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街頭遊説の後、理容組合や飲食店組合の会合に出席

2010年3月8日 月曜日

本日(3/8)は、先週に引き続き、朝の通勤時間にあわせて、伊那市内の3か所で街頭演説を行いました。今日は、特に先週衆議院を通過した平成22年度予算の問題点や、それに対して自民党が組み換えの動議を提出していること、その内容などについても説明をさせていただきました。

また、これからの社会保障制度を支えていくためにも、税金の無駄づかいの排除や公務員制度改革が必須であり、同時に新技術や産業を育てる成長戦略をうちたてること、さらに国民みんなで年金・医療・介護・子育てなどに必要な財源を支えていくための議論を行うことが必要であることを訴えました。

午後からは、伊那市理容組合の定期総会後の懇親会、伊那飲食店組合新春大会、理容組合伊南支部定期総会懇親会にそれぞれ出席し、皆様との懇談をさせていただきました。

印象的だったのは、伊那市理容組合の最若手、29歳の樋口一哉さんの話です。お父様は伊那市理容組合の前支部長を勤められた方であり、私の後援会の幹部もしていただいていますが、息子さんも約3年前に私の事務所の近くに「ヘアー&リラックス INK」という名前の店を出して、頑張っているとのこと。2歳と2カ月のお子さんをもつパパさんでもあります。

一哉さんは、「でかい看板を出してお客さんの数をふやすようなことはしたくない。そうしたやっつけ仕事では、仕事の質が落ちてしまう。一人ひとりのお客さんの信頼を得ていくことを大切にしたい。」と語っていました。厳しい環境にある理容業界ですが、こうした若い皆さんが未来に向かって頑張っているのは、本当に素晴らしいことだと思います。

もう一人、理容組合伊南支部総会でお会いした宮本雄一さんは、宮田村でVASE(ベース)というお店を経営している方ですが、社会人になってから走り始め、駒ヶ根の「鈴ラン」というチームに所属し、先月には、天竜村で開催された駅伝大会に参加されたとのこと。

「天竜村は、走ってみると、本当に美しい、素晴らしい村でした。できれば将来、あんなところに住んでみたい。天竜村には、是非また行きたい」と熱く語ってくれました。こうした若い皆さんが、山村の素晴らしさを評価して下さることは、とてもうれしいことです。中山間地に様々な地域の産業を振興し、若い皆さんの働く場ができれば、地域ももっと活性化します。私は、そのための基盤作りをするのが、政治と行政の役割なのではないかと考えています。


(今日も、朝の通勤の皆様方に、真剣に私の思いを訴えました。)


(最若手の樋口さん。トレードマークのひげは、3年前からのばしているそうです。)