2013年10月 のアーカイブ

伊那市富県で「桜井区やきいも大会」に出席、伊那法人会より税制要望

2013年10月27日 日曜日

10月27日は、台風が過ぎ去り、伊那谷も素晴らしい秋晴れに恵まれました。

午前11時からは、伊那市富県で開催された恒例の「桜井区やきいも大会」に家内とともに出席しました。

立派なやきいもに加え、つきたてのおもちやキノコ汁など、ごちそうをおなかいっぱい頂きました。

桜井区のこの会は、火をおこしてやきいもをつくる皆さん、キノコ汁をつくる皆さん、おもちをつく皆さん、おもちにあんこやきなこ、だいこんおろしで味付けする皆さんなど、子どもからお年寄りまで全員参加でつくりあげているところが素晴らしいと思います。


午後1時すぎには、伊那本部事務所に伊那法人会の藤沢秀敬会長がお見えになり、「平成26年度税制改正に関する提言」を頂きました。

社会保障制度の重点化・効率化、行政改革の徹底、消費税転嫁対策、法人税率の引き下げ、事業承継税制の拡充など、ご提言をしっかりと踏まえて取り組んでまいります。


(やきいも大会の全景です。毎年、桜井区の皆さんの手作りで開催されています。)


(到着早々、仕上げのもちつきをさせて頂きました。)


(きなこもち、あんころもち、大根おろしもちをつくっている皆様との記念撮影です。)


(頂いたごちそうです。どれもできたてでとてもおいしかったです。)


(きのこ汁をつくった釜のまわりで、皆様と。)


(赤ちゃんや小さいお子さんも大勢参加していました。)


(帰りがけに会場周辺で撮影した風景です。本当に気持ちの良い日でした。)


(伊那本部事務所で、伊那法人会の藤沢会長から、提言書を頂きました。)

飯田市後援会千代支部主催懇親会開催

2013年10月26日 土曜日

10月26日は、午後2時から飯田市千代で、飯田市後援会千代支部主催により「宮下一郎代議士を囲む会」を開催して頂きました。

始めに、西尾喜好支部長よりご挨拶があり、引き続き、私から、昨年の衆議院総選挙や本年7月の参議院選挙におけるご支援に感謝を申し上げるとともに、先日亡くなった父に対しても、長年ご支援を頂いた事に対し、心から御礼を申し上げました。

また、三遠南信自動車道の千代インターの早期の開通を目指すとともに、リニア新幹線開通に向けて地域の振興を図っていく決意を表明しました。

その後、全員で記念写真を撮り、乾杯の後、皆様お一人お一人とお話をしました。

特に、父の初代の後援会千代支部長をお務め頂いた清水成彦さんからは、父の初出馬の際のエピソードなどのお話をお聞きしました。清水さんは、父の政治生活24年間の内、23年間支部長を務めて頂きました。現在88歳。果樹や野菜、米作りなどで忙しい毎日だそうです。日々の晩酌も長寿の秘訣とのこと。これからもお元気でご指導を頂きたいと思います。


(私からは、ご支援に対する御礼や、最近の活動報告、今後の地域発展に向けた決意などを申し上げました。)


(懇親会の前に、全員で記念撮影。お忙しい中、多くの皆様にご参加頂き、誠にありがとうございました。)

過疎対策特別委員会で島根県を視察

2013年10月25日 金曜日

10月25日は、過疎対策特別委員会の島根県現地視察に、事務局長の立場で参加しました。台風の影響が心配されましたが、行き帰りの飛行機も時間通りに飛び、無事視察を終えることが出来ました。

本日の視察に参加したのは、山口俊一総括顧問、西銘恒三郎総務部会長、島根県選出の青木一彦参議院議員と島田三郎参議院議員、私の5名です。また、総務省自治行政局、農林水産省、国土交通省の皆様にもご同行を頂きました。

午前7時半すぎに羽田を出発し、午前9時に出雲縁結び空港に到着。バスで島根県庁に向かいました。県庁到着後に、知事室で溝口善兵衛知事にお会いしました。

午前10時から県庁6階講堂で行なわれた意見交換会では、はじめに山口総括顧問より今回の視察の趣旨の説明を含めたご挨拶があり、引き続き、溝口島根県知事と島根県過疎地域対策協議会副議長の竹腰創一大田市長よりご挨拶を頂きました。

メンバー紹介の後、島根県の西山彰地域振興部長から島根県の現状等についてご説明を頂き、次に、出席頂いた市町村長の皆様よりご提言やご要望をお聞きしました。

本日ご出席頂き、ご発言を頂いたのは、

大田市 竹腰創一 市長
安来市 近藤宏樹 市長
江津市 田中増次 市長
雲南市 速水雄一 市長
飯南町 山碕英樹 町長
川本町 三宅 実 町長
美郷町 景山良材 町長
邑南町 石橋良治 町長
津和野町 下森博之 町長
吉賀町 中谷 勝 町長
海士町 山内道雄 町長
知夫村 福山孝行 村長

の12名の皆様です。

それぞれの市町村において、人口減少への対応として若者定住対策や産業振興、既存施設の統廃合など、様々な取り組みをされていることがよくわかると同時に、過疎債の適用範囲拡大についても強い要望があることを再認識しました。


昼食後にバスで奥出雲町に向かい、午後1時すぎに町の貸工場で活動されている株式会社加地を訪問しました。

当社では、自社開発したEXGELという耐衝撃性能にすぐれた新素材と通常のウレタンフォームを組み合わせて、車いす用のクッションやマウスパッド、車用シートなど、様々な製品を一貫製品しています。

こうした工場を建設するのに、地域活性化事業債を活用したとのことですが、もし過疎債の対象になれば、町の負担が減り、さらに安い賃料で企業に工場を貸し出すことができる、とのお話も伺いました。


引き続き、ICT利活用促進事業として実施されているICTコールセンターを視察しました。この事業にも過疎債のソフト枠が活用されています。

奥出雲町では、町全体に整備した光ファイバー網を活用し、75歳以上の要援護者のお宅に約600台のテレビ電話を無償貸与し、民生児童委員や福祉・医療施設、公共施設等に約150台のテレビ電話を置いて見守る仕組みを構築しています。

なかでも、このコールセンターでは、運用委託をされた社会福祉協議会に所属するオペレーターの女性3名が、一人一日20軒から30軒の高齢者の皆さんに声をかける活動をしています。実際に、地元の言葉で明るく呼びかけているオペレーターの皆さんの様子を拝見し、素晴らしい取り組みだと感じました。

画面上に文字を書いてコミュニケーションをすることも可能で、健康確認や日常の問題解決の取次などもされています。利用している皆様の約8割がこのテレビ電話のサポートを今後も使いたいと答えているそうです。


その後バスで飯南町に向かいました。途中、過疎代行事業として整備された町道都加賀民谷線を通りました。雪の多い地域だけに、道路の整備は命にもかかわる重要な課題であることを感じます。


午後3時20分に飯南町に到着、谷地区で廃校となった小学校を活用し、様々な地域活性化のための事業を実施している「谷笑楽校(たにしょうがっこう)」を訪問し、説明を受けました。

ここでは、谷自治振興会や「地域おこし協力隊」の皆さんが中核となって、各種イベントの開催、卒業生の作品や地域情報の発信、卒業生や地域住民、視察者等の交流の場の提供等に活用されています。

既存の施設を地域活性化に活用している良い事例であると思います。


その後出雲縁結び空港に移動し、午後6時すぎの飛行機で羽田に向かいました。今日も、密度の濃い視察ができた一日でした。


(視察参加メンバーで知事室を訪ねました。左から島田三郎参議院議員、西銘恒三郎衆議院議員、私、溝口善兵衛島根県知事、山口俊一衆議院議員、青木一彦参議院議員です。)


(県庁6階で開催された約1時間半の意見交換会では、事務局長として司会進行をしました。)


(県庁1階の案内窓口に、島根県観光キャラクターの「しまねっこ」がいました。出雲大社の屋根型の帽子をかぶっています。かわいいですね。)


(奥出雲町の貸工場で車いす用クッションなどを製造している株式会社加地で、クッションに入れるEXGELという特殊素材をさわっているところです。指で押すと簡単にへこみますがすぐにもとに戻る、不思議な樹脂です。)


(この貸工場での生産を選択したのは、一貫生産ができる広いスペースが確保できること、自ら工場を建設する場合に比べ、初期コストが安いことなどによるとのことでした。)


(ICTコールセンターでは、社会福祉協議会の女性オペレーターが高齢者の皆さんに明るく話しかける声が印象的でした。)


(飯南町の「谷笑楽校」で、谷自治振興会による地域活性化の様々な取り組みについてお話を伺いました。)


(神楽で使われる衣装が展示されていました。その豪華さにびっくりしました。)


(出雲縁結び空港のホールには、飯南町でつくられた出雲大社の大しめ縄が展示されていました。歴史と伝統を感じる展示ですね。)

過疎対策特別委員会で北海道を視察

2013年10月24日 木曜日

10月24日は、過疎対策特別委員会の北海道現地視察に、事務局長の立場で参加しました。

本日の視察に参加したのは、森山裕委員長、私、北海道選出の中村裕之衆議院議員と勝沼栄明衆議院議員です。また、総務省自治行政局、農林水産省、国土交通省の皆様にもご同行を頂きました。


まず、朝7時半発の飛行機で羽田から新千歳空港に向かい、到着後に札幌市内のホテルに移動しました。

午前10時半から12時まで意見交換会が開催され、私は事務局長として司会進行を行いました。

はじめに森山委員長より本日の現地視察の趣旨についてご挨拶があり、続いて北海道の高橋はるみ知事より、過疎法の見直しについての要望を含めたご挨拶を頂きました。

引き続き、11名の過疎地域市町村長の皆様から意見をお聞きしました。

本日ご参加いただいたのは、

歌志内市 村上隆興 市長
芦別市  清沢茂宏 市長
伊達市  菊谷秀吉 市長
名寄市  加藤剛士 市長
安平町  滝 孝 町長
厚沢部長 渋田正己 町長
音威子府村 左近 勝 村長
中頓別町 野邑智雄 町長
礼文町 小野 徹 町長
池田町 勝井勝丸 町長
標津町 金沢 瑛 町長

の皆様です。皆様から、地域活性化のための取り組みや、過疎債の使途拡大の要望等について、貴重なご意見を頂くことができました。


昼食後にバスで小樽市に移動し、午後1時半からは市立小樽病院の会議室において、小樽市の中松義治市長や関係者の皆様から、「過疎対策の取り組みについて」「観光振興の取り組みについて」「市立病院の統合・新築について」の3点について説明をお聞きしました。それぞれ、過疎債を有効活用して事業を推進されている現状がわかりました。

さらに、過疎債借入によって今年の7月に新築・供用開始された新夜間急病センターを視察しました。午後6時から翌日午前7時までの間の初期救急医療を行う施設として、周辺町村の皆様にとっても利用できる地域の安心につながっています。


その後バスで仁木町に向けて出発し、午後3時20分からは、仁木町民センター交流ホールにおいて仁木町の佐藤聖一郎町長をはじめとする皆様から、仁木町の概要や、過疎債を活用した野菜ハウス導入事業、水稲育苗・花卉ハウス導入事業などについて説明を受けました。

また、ミニトマトを原料にしたおいしいジュースや、ブドウを試食させて頂き、そのおいしさに感激をしました。

次に、高台にある「農村公園フルーツパークにき」に移動し、町全体を眺望しながら、トマトなどのハウスや果樹栽培の様子等についてお話をお聞きしました。果樹や野菜の振興を通じ、安定した農業経営の実現や農業後継者の確保を目指したいとのことでした。


午後4時10分ごろに仁木町を出発し、新千歳空港に向かいました。午後6時過ぎに空港に到着、空港内のラーメン街で札幌ラーメンを食べ、午後7時発の飛行機で羽田に戻りました。

明日も、日帰りで島根の現地視察を行う予定です。台風の影響が心配ですが、頑張っていってまいります。


(北海道へ向かう機内から、輝く雲を撮影しました。)


(札幌での意見交換会で挨拶をされる森山裕過疎対策特別委員長です。)


(お忙しい中、高橋はるみ北海道知事もご出席くださり、ご挨拶を頂きました。)


(小樽市に向かう途中に車内から撮影した紅葉です。様々な色に色づいた木々がとてもきれいでした。)


(市立小樽病院の会議室で小樽市の取り組みについてご説明を頂きました。)


(窓から外をみると、隣に建設中の新病院の3階部分までがほぼ出来上がっていました。)


(現在の市立小樽病院の外観です。黄葉もきれいですね。)


(視察した新夜間急病センターの前で。左から森山裕委員長、私、小樽市保健所の秋野恵美子所長、中村裕之議員と勝沼栄明議員です。)


(仁木町民センター交流ホールで佐藤聖一郎仁木町長より概要のご説明を受けているところです。)


(仁木町特産のミニトマトのジュースとブドウです。とてもおいしかったです。)


(仁木町全体が見渡せる高台からの一枚。中央の建物が「フルーツパークにき」のレストランや売店等の施設です。)


(空港で食べたコーンバター味噌ラーメンです。これまたおいしかったです!)