8月12日は、昼に伊那市高遠町の「きし野」さんで、期間限定で販売されている「暑中信州寒晒蕎麦」を頂きました。
「暑中信州寒晒蕎麦」は、江戸時代に高遠藩から将軍家に献上されていた蕎麦です。
昭和30年代ごろを最後に途絶えていた寒晒蕎麦を、有志の皆さんが2002年に復活させ、2014年からは、高遠そば組合に加盟する一部の店舗で「夏の土用の期間限定販売」をされてきました。
今年の夏は、高遠町の7つのお店(壱刻、きし野、華留運、七めん亭、紅さくら、ますや、楽座紅葉軒)で8月11日から、各店舗一日約15食、売り切れ終了まで販売されています。
今年の暑中信州寒晒蕎麦は、1月5日に玄ソバ約150kgを伊那市長谷粟沢川に浸し、2月4日に川から引上げ、寒風に晒す乾燥作業を開始、3月7日に乾燥を終了して冷蔵倉庫に保管、7月23日から販売を開始したとのこと。
清流に浸し、寒風で乾燥させることにより、甘みが増すといわれています。
実際に、蕎麦のみで味わったところ、甘みを感じることが出来ました。本日は、献上した寒晒蕎麦を復元した「献」と、きし野さんのオリジナル寒晒蕎麦である「靖」と名付けられた2種類の食べ比べをすることが出来、それぞれの個性を楽しむことが出来ました。
本日は、辛味大根と焼き味噌をつゆに溶かしていただく、伝統的な「高遠そば」の食べ方で、頂きました。
暑中信州寒晒蕎麦は、地域に伝わる歴史を現在によみがえらせ、地域の魅力を高める素晴らしい取り組みだと感じました。
なお、「暑中信州寒晒蕎麦」の詳細については、こちらのホームページをご参照ください。
「暑中信州寒晒蕎麦」です。左側に辛味大根、手前中央に焼き味噌があります。また、シンプルに塩だけで蕎麦を味わうと、甘みがよくわかります。
右側が献上した寒晒蕎麦を復元した「献」、左側が、きし野さんのオリジナル寒晒蕎麦である「靖」です。それぞれにとても美味しいお蕎麦でした。
2022年8月 のアーカイブ
高遠町で暑中信州寒晒蕎麦を味わいました
2022年8月12日 金曜日農水省とインボイス制度に伴う課題について協議しました
2022年8月10日 水曜日カシューナッツを活用したリサイクルビジネスの話を伺いました
2022年8月8日 月曜日
8月8日は、議員会館で各省との打ち合わせなどを行いました。
午後2時には、株式会社トッププランニングJAPAN経営企画室の今橋隆之室長がお見えになり、カンボジアのカシューナッツ産業を基盤とした地域資源循環ビジネスモデルについてのお話を伺いました。
カンボジアは面積は日本の約半分、人口は日本の約13パーセントで、遊休荒廃地も多く、カシューナッツの栽培は新たなCO2吸収源確保につながること、カシューナッツの殻を圧縮することにより、重油の代替となる油がとれ、殻の残差も、ペレット化して燃焼材として活用できる、とのことでした。
特に、カシューナッツオイルが重油の代替燃料として既存のディーゼルエンジンに使えるのは、新たなカーボンニュートラル燃料である点で画期的だと感じました。価格も重油より割安だそうです。
今後、日本の大手企業と提携し、カンボジア国内に複数の加工工場を建て、将来はタンカーでオイルを海外輸出することも計画されているとのこと。
また、カンボジア産カシューナッツは、これまで自国での加工技術を持たなかったため、大半は隣国へ安価に輸出され、公正な取引が普及してきませんでしたが、国内で加工して販売すれば、取引価格は10倍程度となるため、カンボジアの経済発展にも寄与するとのことでした。
フェアトレードによる支援と、環境問題への対応が出来る素晴らしい取り組みだと感じました。
トッププランニングJAPAN経営企画室の今橋隆之室長との記念写真です。
左から、製品化・包装されたカシューナッツ、加工前の殻付きのカシューナッツ、カシューナッツの殻、油を搾った後の殻です。右上の容器に入っているのが、重油の代替燃料となるオイルです。
長野県林業土木協会、箕輪町、長野県税理士政治連盟より要望を受け、豊丘村と高森町を訪問、長野県知事選開票報告会に出席しました
2022年8月7日 日曜日
8月7日は、午前9時から伊那本部事務所に長野県林業土木協会の吉澤利文副会長と、宮下建設株式会社の宮下金俊社長がお見えになり、「令和5年度当初予算における林野公共事業予算確保に関する要望」を頂きました。
皆様からは、特に人員確保や長期的な投資のためにも、安定的な予算の確保が重要、とのご指摘を頂き、私からは、林業振興や地域のライフラインの確保の観点からも、予算の確保に努力していくことをお誓いしました。
午前9時半からは、箕輪町の白鳥政徳町長と川合昭住民環境課長がお見えになり、「箕輪町地球温暖化対策実行計画」の実現のための環境省の交付金の採択についてのご要望を頂きました。
箕輪町の公共施設に太陽光発電設備や蓄電池、LED照明などを整備し、各施設を自営線で結び、マイクログリッドを構築するという意欲的な内容を伺い、採択に向けて努力することをお約束しました。
午前10時からは、長野県税理士政治連盟の百瀬征男会長、税理士による宮下一郎後援会の上野山登会長をはじめとする皆様がお見えになり、来年10月からのインボイス制度のスタートに伴う課題などについてご指摘を頂きました。
ご指摘を通じて、あるべき姿に近づける努力が必要であることを強く感じました。
昼前には、家内と共に、道の駅「南信州とよおかマルシェ」を訪問しました。
8月1日から、ウクライナから高森町に避難しているウクライナ人9人のうち、4人の女性が監修してつくったボルシチとピロシキのセットが販売されていると聞き、訪問したのですが、到着の少し前に完売し、販売も終了していました。
代わりに、おいしいハムやチーズが入ったクレープや、ブルーベリースムージーなどを購入してお昼に頂きました。
午後1時には、高森町を訪問し、高森南小学校6年3組「福島の想いをつなぐひまわりプロジェクト」でつくられた「ひまわりの巨大迷路」に挑戦しました。
入り口付近のテントでは、高森南小学校の先生や生徒の皆さんから、プロジェクトの経緯や苦労した話などをお聞きすることができました。
敷地面積約2000m2に約7万本のひまわりによる巨大迷路を地域の皆さんと共につくった行動力にびっくりしました。
テントでは、福島・ウクライナへの募金活動も行われていました。
家内と共に、汗だくになりながらひまわりの迷路をあるき、9か所のスタンプを見つけて、スタンプラリーを完走することができました。
伊那の自宅に戻る際には、飯島町で、実が入りつつある緑の稲穂と青い空、白い雲の夏の風景を撮影しました。
午後8時前からは、長野市で開催された「長野県知事選あべ守一開票報告会」に出席しました。
午後8時丁度にあべ守一候補の当選確実の報道が出て、その後あべ守一知事が入場し、私もご指名を頂き壇上に上がり、皆様と共に万歳三唱を行いました。
続いて、あべ守一知事からご挨拶があり、報道機関による共同インタビューが行われました。
さらに、だるまの目入れを行い、各組織の代表からお祝いのご挨拶があり、自民党からは、後藤茂之県連会長がご挨拶をされました。
長野県も、コロナ感染症の拡大や物価高騰、毎年の豪雨被害など、様々な課題に直面をしていますが、皆で知事を支え、しあわせ信州の実現のために努力していかなければ、との思いを強くしました。
長野県林業土木協会からの要望書を頂き、お話を伺いました。
箕輪町の白鳥政徳町長から要望書を頂きました。
「箕輪町地球温暖化対策実行計画」の内容などについてお話を伺いました。
税理士による宮下一郎後援会の上野山登会長から税制改正に関する要望書を頂きました。
皆様と、インボイス導入時の課題などについて意見交換をさせて頂きました。
道の駅「南信州とよおかマルシェ」では、キッチンカーでボルシチとピロシキを販売していましたが・・・
一足遅く、本日は完売でした。好評で、毎日早い時間に売り切れだそうです。
代わりに、出来立てのクレープとスムージーを買いました。
左から、ハムチーズのクレープ、ブルーベリースムージー、ピーチソーダ、綱チーズのクレープです。
高森町の「ひまわり迷路」は、遠くから見ると、黄色い絨毯のように見えました。
満開のひまわりたちが迎えてくれました。
高森南小学校6年3組の担任の先生と生徒の皆さんからお話を聞くことが出来ました。
記念撮影用のかわいいボードも手作りです。
テントでは、6年3組へのエール募金や福島・ウクライナへの復興募金が行われていました。
迷路の中はこんな感じです。頭をかがめながら進んでいきます。
迷路の中の9か所に、机とスタンプが置いてあります。
「ひまわりスタンプラリー」、完走しました!
飯島町では、田んぼと空と雲のコントラストが綺麗な夏の風景に出会いました。
稲の穂に実が入ってきていました。
知事選あべ守一開票報告会で、当選確実が出たことを踏まえ、全員で万歳三唱を行いました。
あべ守一知事からのご挨拶の様子です。
私もご指名を頂き、だるまの目入れに参加させていただきました。
自民党を代表して後藤茂之県連会長がお祝いのご挨拶をされているところです。