2020年7月 のアーカイブ

新型コロナウイルス関連肺炎対策本部に出席、JA北海道厚生連と自治体の皆様から要望、新たな国家ビジョンを考える議連 憲法改正分科会に出席、伊那商工会議所議員総会でオンライン講演

2020年7月21日 火曜日

7月21日は、午前9時から「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部」に出席しました。

本日は、厚生労働省から「新型コロナウイルスに関連した感染症の現状と対策」について、国土交通省から「Go To トラベル事業」について、説明を受け、質疑を行いました。

本日は、特にGo To トラベル事業の進め方などについて多くの意見が出されました。

午前10時45分からは、JA北海道厚生連の中瀬 省 会長と、弟子屈町の徳永哲雄町長、遠軽町の佐々木修一町長、網走市の水谷洋一市長、湧別町の石田昭廣町長をはじめとする皆様がお見えになり、「新型コロナウイルス感染症拡大による病院経営の危機へ対応するための緊急要請書」と「地域医療を継続するための緊急要望書」を頂きました。

皆様からは、今回のコロナ対応で、地域医療を支える厚生連病院が経営危機に直面していること、厚生連病院を支えてくださっている市町村に対する支援も重要であることなどについて、お話を伺いました。

「農民の健康を創る会」の事務局長としても、皆様をしっかり応援していくことをお誓いしました。

午後2時からは、「WithコロナAfterコロナ新たな国家ビジョンを考える議員連盟 憲法改正分科会」に出席しました。

本日は、拓殖大学大学院地方政治行政研究科特任教授の濱口和久先生から「緊急事態条項と日本の危機管理 ~緊急事態条項を憲法に明記せよ~」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。

パンデミックや甚大な自然災害、武力攻撃事態などが起こり国会が開けない場合、政府が一時的に法律と同じ効力を持つ政令を制定し、一時的に私権を一部制限できるようになるといった緊急事態条項が憲法にない場合、法律による制限を設けても憲法違反とされる可能性が大きいこと、参議院の緊急集会では長期にわたる危機への対応として課題があることなどについて、理解することが出来ました。

午後3時半からは、伊那商工会議所通常議員総会後の特別講演会に講師としてオンラインで参加し、「ウイズコロナ・アフターコロナで目指すべき社会」をテーマに、お話をさせて頂きました。

先週金曜日に閣議決定された「骨太方針2020」で掲げられた我が国の課題や目指すべき未来、感染症対策や国土強靭化、デジタルニューディールや多核連携型の国づくり、人・イノベーションへの投資、包摂的社会の実現、新たな世界秩序の下での活力ある日本などについてお話をするとともに、伊那谷のアドバンテージについてもお伝えし、「伊那谷から日本を元気に!」をモットーに皆様と共に努力していくことをお誓いしました。

質疑では、観光産業振興とGo Toキャンペーンの在り方、伊那谷発展の姿などについてご質問を頂き、お答えをしました。


新型コロナウイルス関連肺炎対策本部での岸田文雄政務調査会長のご挨拶です。


JA北海道厚生連と病院・診療所所在地市町村長の皆様から要望書を頂き、お話を伺いました。


WithコロナAfterコロナ新たな国家ビジョンを考える議員連盟 憲法改正分科会での下村博文分科会座長のご挨拶です。


議員会館の部屋で、オンラインで伊那商工会議所通常議員総会後の特別講演会に参加し、講演をしているところです。



骨太方針2020の概要です。クリックでPDFファイルをご覧いただけます。

飯田市での自由民主党災害対策本部現地視察会合に出席、水引の田中宗吉商店を訪問

2020年7月20日 月曜日

7月20日は、午後3時半から飯田市で開催された「自由民主党災害対策本部現地視察会合」に出席しました。

本日は、自由民主党災害対策本部副本部長である鈴木俊一総務会長、対策本部事務局長代理の佐藤信秋先生が高山市と下呂市の視察の後にお見えになりました。地元の議員では、私と参議院議員の宮島喜文先生が出席しました。

地元からは、長野県議会議長の小池清先生、飯田市の牧野光朗市長を始めとする飯田下伊那の全市町村長の皆様が出席され、長野県からは田下昌志建設部長、南信州地域振興局の丹羽克寿局長、飯田建設事務所の細川容宏所長、さらに、下伊那土木振興会の関島忠夫事務局長と南信州広域連合の高田修事務局長も出席されました。

はじめに、私が挨拶のご指名を頂き、鈴木総務会長と佐藤先生に感謝を申し上げ、改めて被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げました。さらに、金曜日に閣議決定された骨太の方針でも、国土強靭化緊急3ケ年計画終了後も十分な予算を確保して国土強靭化を進めていくことが明記されたことをご紹介し、災害復旧を含め、安心な地域を作るために、さらに努力することをお誓いしました。

続いて、鈴木総務会長、佐藤信秋先生、宮島喜文先生からもご挨拶を頂きました。

次に飯田市の牧野光朗市長と長野県より被災の全体像について説明を頂き、その後、具体的な被災の状況について、天龍村の永嶺誠一村長、喬木村の市瀬直史村長、大鹿村の柳島貞康村長、飯田市の牧野光朗市長からお話を伺いました。

各地の状況については本日の配布資料をご参照ください。

最後に、鈴木俊一総務会長から、皆様の声を踏まえて、党としての取りまとめを行い、政府と一体となって取り組んでいく、との趣旨で力強いご挨拶を頂きました。

午後4時半過ぎには、各種水引の製造元である株式会社田中宗吉商店を訪問し、田中康弘代表取締役からお話を伺いました。

当社では、新型コロナウイルス感染症の感染を受けて緊急事態宣言が出された際に、疫病退散の願いを込めて水引で「アマビエ」をつくり、豊丘村の道の駅「南信州とよおかマルシェ」などで販売したところ、テレビや新聞が報道したこともあり、ヒット商品となったそうです。

私も、新型コロナウイルス感染症の早期収束を願い、購入させていただきました。

なお、水引「アマビエ」は、田中宗吉商店のホームページからも購入できます!


自由民主党災害対策本部現地視察会合の会場玄関での記念写真です。左から、宮島喜文先生、鈴木俊一総務会長、佐藤信秋先生、私、小池清議長です。


私からご挨拶を申し上げているところです。


長野県の田下昌志建設部長から説明を頂いているところです。


配布資料の一部です。遠山では、36災害時の倍の降雨があったことがわかります。


天竜村の418号線付近の崩落現場の写真です。


会合の最後に鈴木俊一総務会長からご挨拶を頂いているところです。


株式会社田中宗吉商店の田中康弘代表取締役と、水引の「アマビエ」をもって記念撮影。


左がインターネット販売されている大きめのアマビエ、右は、「南信州とよおかマルシェ」の自動販売機で販売されている小さめのアマビエです。

自民党総務会、与党政策責任者会議に出席、生命保険協会の皆様と面会、経済財政諮問会議・未来投資会議で

2020年7月17日 金曜日

7月17日は、午前11時から「自由民主党 総務会」、午後1時から「与党政策責任者会議」に出席し、「経済財政運営と改革の基本方針2020(骨太方針)(案)」と「成長戦略実行計画案」について、内閣府副大臣の立場で説明を行い、了承を頂きました。

午後2時半からは、一般社団法人生命保険協会の根岸秋男 新会長と清水博 前会長、佐々木豊成 副会長と、金井洋 新副会長が金融庁副大臣室にお見えになりました。

皆様からお話を伺うとともに、私からは、人生100年時代を迎え、社会保障制度を支える重要な柱である生命保険の役割が益々大きくなっていることを踏まえ、皆様のご活躍をお願いしました。

午後4時半からは、首相官邸で開催された「経済財政諮問会議・未来投資会議合同会議」に出席し、「骨太方針」と「成長戦略実行計画」についての説明を行いました。

それぞれ、諮問委員の先生方からご発言を頂き、会議として両案を議決していただきました。

安倍総理は、本日の議論を踏まえ、次のように発言されました。

「本日は、経済財政諮問会議と未来投資会議、それぞれ骨太方針2020と成長戦略実行計画を取りまとめていただきました。

本年の骨太方針は、世界が新型コロナウイルス流行という正に歴史的な危機に直面する中で、我が国として、思い切った社会変革を果敢に実行することによって、自ら未来を切り拓(ひら)いていく。そうした強い意志を持った未来志向の骨太方針としており、副題も、危機の克服、そして新しい未来へ、といたしました。国民の皆様と力を合わせ、この困難を乗り越え、未来を見据えて進んでいく。そのためにも、この骨太方針を着実に実行してまいります。

また、本年の成長戦略は、新しい働き方の定着、決済インフラの見直し、デジタル市場への対応、オープン・イノベーションの推進などを柱として策定しました。今月後半からは、新型コロナウイルス感染症の時代、さらにはその先の未来の新たな社会像、国家像を構想する、新たな議論を開始いたします。デジタル化を進め、地方創生を推進するとともに、変化への対応力があり、強靱(きょうじん)性や持続可能性を持った、長期的な視点に立った社会像を追求してまいります。

最後に、これまでの議員各位の皆様の御議論、そして御協力、心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。」

なお、本日の会議資料は、内閣府のホームページでご覧いただけます。


自民党総務会の様子です。


私から、骨太方針と成長戦略実行計画について説明をしているところです。


与党政策責任者会議で私(写真右)から発言をしているところです。


生命保険協会幹部の皆様との記念撮影です。左から佐々木豊成 副会長、根岸秋男 新会長、私、清水博 前会長、金井洋 新副会長です。


経済財政諮問会議・未来投資会議合同会議において安倍総理(写真左)が発言されているところです。


安倍総理の発言を聞いているところです。

新国際秩序創造戦略本部に出席、政調審議会で説明、総合科学技術・イノベーション会議に出席、TPP国内調整統括官と面会、雇用問題調査会に出席

2020年7月16日 木曜日

7月16日は、午前9時から「新国際秩序創造戦略本部」に出席しました。

本日は、初めに、外務省から「国際機関における影響力」について、国土交通省から「IMO(国際海事機関)における日本のイニシアチブ」について、それぞれ説明を受けた後に、獨協大学教授の竹田いさみ先生から「新海洋秩序と日本の役割」と題したお話を伺いました。

特に、竹田先生のお話を通じて、海の覇権争いの熾烈さを感じるとともに、海洋におけるルール作りの重要性を再認識しました。

午前10時からは「政調審議会」に内閣府副大臣の立場で出席し、「経済財政運営と改革の基本方針2020(骨太方針)(案)」と「成長戦略実行計画案」についての説明を行いました。

骨太方針についてはご指摘を踏まえた修正を検討することを条件に、成長戦略実行計画については原案について、それぞれご了承を頂きました。

午後3時からは、オンライン会議形式で行われた「総合科学技術・イノベーション会議」に西村大臣の代理で出席しました。

会議では、研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ、スタートアップ・エコシステム支援パッケージ、統合イノベーション戦略2020の策定及び、最先端研究開発支援プログラム(FIRST)及び最先端・次世代研究開発支援プログラム(NEXT)追跡評価について議論が行われました。

安倍総理からは、本日の議論を踏まえ、

1.我が国の科学技術・イノベーションの力を抜本的に高めるための「統合イノベーション戦略2020」を決定した。

2.博士を目指す全ての学生が生活面での心配をすることなく研究に打ち込むことができるよう、奨学金などの支援策を抜本的に強化してほしい。同時に、若手研究者の成長を長期的な視野で安定的に支援していくためのファンドの創設など、新たな仕組みづくりを速やかに進めてほしい。

3.起業家精神あふれる人材を生み出す新たなエコシステムの中核となる地域を選定し、スタートアップ企業への総合的かつ重点的な支援を行っていく。さらに、実践的な起業家教育を、希望する学生全てが受けられる環境整備を進めてほしい。

4.我が国が世界に冠たるイノベーション大国であり続けるため、関係大臣は、本日取りまとめた戦略の下、これまでの延長線上にはない大胆な政策を、一丸となって迅速に、かつ確実に進めていってほしい。

との趣旨で発言がありました。

午後3時40分過ぎには、新たに内閣官房TPP等政策対策本部国内調整統括官に就任された中尾睦さんがご挨拶にお見えになりました。

私からは、TPPの今後の拡大も見据え、我が国と世界経済の発展に向けたご活躍をお願いしました。

午後4時からは「雇用問題調査会」に出席しました。

本日は、株式会社帝国データバンク総合研究所の北村慎也諸所長から「企業活動と完全失業率 TDB景気動向調査を用いた完全失業率予測に着目して」と題したお話を伺い、質疑を行いました。

帝国データバンクの景気動向調査による雇用過不足DIを用いることで、3か月先の完全失業率を高い精度で予測できること、その予測によれば8月の失業率は4.3%となること、雇用調整助成金が雇用過不足DIを下支えしていることなどについて学ぶことが出来ました。

また、質疑を通じて、感染拡大の抑制と経済再生のバランスが重要であることを再認識しました。


新国際秩序創造戦略本部での岸田文雄本部長のご挨拶です。


政調審議会で私から議案についての説明をしているところです。


総合科学技術・イノベーション会議での安倍総理のご挨拶を聞いているところです。


中尾睦TPP等政策対策本部国内調整統括官との記念写真です。


雇用問題調査会での松野博一会長のご挨拶です。