2011年11月 のアーカイブ

南箕輪村大泉区民祭を訪問、山のキノコ倶楽部「秋の収穫祭」に参加

2011年11月3日 木曜日

本日(11/3)は、南箕輪村の大泉区民祭を訪問しました。

到着した時は、ちょうどもちつきの真っ最中。私も杵を握らせていただきました。とても粘りのあるおいしそうなおもちでした。

その後、公民館の中で、生け花や手芸作品、書や絵画など、地域の皆様の素晴らしい作品を鑑賞しました。

いろいろとごちそうを頂き、さらに会場の多くの皆様から、温かい激励の言葉も頂きました。皆様、本当にありがとうございました。


(二つの臼でもちつきをしていました。この後、きな粉やあんこでおいしく頂きました。)


(豚汁などのごちそうも頂きました。大泉区の皆様にはいつも応援を頂き、本当にありがとうございます。)


(「味工房」の皆様は、手作りのパンやおやきを販売中。どんどん売れていました。)


次に、飯島町の与田切川上流の「山のキノコ倶楽部」で開催された「平成23年度収穫祭」に伺いました。

到着すると、倶楽部の敷地内で大きくした巣から、地バチの子をピンセットで取り出す作業のお手伝いをしました。繭のような殻をはずし、黄色い幼虫をピンセットで取り出すのですが、殻などのゴミが混じらないように、一匹一匹つまみだすのは、結構大変です。

このハチの子は、砂糖としょうゆなどで味付けすることが多いですが、今日は、フライパンで塩と少量の油で炒ってから頂きました。

マツタケご飯、シメジ入りご飯、ハチの子やフナの煮物、キノコ汁や果物など、キノコ倶楽部でしか味わえないご馳走を豊な自然の中で頂くことができました。


(かなり根気のいる作業ですが、慣れた方は、とても手際よく作業されていました。)


(白い殻をとり、黄色く見えている幼虫を一匹一匹ピンセットで引き出します。)


(キノコ倶楽部の敷地内では、コマ打ちをした木から、様々なキノコが顔をだしていました。これはナメタケです。)


(収穫祭の片づけが一段落したところで、春に行われるシイタケのコマ打ちでの再会を期して、お茶で乾杯しました。)

自由民主党エネルギー政策議員連盟総会に出席

2011年11月2日 水曜日

本日(11/2)は、自民党本部で開催された「エネルギー政策議員連盟 第6回総会」に出席しました。

今日は、「3.11後の電力自由化政策 ~安全・安定な電力システムのために~」と題して、富士通総研経済研究所の主任研究員である高橋洋さんからご講演を頂き、その後質疑応答を行いました。

ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークの4カ国は、共通の電力市場を運営しており、その主体としての発電会社、送電・配電会社、小売会社は分離されています。

その北欧のケースをモデルとして、今後日本でも発電と送配電、小売を分離していくこと、特に送配電会社については、全国で1つまたは2つの企業に担わせる形を提案されています。

また、さらに20年~30年後を見据えて、アジア各国との電源の共同管理を行う「アジア再生可能エネルギー共同体の構想」を政治主導で実現していくことについての提言もありました。

質疑応答の中で、「再生エネルギーの電力変動を吸収するため、蓄電施設の必要性が言われることが多いが、これまで、電力需要の少ない夜間に原子力発電所が発電した電気をためる機能を果たしてきた揚水発電所を、再生エネルギーのために使えば、新規の蓄電施設がなくても、日本全体の電力の10~15%を再生エネルギーにすることができるのではないか」とのお話がありました。

また、送電網が大きくなれば、ある場所で風が止んでも風が吹いている別の地域で風力発電を行うなど、変動を吸収することもできます。

再生可能エネルギーの割合を増やしていくための仕組みづくりとしても、電力の供給体制見直しが重要であることを感じた会議でした。


(右から、代表世話人の河野太郎先生、事務局長の柴山昌彦先生、講師の高橋洋先生、代表世話人の牧島かれんさんです。)

農協みすず会に出席

2011年11月1日 火曜日

本日(11/1)は、長野県出身のJAグループ関係者の皆様による組織である「農協みすず会」に父 宮下創平とともに出席しました。

長野県JAグループ幹部として、大槻憲雄会長、芳坂榮一副会長、小松正俊専務も出席された他、来賓として若林正俊元農水大臣、参議院議員の吉田博美先生、若林健太先生も出席されました。

それぞれの皆様からは、TPP問題についてのご挨拶が多く聞かれました。

父は、「単なる反対だけでなく、戦略を持って臨むべきだ。」との趣旨で挨拶をし、私は、「目先の利益にとらわれることなく、20年後、50年後の日本の姿を考えて臨むことが政治に求められている。」との趣旨でご挨拶をさせていただきました。

TPPは、単なる自由貿易の推進ではなく、国の多方面の制度に影響が及ぶ包括交渉であり、拙速な参加表明をすべきものではないと考えます。

農業分野でも、「農業改革を進め、国際競争に勝ち残れる農業だけが残れば良い。」という考え方では、コメ・畜産酪農、砂糖などの分野で離農が進むことにより膨大な耕作放棄地がうまれ、気候変動によって可能性を増している食糧危機に対応できません。

中国や韓国のように、例外規定を確保しながら、EPAやFTAなどの個別交渉でEUやASEANなどとの関係を強化していくことが、真の意味での国益にかなうことであると考えます。

民主党内のTPP推進派の中には、「普天間問題などでアメリカの信頼を失っている今、TPPへの参加がアメリカとの関係修復のためにに必要だ。」との意見があると報道されていますが、次元の違う話を混同するのは論外です。

今こそ、国のあるべき姿を描き、他国追随ではない、しっかりとした外交戦略をとることが大切だと感じます。


(JA長野県中央会の大槻憲雄会長は、来賓として最初にご挨拶をされました。)


(前列は若林正俊先生と、父 宮下創平です。後列は左から、中央会の小松専務、私、大槻会長、全農の中澤邦春さん、芳坂副会長です。)