2010年5月24日 のアーカイブ

クラインガルテン、福祉村を訪問、かたりべ会に出席

2010年5月24日 月曜日

本日(5/24)は、午前中から午後にかけて、飯田の旧市内を訪問しました。
何人もの方々から、「政治のゴタゴタを何とか正常化するように、がんばって欲しい」 「この不景気をなんとかして欲しい」 等の声を頂きました。

 
その後、阿南町新野で4月10日に開園した「クラインガルテン新野高原」を訪問しました。

この施設は、都市に住む方々に、年間30日以上宿泊して、農園で耕作することを条件に、住居と農地を1年契約(最大4回更新可能)で貸すものです。

今曰は、副町長の勝野さんにご案内を頂き、名古屋市から来られた後藤さん御夫妻にお話を伺うことが出来ました。

「最初は、土地が広すぎると思いましたが、今は、既に約40坪の畑に20種類以上の野菜を植え、土地が足りないくらいです。」「農作業等をサポートしてくれる管理事務所の方や農家の皆さんが本当に親切にして下さっています。」とのことでした。

勝野副町長も、「このクラインガルテンができたお陰で、地元の商店街のお客さんも増えて、皆よろこんでいます。地域の祭りにもどんどん参加して頂きたいと考えています。また、これまで耕作放棄地でアシが生い茂っていた土地がよみがえったのもうれしいです。」とおっしゃっていました。

この取り組みがさらなる都市と農村との交流や地域の活性化につながることを期待したいと思います。


(お忙しい中、お話を聞かせていただいた勝野副町長と管理事務所の松村徳子さんです。)


(後藤さん御夫妻といろりを囲んで記念撮影。地元のヒノキや杉をつかった建物は、いい香りがしました。)

 

次に、阿南町和合に4月にオープンした「和合福祉村」に伺い、見学をさせて頂きました。

和合地区では、80歳以上の独居世帯が3割を超えており、こうした状況に対応するため、地域のよりどころとして建設されました。

一つの建物の中に、7戸の生活支援ハウス、デイサービスセンター、診療所、役場出張所、郵便局、森林組合、売店が入っており、ここに立ち寄れば、多くのサービスをうけられるようになっています。

デイサービスは、診療所に先生が来る日に合わせて月、水、金を基本として実施されており、健康相談などもうけられるとのこと。また、近々ヘリポートも整備されるそうです。

中山間地での安心・安全の確保のための工夫として、大変参考になる取り組みだと思います。


(施設を支える皆さんは、デイサービスや生活支援ハウスのサポートなど、大活躍されています。)

 

その後、阿南町役場前で街頭演説を行いました。クラインガルテンや福祉村の取り組みを高く評価するとともに、これからも中山間地の活性化を含め、地域の元気のために頑張る決意をのべさせて頂きました。


(小雨の中の街頭遊説。阿南町の佐々木町長さんが激励にかけつけて頂きました。)

 

夜は、飯田市羽場のカレー屋さん「大原屋」で開催された「南信州かたりべ会」に参加しました。

この「かたりべ会」は、店主の尾澤章さんの主催で、美味しいカレーを食べ、出席者全員が一つのテーマについて語る会で、本日はちょうど一周年とのこと。

今日のお題は、「私の得意な事」。私も得意技の手品を披露し、皆さんに大変喜んで頂きました。

また、それぞれの方から、囲碁や将棋、卓球やパソコン、陶芸や司会、自転車競技や会の企画などなど、得意の分野について深いお話を聞くことができました。

ちなみに、尾澤さんの得意なことは、「知り合いに思わぬところで会うこと」と「どこへ行っても道を聞かれること」でした。この様子は、大原屋さんのホームページ(http://ameblo.jp/curry-ooharaya/)にも書かれています。

来月のお題は、「子供の頃の夢&今現在の夢」。本当に楽しい会でした。また、是非参加したいです。