形で、通信販売も考えているとのこと。3月11日の発売が楽しみですね。


(小笠原さんご夫妻には、いつも応援を頂いています。今日も、素敵なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。)



夜には、飯島町において、宮下一郎後援会と吉田博美先生の後援会の役員の皆様による合同新年会が開催されました。

出席者の皆様からは、「本年中にも予想される総選挙の必勝に向けて、全力で頑張っていこう」と本当に力強い激励を頂きました。

皆様のご期待に添えるよう、今年も頑張ることを誓った新年会でした。


(私からも、近況報告を兼ねたご挨拶をしました。素晴らしい結束力でご支援を頂いている飯島町の皆様に心から感謝申し上げます。)

税理士による宮下一郎後援会総会開催

2012年1月25日 水曜日

本日(1/25)は、伊那市において、税理士による宮下一郎後援会の総会ならびに懇談会が開催されました。

総会では、上野山 登 会長より、「今年は総選挙も予想されます。後援会として、全面的に支援していきましょう。」との趣旨でご挨拶を頂きました。

後援会としての活動報告や会計報告が承認された後、私から、約40分にわたって、現在の日本の財政状況や税制改革の動向、今後の政局の見通しなどについてお話をさせて頂きました。


(総会では、用意した資料に基づいて、日本の現状や課題についてお話をさせて頂きました。)



総会後に食事をしながらの懇談会が開催され、出席された全員の先生方から、ご意見やご質問を頂きました。

「消費税が将来さらに引き上げられる際には、インボイス方式ではなく記帳方式を採用すべきではないか。」
「国の財務諸表として、企業と同様の貸借対照表をつくるべきだ。」
「金融所得については、分離課税を廃止し、総合課税とすれば、大口投資家の過度な優遇が是正されるのではないか。」
「将来に対する不透明感や不安感が強い。この国をどういう方向に持っていくのかを示すことが重要。」
「過去の税制改正では、現場での実務の煩雑さなどを考慮しない改正があった。もっと現場のことを考えるべき。」
「現在の谷垣総裁の言葉からは、解散して政権を奪還した後、何をやるのかが伝わってこない。」
など、さまざまな視点からの貴重なご意見を頂くことができました。

私からも、現在の自分の考え方をお伝えをし、大変充実した懇談会となりました。先生方には、今後とも、ご指導・ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

全国青色申告会新春講演会、賀詞交換会に出席

2012年1月24日 火曜日

本日(1/24)は、全国青色申告会総連合主催の新春講演会と新年賀詞交換会に出席しました。

講演会の講師は、財務省主税局調査課の中村稔課長で、「税制改正をめぐる最近の動向について」と題して、約1時間の講演をお聞きしました。

平成23年度、24年度の税制改正、震災復興関係、社会保障・税一体改革関係などについて、最新の統計や国会における法案の審議状況などをお聞きすることができ、大変有意義な講演会でした。

特に感じたのは、リーマンショックや大震災への対応、政権交代による歳出増加などにより、平成21年度から24年度まで4年連続で国債発行額が税収を上回っていることと、政府の債務の残高(2010年度で1048兆円)が、家計金融純資産(2010年度で1115兆円)に迫りつつある現状をみると、日本がヨーロッパのような危機を回避するためには、産業振興や歳出削減にも本気で取り組み、国民負担の増加を抑えることが重要であるということです。

まさに、日本が正念場を迎えていることを再認識した講演会でした。


(講師の中川課長です。体系的なお話を頂き、ありがとうございました。)


会場を移しての新春賀詞交換会では、国税庁の川北力長官や、自由民主党小規模企業税制確立議員連盟の先生方ともお会いすることが出来ました。

小規模事業者の皆様の数は減少傾向にありますが、地域経済の活性化、起業環境の整備などを通じて、地域の事業者の皆様が元気になることが大切だと感じます。


(中央が川北国税庁長官、右は塩崎泰久先生です。お二人には議連の活動などを通じて大変お世話になりました。益々のご活躍を祈念申し上げます。)

自由民主党大会、箕輪町平沢町長後援会新年会に出席

2012年1月22日 日曜日

本日(1/22)は、都内で開催された第79回自由民主党大会に出席しました。

本日の党大会では、全国の優秀党員、優秀組織の表彰が行われましたが、伊那谷からは、伊那市の橋爪庄一さんが表彰を受けました。橋爪さんは、党員歴が地元で最も長く、現在も強力にご支援・ご指導を頂いている方です。


(左が橋爪庄一さんご夫妻、右は、息子さんです。ご受賞、誠におめでとうございました。)

被災者の皆様への黙祷、国歌斉唱、来賓のご挨拶に引き続き行われたゲストスピーチは、宮城県女川町の須田善明町長でした。

町内の建物の約85%が被害を受けたそうですが、新しいふるさとを全員野球でつくっていこう、と努力されているとのことでした。印象的だったのは、地元の小学生が描いた詩でした。

「 女川は
流されたのではない
新しい女川に生まれ変わるんだ
人々は負けず待ち続ける
新しい女川に住む
喜びを
感じるために 」

子どもたちも、復興に向けて頑張っていこうとしている、その強い気持ちが感じられた詩でした。


(須田町長は、昨年の選挙で新たに町長に就任され、日々復興に向けて努力をされています。益々のご活躍を期待します。)


谷垣総裁による年頭演説は、
「国家破綻の前に国民を救わなければならない。自民党は反省すべきは反省し、今年こそ総選挙で政権奪還を図らなければならない。」
「信なくば立たずという言葉があるが、国民との約束を破った民主党は信を問い直せ。」
「我々は、自助を基本とし、共助、公助により皆が支えあう絆社会の建設を目指していく。心をひとつにしてがんばろう。」
との力強い決意表明でした。


(まさに、今年が日本にとって正念場だという危機感を強く訴えられたスピーチでした。)



その後、地元に戻り、午後3時からは箕輪町平沢豊満町長後援会新年会に出席しました。

平沢町長は、昨年無投票で3選を果たされました。町長からは、子どもたちの教育や、地域の安全への取り組み、住環境整備などに関する実績などについてお話がありました。


(平沢町長からは、これからも皆様のご意見をとりいれながら、安心して住める、活力ある箕輪町をつくっていきたいとの決意表明がありました。)

懇談会では、出席された多くの皆様とお話をすることができ、大いに激励を頂きました。

また、「直接さまざまな意見を聴くことが大切だ。」とのご意見も頂きました。これからも、地域を訪問し、多くの皆様にお会いをする活動を充実させていきたいと思います。