2013年10月24日 のアーカイブ

過疎対策特別委員会で北海道を視察

2013年10月24日 木曜日

10月24日は、過疎対策特別委員会の北海道現地視察に、事務局長の立場で参加しました。

本日の視察に参加したのは、森山裕委員長、私、北海道選出の中村裕之衆議院議員と勝沼栄明衆議院議員です。また、総務省自治行政局、農林水産省、国土交通省の皆様にもご同行を頂きました。


まず、朝7時半発の飛行機で羽田から新千歳空港に向かい、到着後に札幌市内のホテルに移動しました。

午前10時半から12時まで意見交換会が開催され、私は事務局長として司会進行を行いました。

はじめに森山委員長より本日の現地視察の趣旨についてご挨拶があり、続いて北海道の高橋はるみ知事より、過疎法の見直しについての要望を含めたご挨拶を頂きました。

引き続き、11名の過疎地域市町村長の皆様から意見をお聞きしました。

本日ご参加いただいたのは、

歌志内市 村上隆興 市長
芦別市  清沢茂宏 市長
伊達市  菊谷秀吉 市長
名寄市  加藤剛士 市長
安平町  滝 孝 町長
厚沢部長 渋田正己 町長
音威子府村 左近 勝 村長
中頓別町 野邑智雄 町長
礼文町 小野 徹 町長
池田町 勝井勝丸 町長
標津町 金沢 瑛 町長

の皆様です。皆様から、地域活性化のための取り組みや、過疎債の使途拡大の要望等について、貴重なご意見を頂くことができました。


昼食後にバスで小樽市に移動し、午後1時半からは市立小樽病院の会議室において、小樽市の中松義治市長や関係者の皆様から、「過疎対策の取り組みについて」「観光振興の取り組みについて」「市立病院の統合・新築について」の3点について説明をお聞きしました。それぞれ、過疎債を有効活用して事業を推進されている現状がわかりました。

さらに、過疎債借入によって今年の7月に新築・供用開始された新夜間急病センターを視察しました。午後6時から翌日午前7時までの間の初期救急医療を行う施設として、周辺町村の皆様にとっても利用できる地域の安心につながっています。


その後バスで仁木町に向けて出発し、午後3時20分からは、仁木町民センター交流ホールにおいて仁木町の佐藤聖一郎町長をはじめとする皆様から、仁木町の概要や、過疎債を活用した野菜ハウス導入事業、水稲育苗・花卉ハウス導入事業などについて説明を受けました。

また、ミニトマトを原料にしたおいしいジュースや、ブドウを試食させて頂き、そのおいしさに感激をしました。

次に、高台にある「農村公園フルーツパークにき」に移動し、町全体を眺望しながら、トマトなどのハウスや果樹栽培の様子等についてお話をお聞きしました。果樹や野菜の振興を通じ、安定した農業経営の実現や農業後継者の確保を目指したいとのことでした。


午後4時10分ごろに仁木町を出発し、新千歳空港に向かいました。午後6時過ぎに空港に到着、空港内のラーメン街で札幌ラーメンを食べ、午後7時発の飛行機で羽田に戻りました。

明日も、日帰りで島根の現地視察を行う予定です。台風の影響が心配ですが、頑張っていってまいります。


(北海道へ向かう機内から、輝く雲を撮影しました。)


(札幌での意見交換会で挨拶をされる森山裕過疎対策特別委員長です。)


(お忙しい中、高橋はるみ北海道知事もご出席くださり、ご挨拶を頂きました。)


(小樽市に向かう途中に車内から撮影した紅葉です。様々な色に色づいた木々がとてもきれいでした。)


(市立小樽病院の会議室で小樽市の取り組みについてご説明を頂きました。)


(窓から外をみると、隣に建設中の新病院の3階部分までがほぼ出来上がっていました。)


(現在の市立小樽病院の外観です。黄葉もきれいですね。)


(視察した新夜間急病センターの前で。左から森山裕委員長、私、小樽市保健所の秋野恵美子所長、中村裕之議員と勝沼栄明議員です。)


(仁木町民センター交流ホールで佐藤聖一郎仁木町長より概要のご説明を受けているところです。)


(仁木町特産のミニトマトのジュースとブドウです。とてもおいしかったです。)


(仁木町全体が見渡せる高台からの一枚。中央の建物が「フルーツパークにき」のレストランや売店等の施設です。)


(空港で食べたコーンバター味噌ラーメンです。これまたおいしかったです!)