2013年10月 のアーカイブ

臨時国会開会、安倍首相所信表明演説、TPP交渉における国益を守り抜く会、農林役員会に出席

2013年10月15日 火曜日

10月15日は、臨時国会の開会日。いよいよ12月3日までの53日間の論戦のスタートです。

午後2時からの本会議では、安倍首相の所信表明演説が行われました。

はじめに日本復活の道をともに進むことを訴え、続いて復興の加速化、成長戦略実行、強い経済を基盤とした社会保障改革と財政再建、現実を直視した外交・安全保障政策の立て直しについて述べ、最後に日本が直面している数々の課題を「意思の力」で乗り越える決意を述べた力強い演説でした。


午後3時半からは、「TPP交渉における国益を守り抜く会」に出席しました。

はじめに、内閣官房からバリにおける一連のTPP交渉会合の状況について、外務省から日米2国間協議の状況について説明を受け、意見交換を行いました。

その中で、森山裕会長からは、バリでの西川TPP対策委員長の発言は、決して関税削減を前提にしたものではなく、国益を守るという方向性で一致しているとの説明がありました。

また、意見交換の中では、「各関税分類品目ごとに、現状把握をすることは重要だが、現在貿易量が少ないからと言って安易に関税撤廃をすることは、どのような波及効果が発生するか予測できない面があるため危険である」との指摘が特に重要であると感じました。


午後4時半からは、「農林役員会」が開催され、新たに拝命した農林水産戦略調査会幹事の立場で出席しました。

本日は、主に「農地中間管理機構」に関する2法案について、農水省からの説明を受け、議論を行いました。

「農地中間管理機構」は、県、市町村、農業委員会、農協などが協力しながら運営し、「人・農地プラン」と整合性を持ちながら、農地の貸借を促進し、利用農地の集約化や有効利用を図ろうとするものです。

本日の役員会では、様々な角度から、実効性のある仕組みとなるために留意すべき点についての指摘がなされました。我が国の貴重な農地を有効活用し、遊休農地の再活用も図っていくため、成功させなければならない取り組みであると考えます。


(両院議員総会において、安倍総理から臨時国会に臨む決意の表明がありました。)


(「TPP交渉における国益を守り抜く会」において、TPP交渉会合の結果についての説明を受けているところです。)


(「農林役員会」での審議の様子です。)

伊那市で父宮下創平の告別式が執り行われました

2013年10月14日 月曜日

10月14日は、素晴らしい秋晴れの中、伊那市内で父 宮下創平の告別式が執り行われました。

父が防衛庁長官を務めたことから、会場到着の際には、自衛隊の儀仗隊の皆様が父の遺骨を迎えてくださいました。

午前9時から受付を開始したところ、本当に多くの皆様がご会葬いただきました。長年ご支援を頂いてきた方も多く、母も久しぶりの再会を喜んでおりました。

午後1時に開始した告別式では、衆議院議員町村信孝先生、参議院議員吉田ひろみ先生、白鳥孝伊那市長、伊那食品工業塚越寛会長、同級生を代表して佐藤八十一先生の五名の皆様より心温まる弔辞を頂きました。

自衛隊の皆様による音楽演奏と儀仗も素晴らしいものでした。

私からは、ご導師の皆様、葬儀委員の皆様、弔辞を奉読頂いた皆様、儀仗隊の皆様、そしてご会葬頂いた全ての皆様に対し御礼を申し上げるとともに、父の志を受け継ぎ、頑張る決意を述べさせていただきました。

会場を出る際には、ご会葬頂いた皆様と、儀仗隊の皆様に見送られて車まで歩きました。車で出発する際には3発の礼砲でお送りを頂きました。

3時半から別会場で開催された精進落としの席でも、皆様で父の思い出話に花をさかせて頂き、和やかで楽しい席となりました。皆様の温かなお心により、本当に素晴らしい葬儀ができました。父もさぞ喜んでいると思います。

明日は、いよいよ臨時国会の開会日です。皆様のご恩に報いるためにも、さらに精進努力してまいります。


(開式前に撮影した祭壇の様子です。美しい花の中に、なつかしい父の笑顔の写真が飾られています。)


(式の終了後、自衛隊音楽隊の皆様の演奏の中、ご会葬いただいた皆様と、儀仗隊の皆様に見送られて会場を後にしました。)

父 宮下創平が亡くなりました

2013年10月10日 木曜日

父 宮下創平は、8月中旬より病気療養のため入院しておりましたが、10月7日午前10時前に亡くなりました。生前にお世話になりました皆様に対し、心から感謝を申し上げます。

また、多くの皆様から弔電やメッセージ等を頂いております。この場をお借りし、重ねて御礼を申し上げます。

10月9日に近親者にて密葬をすませましたが、以下の通り、伊那市と東京都内において告別式を執り行う予定にしております。

告別式(伊那市)10月14日(月)13時から
「虹のホール伊那」
長野県伊那市東春近車屋207
電話 0265-76-2080

告別式(東京) 10月21日(月)12時から
「青山斎場」
東京都港区南青山2-33-20
電話 03-3401-3653


父は、昭和54年の衆議院議員初当選以来、多くの皆様のご支援を頂き、3回の大臣を含め、24年間にわたって充実した政治生活を送ることが出来ました。私自身も、後半の12年間、大臣秘書官として、また政策秘書として父を補佐し、その活動を間近に見てまいりました。

防衛庁長官の際には、PKO法案を成立させ、自衛隊をカンボジアに派遣、現地で隊員の皆さんを激励しました。

環境庁長官時代には、環境外交を展開、ベルリン会議に出席して京都会議を誘致し、京都議定書発効に道筋をつけた他、自民、社民、さきがけの3党による水俣病患者の皆様に対する救済策をまとめあげました。

厚生大臣時代には、介護保険法案を成立させ、翌年4月の施行に向けた準備を進めるなど、社会保障の充実に努力しました。

現役晩年には、自民党税制調査会の小委員長として、毎年の税制改正に中心的存在として取り組みました。

週末には必ずといってよいほど地元に戻り、皆様の声を伺い、地域の課題にも真摯に取り組みました。社会資本整備にも注力し、権兵衛峠トンネルで伊那谷と木曽谷を結んだ他、三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の促進にも努力しました。

また、現役引退後は、平成19年から今年の4月まで千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会会長を務める等、いくつかの団体の責任者として活動をしておりました。

常にふるさとを愛し、我が国の発展を願って働いた一生であったと感じます。私自身も、父の志を受け継ぎ、新たな時代を創造するために努力してまいる決意です。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

(告別式の詳細ならびに父の略歴については、「訃報および略歴」をご参照ください。)

上伊那郡市自衛隊協力会マレットゴルフ大会開会式、JA役員の皆様との農政懇談会、道路シンポジウム、杉野拓海選手世界空手道選手権大会優勝祝賀会に出席

2013年10月5日 土曜日

10月5日は、午前9時から飯島町の千人塚マレットゴルフ場で開催された「上伊那郡市自衛隊協力会連合会マレットゴルフ大会」の開会式に出席しました。

本日は、心配されていた雨も降らず、さわやかなスポーツ日和。多くの皆様が参加された盛大な大会でした。

私からは、自衛隊の皆様が十分に活躍できるよう、予算や定数確保などの面で頑張っていくことをお誓いしするとともに、大会を通じて皆様の親睦の輪を広げ、さらに自衛隊をご支援いただくようお願いをしてご挨拶を申し上げました。


午前10時50分ごろから、JA上伊那の役員室にて、JA幹部の皆様との農政懇談会が開催されました。

始めに、TPPについての提言書を頂き、引き続き、「所得倍増10カ年戦略」や「人・農地プラン」、「農地中間管理機構」におけるJAの関わりなどをテーマに、密度の濃い意見交換が出来ました。

私自身も、農地を生かし、農家所得の増加を図り、次の世代を見据えた農業の活性化を実現するために、努力してまいる決意です。


午後1時半からは、長野県伊那文化会館において開催された、一般国道153号線改良期成同盟会主催の「道路シンポジウム -地域づくりと地域道路網整備に向けて-」に出席しました。

私からは、道路が地域経済活性化のための重要なインフラであること、リニアや三遠南信自動車道の開通を踏まえ、この10年から15年間が準備期間として正念場であること、私自身も、道路整備の促進に向けて努力することをお誓いしてご挨拶を申し上げました。

その後の第一部では、国土交通省中部地方整備局の上坂克巳道路部長から「地域づくりと道路」と題した基調講演を頂き、第二部ではコーディネーターの中村雅展氏の進行で、上坂部長も含め4人のパネリストの皆さんによるパネルディスカッションが行われました。残念ながら途中で中座しましたが、改めて道路には様々な役割があることを再認識したシンポジウムでした。


午後4時半からは飯田市で開催された「杉野拓海選手 世界空手道選手権大会優勝祝賀会」に出席しました。

杉野拓海選手は、1990年生まれの23歳。ご両親も空手をされている空手一家に生まれ、7歳で日本空手協会飯田支部松尾少年空手クラブへ入部されました。飯田工業高校では、当時空手部がなかったため、自身で同好会を立ち上げ、後に部へと昇格させたそうです。

2009年帝京大学に入学、2011年にはナショナルチームのメンバー入りして活躍され、2012年11月にパリで開催された第21回世界空手道選手権大会において団体形(かた)のメンバーの一人として出場、見事優勝をおさめられました。

祝賀会の始めに、その際の演舞のビデオの上映があり、その気迫のこもった演武に感銘を受けました。
(映像を、http://youtu.be/M62TaKXQQjI で是非ご覧ください。本当に素晴らしいです。)

祝賀会では、杉野選手自身の演武を生で披露して頂いた他、後輩の空手クラブの皆さんによるお祝いの演武なども見ることが出来ました。

杉野選手は、今後も引き続き様々な大会に出場をされるそうです。また、将来は地元に帰り、高校で教師となって生徒たちに空手を指導したいという夢をもっているとのお話も伺いました。杉野選手の益々のご活躍を心から期待しています。


(「上伊那郡市自衛隊協力会連合会マレットゴルフ大会」開会式でのお祝いのご挨拶です。)


(農政懇談会に先立ち、JA上伊那の御子柴組合長より、TPPに関する提言書をお受けしました。)


(道路シンポジウムにおいて、153号をはじめとする道路整備に努力することをお誓いし、お祝いのご挨拶を申し上げました。)


(第2部のパネルディスカッションの様子です。)


(祝賀会開始前に記念撮影。左から杉野選手のお父様、私、杉野選手、お母様、小池県議です。)


(「杉野拓海伝説は今始まったばかり。益々のご活躍をお祈りします。」とお祝いを申し上げました。)


(後輩の皆さんによる演舞はとても力強く、気迫を感じました。)