本日(2/18)は、箕輪町後援会で長年ご支援を頂いている市川やゑ子さんを中心とする「もちの会」の皆様との昼食懇談会に出席しました。
「もちの会」の皆様は、毎年五平餅会を盛大に開催して頂いています。(昨年も6/5に開催していただきました。http://m-ichiro-blog.net/?p=1791)
今日は、混乱が続く国政の行方や統一地方選挙の情勢などについて意見交換させていただくとともに、皆様の近況をお聞きすることができました。
皆様からは、「もちの会に出席していただいてる皆様を核に、応援の輪を広げていきたい」というありがたいお話をいただきました。私も、そのお気持ちに応えられるよう、さらに頑張ってまいります。
(お忙しい中、井澤後援会長にもご出席を頂きました。皆様いつも本当にありがとうございます。)
夕方には、飯田市において開催された長野県中小企業団体中央会下伊那支部主催の「新春経済講演会・懇談会」に出席しました。
講師は経済ジャーナリストの須田慎一郎先生です。
「どうなる消費税とTPP!? ~2011年の日本経済を読む」と題して、示唆に富むお話をしてくださいました。
特に印象に残ったのは、
「足もとで長期金利が上昇しているのは、国債ディーラーが政治の混乱状況を見て、国債の買い控えや手持ち国債の売却を少しずつ進めているため」
「1991年3月のバブル崩壊前は、輸出産業の利益が社員や下請け企業にも及んでいたが、崩壊後は、給与総額が減り、部品単価も横ばいか引き下げになっている。」
「TPPへのアメリカの参加は、GDPを支える個人消費の減少を輸出でカバーする目的。」
「TPPで利益を売るのは自動車、電機、機械のメーカーだが、利益が社員給与や下請け企業の利益につながらない状態で、メーカーを生き残らせるために参加しても意味がない。利益配分を変えたり、新産業を育成するなど、10年後20年後に向けた産業構造の転換が重要。」
「アジアの成長を取り込むためにTPPをどう位置づけるのかを考えるべき。」
「成長率が上がれば消費税の上げ幅も少なくて済む。これらはすべて連動している。」
などの言葉でした。こうした大局観をしっかりと踏まえていかなければということを感じた講演会でした。
(須田先生のお話はわかりやすく、約1時間半の講演があっという間に感じました。)
その後、伊那市のかんてんパパガーデンで開催された「睦心会」に遅れて参加しました。
今日も、それぞれの出席者の皆様から、近況報告をまじえた素晴らしいスピーチをお聞きすることができました。
私からは、政局の動向などに加えて、TPP問題や食料安全保障についてもお話をさせていただきました。
それぞれの皆様からは、「これから10年後20年後の農業の姿を描いて、改革していかなければだめだ。これまでの農政はその場限り、現状維持の面が強すぎる。」「農業は農産物出荷額だけでは測れない価値がある。伊那谷のすばらしい景観は農業がきちんと行われているから。」など、さまざまなご意見が出され、大変充実した懇談会となりました。
(睦心会は塚越寛会長をはじめ、教養人であり論客の皆様ばかりです。いつもご指導を頂き、心から感謝申し上げます。)
2011年2月 のアーカイブ
箕輪町で「もちの会」、飯田市で経済講演会、伊那市で「睦心会」に出席
2011年2月18日 金曜日辰野町後援会幹部会に出席
2011年2月17日 木曜日党改革委員会に出席、「奪還の会」大阪遊説実施
2011年2月16日 水曜日
本日(2/16)は、朝、党本部で開催された党改革委員会に出席しました。
講師は、明治学院大学副学長の川上和久先生です。
「自民党改革 ~ 政治心理学者としての私見」と題して、示唆に富むお話をお聞きすることができました。
主要な論点は、「三つの声を聴け。」ということでした。
1.団塊の声を聴く
団塊世代が大量退職を迎えた後、どういった社会モデルを作るのかが重要。
2.地方の声を聴く
首長や議会、地元業界などの旧来の権力構造に属しない人々の声を聴くこと。
3.将来世代の声を聴く
若い世代が大きな不安を抱えている。現在は、「職があり」「結婚して子どもをもうけ」「不安なく暮らす」がハードルの高い贅沢になっている。
ネットの活用によって若い世代の不安を受け止めるシステムを構築することが必要。
「団塊」「地方」「若者」を対象に、新しい顔を見せて、日本を救うイメージを鮮明にすべき。とのお話でした。
私も、様々な皆様の声をしっかり聴く活動をさらに重視していきたいと思います。
(川上先生から、世論分析を重視すべきとの立場で建設的なご提言を頂きました。)
その後、新幹線で大阪に向かい、「奪還の会」の仲間と合流、大阪の3か所で街頭遊説を実施しました。
本日参加したのは、大阪府から中山泰秀、北川ともかつ、とかしきなおみ、福島県から亀岡偉民、埼玉県から牧原秀樹、東京都から松本文明、神奈川県から山際大志郎、岡山県から橋本岳、そして私の9名です。
それぞれの熱い思いを大阪の皆様にお聞きいただきました。各会場では、寒い中、約1時間にわたって熱心に聴いて下さる方もいて、感激しました。また、多くの皆様から手を振ったり声をかけたりして頂きました。
一昨年の総選挙で議席を失ったメンバーの有志で結成された「奪還の会」メンバーは、それぞれの地域で自民党が何を反省し、これからの政治がなにを目指すべきかを考え、行動しています。
これからも各地での活動を続けていくことを皆で確認しました。
(午後3時には難波高島屋前で第一声をあげました。)
(午後4時30分からは、心斎橋ステップ前で遊説。)
(午後6時からは梅田ヨドバシカメラ前で最後の遊説を実施しました。)
(最後に参加メンバーで記念撮影。前列左から牧原、松本、私、中山。後列左から北川、とかしき、亀岡、橋本、山際の各氏です。)
飯島町で音楽観賞会に参加しました
2011年2月14日 月曜日
本日(2/14)は、伊南倫理法人会女性委員会主催による「森のコンサート」というイベントに参加しました。
会場は、飯島町上の原にある「与田切自然館」です。こちらは、オーナーの馬淵功さん、好子さんご夫妻が経営されている家庭料理レストランでもあります。
(与田切自然館の外観です。ログハウス風の素敵な建物でした。)
レストランは毎年4月からの営業ですが、今日は特別メニューのお弁当をいただくことができました。
有機栽培の玄米や野菜を中心としたお料理はとってもヘルシーで、しかも本当においしかったです。
(このお弁当に、玄米ご飯やお味噌汁、お漬物などがついていました。)
オーナーの馬淵さんは、大阪のご出身ですが、10年ほど前に、家を建てる場所を探して各地をめぐり、飯島町に来ることを決断されたのだそうです。
(昼食の後で記念撮影。後列左から2人目がご主人、右端が奥様です。)
ご主人は長年オーディオがご趣味で、クラシックを聴いてこられたそうです。良い音で聴くには、天井の高い部屋が必要だということで、この建物を建てる際に、2階にリスニングルームを作られたとのこと。
リスニングルームには、手作りのスピーカー、アンプなどの機械、棚にぎっしりと収まったクラシックのCDなどが置かれています。
残念ながら、私は日程の都合で1曲(ロッシーニの歌劇セヴィリアの理髪師序曲)しか、聴くことができませんでしたが、コンサートホールの特等席で聴いているようでした。
(毎月第一水曜日の午後7時から、この部屋で音楽観賞会が開催されているそうです。)
おいしい食事と素晴らしい音楽で本当にリフレッシュができました。馬淵さんご夫妻の温かなおもてなしに心から感謝申し上げます。是非、再び与田切創造館を訪れたいと思います。
(与田切自然館 長野県上伊那郡飯島町飯島上の原 TEL&FAX 0265-86-8066です。)