2010年11月 のアーカイブ

南信濃地区を訪問、飯伊女性部幹部懇談会開催

2010年11月15日 月曜日

本日(11/15)は、飯田市南信濃地区(旧 南信濃村)を訪問しました。元村議会議員で後援会事務局長の後藤修三先生にご同行を頂き、多くの皆様とお会いをすることができました。


(今日は、薄日が差す温かい日となり、南信濃の山々も紅葉でとても美しく感じられました。)

支援者の皆様を訪問する途中、星野屋さんと、スズキヤさんの2軒の肉屋からお話を伺いました。

星野屋(http://www.hoshinoya.jp/index.html)の片町彰社長のお話では、今年は上伊那からの2頭を含めた14頭のクマや、50頭のシカを処理したとのこと。特に、クマは東京の六本木などのフレンチやイタリアンのレストランにクール宅急便で出荷されるとのことでびっくりました。クマは骨も良いダシがでるので捨てるところはほとんどないそうです。


(お店の前で片町社長と記念撮影。今年はクマが持ち込まれる数が多いとのこと。)

 

ジンギス用の肉で全国的にも有名なスズキヤ(http://www.jingisu.com/)の鈴木理(まさし)さんにもお会いすることができました。今日一日で平谷村からのクマ1頭、清内路からのイノシシ3頭、遠山のシカ2頭を処理したとのことです。

有害鳥獣の発生の多さを改めて実感するとももに、その肉を無駄なく調理して活用することの重要性を感じました。


(お店の中での一枚。様々な肉を扱われています。品数の多さにびっくりしました。)

 

元南信濃村議会議長を務められた村沢徹(とおる)先生からは、「民主党もひどいが、役人のやりたい放題を見逃してきた自民党も大いに反省しなければダメだ。地域の住民の立場にたって、しっかりとした政治をやってほしい。」という叱咤激励を頂きました。その言葉をしっかりと受け止めて、頑張っていきたいと思います。


(村沢先生には、作業の手を休めて、貴重なアドバイスを頂きました。ありがとうございました。)

 

また、飯田市との合併まで南信濃村長を務められた近藤高明さんにも久しぶりにお会いすることができました。

近藤元村長からは、「民主党政権は、地方の厳しい実情がわかっていない。国民のための政治の実現のために頑張ってほしい。」との言葉を頂きました。


(右が近藤元村長、左がご同行頂いた後藤先生です。)

 

夕方には、飯田市内で開催された後援会の飯伊女性部幹部役員の皆様との懇談会に出席しました。

先般の役員改選により飯伊全体の女性部長が飯田市の沢柳さんから松川町の米山さんに交代することが内定していましたが、本日より正式に新たな体制がスタートすることとなります。

皆様それぞれから、次期総選挙に向けた女性部の組織強化などについてお話を頂いた他、今、各地で作業がまっさかりの市田柿の話題など、さまざまな話で盛り上がった楽しい会でした。


(私の右が沢柳さん、左が新部長の米山さんです。幹部の皆様には、お忙しい中、ご出席頂き、ありがとうございました。)

 

その後、飯田市の事務所において、椎名レディースクリニックの椎名一雄先生、飯伊包括医療協議会の会長で私の飯伊後援会長でもある唐沢弘文先生とお会いしました。

両先生が来られた趣旨は、椎名レディースクリニックが来年100周年を迎えられるのを記念して発行される記念誌への原稿の依頼でした。

現在、飯伊地域で出産できるところは、飯田市立病院と椎名先生のクリニックのみとなっており、椎名先生は年間約400人の出産を手掛けていらっしゃるそうです。

椎名先生は、基本的に1年365日、24時間体制で頑張っておられます。飯田市立病院との連携もしっかりしており、全国的にみても一つのモデルケースとなっています。

また、飯伊地域出身の医師が地元にかえって開業してくれるよう、地域出身者の名簿を医師人材バンクとして整備する取り組みもされています。

椎名先生には、来年の100周年を契機に、さらにご活躍を頂きたいと思います。


(左が椎名先生、右が唐沢会長です。私は、両先生のご指導も頂きながら、産科の体制強化のためにも頑張っていきたいと考えています。)

上伊那各地の農協祭、伊那フィル演奏会、伊那市境区桜並木の会に出席

2010年11月14日 日曜日

本日(11/14)は、朝一番に、伊那市の河川一斉清掃に参加しました。境区公民館前には今日も多くの区民の皆さんが参集され、その後各地区にわかれて水路の土砂やごみを取り除きました。


(いつもお世話になっている境区南11組の皆様とともに水路の清掃を行いました。)

 

次に、上伊那各地で開催されているJA祭を訪問しました。お会いした多くの方々から、「今の民主党の農業政策では、日本の農業が駄目になる。早く国政に復帰して頑張って欲しい。」との声を頂きました。改めて、将来像をしっかり描きながら農業の発展をめざすことが必要だという思いを強くしました。


(事務所の地元、上牧支所では、お菓子が大安売り。六袋1000円でおせんべいなどを買いました。)


(箕輪支所では、いつもご支援いただいている皆様とお会いできました。)


(箕輪支所でちょうど開催された宝投げに参加させて頂きました。)


(辰野支所では、小学生を中心とするダンスチームの皆さんたちと記念撮影。)


(駒ヶ根支所では、上伊那農業高校の生徒さんがつくったきれいなシクラメンを買いました。)


(高頭町の東部支所では、生活班の皆様とお会いできました。)


(伊那の本書では、かかしのコンテストを実施中。宮下組合長とも懇談をさせて頂きました。)

 

引き続き、長野県伊那文化会館で開催された伊那フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聞きに行きました。

今年は、創立25周年を記念しての演奏会であり、ヴェートーベンの交響曲第5番「運命」とチャイコフスキキーの交響曲第5番が演奏されました。(指揮者の征矢健之介さんの解説では、5(番)かける5(番)で25(周年)にぴったりという話もありました。)

ヴェートーベンの5番は第1回の定期演奏会以来の再演だそうです。繊細さと重厚さが重なり合う名演でした。チャイコフスキーの5番は、団員の皆様が心を一つにしていることを強く感じる渾身の演奏でした。第2楽章のホルンの音色、第4楽章の勇壮な力強さ。本当に素晴らしかったです。来年以降の演奏にも大いに期待しております。


(本日のパンフレットの表紙です。伊那フィルの皆様。素晴らしい演奏をありがとうございました。)

 

夜には、地元の境区公民館において、「境桜並木感謝のつどい」が開催されました。境桜並木管理会の神田福治会長をはじめとする役員の皆様、植樹の場所の整備にご尽力いただいた行政の皆様、アドバイスを頂いている桜守の皆さん、本年3月の植樹やその後の草刈りなどに参加された区民の皆様が一堂に会して、「今後も桜並木を大切に育てていこう」ということで気持ちが一つになった会でした。


(私も、ひとことご挨拶をさせて頂きました。来年も植樹した桜がかわいい花を咲かせてくれるのが楽しみです。)

下伊那各地の文化祭を訪問、TPP参加反対緊急集会に出席

2010年11月13日 土曜日

本日(11/13)は、飯田市、泰阜村、豊丘村で開催された文化祭などを訪問しました。

はじめに伺ったのは飯田児童相談所で開催された「第38回伊那谷施設 児童福祉展」です。伊那谷の7つの児童福祉施設(カリヨンの家たんぽぽ、風越乳児院、風越寮、おさひめチャイルドキャンプ、飯田市療育センターひまわり、たかずやの里、飯田児童相談所)にいる子どもたちの作品を展示するとともに、各施設単位で出店を出していました。


(風越寮の皆さんは、焼き芋のお店を出していました。アツアツの焼き芋は本当においしそうでした。)

また、飯田児童相談所の吉川一彦所長、おさひめチャイルドキャンプの小林稔さん、風越寮の下平薫寮長からは現在の課題などについてお話をお聞きすることができました。

・子ども手当については、親がいる場合には、親に支払われ、子どもたちの手に届かない場合が多い。

・施設の子どもたちに向けては、政府において相当額の現物支給が検討されているが、いつ実現するかは不明。また、検討内容をみると、おもちゃなどの物品なら良いが、現金で渡すことは禁じられる見込み。本当はこどもたちの将来の為に積み立てをしたい。また、この方法だと、親のいない子にはおもちゃが与えられ、親のいる子には親に現金がいくので子どもたちには何ももらえないという格差が生じてしまう。

・虐待と貧困は裏表の関係にある。

・22年度の虐待の通告は21年度の約1.5倍になっており、通告の重要性がひろく認識されるようになったことがうかがわれる。

・各施設とも老朽化が進んでいるが、資金不足のため耐震化診断や工事は進んでいない。

・各施設への運営費補助の前提となる職員数の配置は子ども6人に対して1人となっているが、5人基準の施設でも実際には20人が働いている。実態に即した基準の見直しが必要。

こうしたお話を伺い、現政権のバラマキを改め、厳しい状況の子どもたちに目を向けることが必要であることを痛感しました。


(左から実行委員の小林さん、風越寮の下平寮長、一番右は飯田児童相談所の吉川所長さんです。貴重なお話をお聞かせ下さり、ありがとうございました。)

 

続いて、飯田市の「丸山地区文化祭」を訪問しました。風越寮や白山社、地元の皆さんによる展示コーナーでは様々な作品や展示が行われていました。


(丸山公民館の前では、手作りパンを炭火で焼く体験が行われました。15分ほどできつね色のパンが焼きあがるそうです。)

次に伺ったのは、三遠南信地域の8つの信用金庫が主催する「しんきんサミット」です。飯田市中央公園では、三河、遠州、南信の各地域から様々なお店が出展され、お昼時ということもあって、各お店に行列ができていました。


(おおにぎわいの中央公園です。)


(私は、農事組合法人あなんの皆様のお店で、発芽玄米入りの五平餅を買いました。焼きたてで本当においしい五平餅でした。)

 

次に伺ったのは、泰阜村の「公民館芸能発表会」です。ちょうど、中学生から大人のメンバーによる「やすおか太鼓」の勇壮な演奏と、小学生の皆さんによる「泰阜こども太鼓」の演奏、「水曜会」の皆様によるカラオケでの歌の披露を聞くことができました。


(特に、「泰阜こども太鼓」の演奏は、ぴったりと息のあった元気な演奏で、こちらも元気を頂きました。)

 

その後、飯田市にもどり「上郷地区文化祭」を訪問しました。ちょうど「ふれあいさわやか音楽祭」が開催されており、飯田高等学校邦楽班による琴の合奏や、飯田女子高等学校吹奏クラブの皆さんの演奏を聴くことができました。


(飯田女子高校の吹奏クラブの皆さんです。アップテンポの曲、しみじみとした曲など、それぞれ素晴らしい演奏でした。)

その後伺った「第23回とよおかまつり」では、写真愛好者の皆様による素晴らしい作品が数多く展示されていました。私も写真を撮るのは好きなのですが、皆様の作品は本当にレベルが高く、感銘を受けました。

 

夜には、JAみなみ信州農政対策協議会主催により開催された「TPP交渉参加断固反対 JAみなみ信州緊急集会」に出席しました。

これまで日本は、貿易の振興を図る一方で、日本の食糧安全保障を図る観点からWTOやFTA、EPAなどの交渉を進めてきました。これに対しTPPは、農産物を含めたすべての品目の関税を撤廃するとともに、金融、保険、入札制度、医師や看護師・介護福祉士の労働市場の開放などにより国の形を変えるものです。

もし、しっかりした準備もなくTPPに参加すれば、日本の農業は壊滅的なダメージを受け、農業離れによる耕作放棄地の拡大、将来の食糧危機の際の食糧不足などを招くことになります。

今必要なのは、戸別所得補償制度の失敗による米価下落への対応をすすめるとともに、将来の担い手を育て、農産物の流通や価格決定のシステムを改革し、付加価値の高い農業をつくりあげていくことだと考えます。そうした大きな改革を実現するため、政治が真のリーダーシップを果たしていかなければなりません。


(会場は、このままでは地域の農業が崩壊するという強い危機感につつまれました。)

松川町で女性の皆様との懇談会を開催

2010年11月11日 木曜日

本日(11/11)は、松川町において女性の皆様との懇談会を開催させていただきました。

本日は、整体や気功による療法を教えていらっしゃる山上亜希江先生のお声掛けで、整体などを学んでいる皆様がご参加下さいました。

皆様、普段政治との関わりが無いというお話でしたが、お一人お一人から、以下のように、様々な声を聞かせて頂くことができました。

「政治は関係ないと思っていたが、主人の仕事の変化を通じて、政治の影響を感じるようになった」

「政治家がお互いの批判や足の引っ張り合いをしているようにしか見えない」

「万人が満足する答えは無いのではないか、もっと日本全体を考えて予算をうまく使ってほしい。」

「介護職として働いているが、現状では国家試験などの資格がないと就職しにくいなど、ハードルが高い面がある。働きながら資格をとるなど、門戸を広げることが必要。」

「政見放送などは堅苦しく、聞きにくい。」

「教育の基本は家庭や母親にあるのではないか。もっと家庭での教育を大切にするべきだと感じている。」

「芸能人など、知名度が高い人を候補者にして人気取りをする選挙はよくないのではないかと思う。」

「地方自治体の窓口で、各部署の横の連携がうまくいっていないため、あちこちに書類の提出を求められるのは問題。」

「介護保険においては介護度が重くなると、自己負担も増えていく。所得の低い人への配慮をしっかりとして欲しい。」

私からも、少子高齢化社会を迎えた日本の現状やこれからの日本のあるべき姿などについて、私なりの考え方をお話をすることができました。

山上先生からは、「政治は、母の優しさを持った菩薩行であるべき。一方で不動明王のエネルギーも必要。毅然とした政治を実現して下さい。」との言葉を頂きました。また、参加者の皆様からも、「政治を身近に感じることができた。」との声を頂きました。

これからも、皆様の声をお聞きする活動を大切にしていきたいと思います。こうした懇談会やミニ集会をやってみようという方は、是非事務所までご連絡をください。お待ちしております。


(一番右が山上先生です。ご参加いただいた皆様には、貴重なご意見を頂き、本当にありがとうございました。)