2013年12月 のアーカイブ

衆議院経済産業委員会で大田区のものづくり企業を視察、森林吸収源対策チーム、政調全体会議、農林役員会に出席、赤坂自民亭に参加

2013年12月4日 水曜日

12月4日は、衆議院経済産業委員会でものづくり企業の視察を行いました。

午前8時半に国会議事堂をバスで出発し、9時半前に大田区の「テクノFRONT森ヶ崎」に到着しました。

初めに、松原忠義大田区長、柿本伸二大田区産業経済部長より、大田区のものづくり企業支援の現状や当施設の概要などについてお話を伺いました。現在、大田区では5つの工場アパートを運営しているそうです。この施設は、平成20年度に完成した工場アパートであり、49のスペースの内、現在46社の企業が入居して活動しているとのことでした。

その後、3つの班に分かれて、3つの企業を訪問し、それぞれお話を伺いました。

私は第2班で、まず株式会社川渕機械技術研究所を訪問しました。当社は、自動機械、ロボット等の特注開発と製造販売を行っています。ここでは、会社の概要について川渕一郎社長からお話を伺い、実際にじゃんけんなどができる指の関節を持つロボットハンドを見せて頂きました。介護用ロボットアームの開発などに取り組んでいるとのことでした。

2番目に伺ったのは、株式会社ノムラです。ここでは、野村恭三社長から、当社で製造販売している在宅介護用のベッドの機能について説明を受けました。このベッドは、自分でベッドから起き上がることができない方の体を持ち上げ、ベッドサイドに横移動させ、車いすにスムーズに移せる機能を持っています。

最近では、知的障害を持つ高齢者の介護用に、導入を進めるなど、障害者福祉にも力をいれているそうです。使う人の身になってベッドを開発している野村社長の姿勢に感銘を受けました。

3番目に伺ったのは、株式会社iMott(アイモット)です。松尾誠社長から、技術の概要などについてお話を伺いました。

当社は、東京工業大学発のベンチャー企業で、ダイヤモンドに近い硬さの炭素をタイル状にコーティングする技術を開発し、具体的な応用の第一弾として、理美容用のハサミの歯の部分に炭素皮膜をコーティングし、定期的に研がなくても切れ味を保つプロ用の製品を開発・販売されています。摩擦を軽減し、強度を保つ被膜であるため、様々な分野で応用が可能な技術であり、大きな可能性を感じました。


視察を終え、バスで永田町に戻り、正午過ぎからは「森林吸収源対策の税財源確保に関する緊急検討チーム会合」に出席しました。新たな税の具体的な制度設計や税調での議論の進め方などについて意見交換を行いました。


午後1時半からは「政調全体会議」に出席しました。本日は緊急経済対策の内容について、昨日の議論を踏まえた修正文案が出され、審議が行われました。

私からは、2020年における二酸化炭素削減目標3.8%の内2.8%を担う森林吸収源対策の財源確保が至上命題であり、補正予算での必要額の計上も必須であることから、この点をしっかりと位置付けてほしいとの要望を申し上げました。


午後4時半からは、「農林役員会」に出席しました。本日は、「配合飼料価格安定制度の見直し等について」です。今後しばらくは輸入配合飼料の価格は落ち着いた動きとなることが予想されるものの、価格高騰時のセイフティーネットを構築しておくことが重要であり、今回の補正予算でも財源を確保することが必要であることを確認しました。


午後7時からは、恒例の「赤坂自民亭」に出席しました。小野寺五典防衛大臣、根元匠復興大臣もお見えくださり、賑やかな会となりました。私も、諸先生方と楽しい懇談のひと時を過ごすことができました。当選回数や立場などを超えて語り合うことができるのは、とても素晴らしいことだと感じました。


(テクノFRONT森ヶ崎の入り口には、入居企業の一覧が表示されていました。)


(初めに、大田区の松原区長より、大田区の施策についてのご説明をお聞きしました。)


(大田区の先進的な取り組みについて、参加者一同熱心に伺っているところです。)


(株式会社川渕機械技術研究所の川渕社長から、会社立ち上げまでの経緯や現在の取り組みについて、明快なご説明をお聞きしました。)


(指の関節までスムーズに動くロボットの手と握手をしました。)


(株式会社ノムラでは、野村社長自らベッドを操作して、人をベッドから車いすへ移す手順を実演して下さいました。)


(野村社長を囲んで第二班のメンバーの先生方と記念撮影。)


(株式会社iMott(アイモット)では、松尾誠社長から技術の概要説明をお聞きしました。)


(右上が、プロ用の理美容用のハサミ、左下は、摩耗を抑えるワッシャー状の部品です。)


(「森林吸収源対策の税財源確保に関する緊急検討チーム会合」での熱心な審議の様子です。)


(「農林役員会」で、配合飼料価格の安定化のための制度の在り方について話されている野村畜産酪農対策小委員長です。)


(赤坂自民党の会合で、小野寺、根本両大臣を囲んでの記念写真です。)

自動車議員連盟総会に出席、JA長野県青年部座り込み激励、TPP決議実現を求める長野県要請集会と全国集会、全国林業普及研修大会、政調全体会議、経済産業部会、税制調査会小委員会、行革推進本部総会に出席、宮路和明先生パーティーで司会

2013年12月3日 火曜日

12月3日は、午前8時から「自動車議員連盟 総会」に出席しました。団体の皆様から税制要望をお聞きし、意見交換を行いました。

私からも、来年4月の消費税率引き上げによる自動車販売量の長期的な落ち込みを回避するためにも、税制のグリーン化などの観点から一層の負担軽減を実現することが重要であることを主張させて頂きました。

総会の最後に、軽自動車増税などの負担増に反対し、負担の軽減を求めることなどを趣旨とした決議文が採択されました。


午前9時前には、昨晩と今朝、TPP決議の実現を求めて議員会館前で座り込みを実施しているJA青年部の皆様の激励を行い、JA長野県青年部の矢澤部長と懇談をしました。私からは、これからの農業を担う皆さんが活躍できるよう、TPPについての公約を守り、農業の改革に取り組むことをお誓いしました。


午前10時半からは、「TPP決議の実現を求める長野県要請集会」に出席しました。長野県選出の国会議員それぞれから挨拶を申し上げ、長野県から参加された皆様からご意見を伺いました。最後は、全員で「団結ガンバロー」を行いました。


午後12時10分からは「衆議院本会議」が開催され、研究開発推進法案、万国郵便条約、政府調達に関する協定、消防団を中核とする地域防災力強化法案などが可決されました。


午後12時半には日比谷野外音楽堂で開催された「TPP決議の実現を求める国民集会」に出席し、全国の代表者の皆さんの主張に耳を傾けました。


午後1時には「平成25年度全国林業普及大会」に出席し、農業改良普及事業推進議員懇談会事務局長の立場で、お祝いの言葉を申し上げました。地域の活性化につながる林業再生のためにも、人材育成が必要であり、林業普及員の皆様の活動が重要であること、森林整備のための新たな財源確保のための税制創設に努力していることなどをお話しました。


午後1半過ぎには、「政調全体会議」に出席、経済対策の骨子案についての議論に参加しました。


午後2時からは「経済産業部会 税制勉強会」に出席し、本日の税制小委員会で主張すべき論点などについて勉強しました。


午後3時からは「税制調査会小委員会」に出席し、これまでの各部会からの要望事項についての第一次の判断を聞くとともに、不採択となった案件を中心に出席議員からの意見発表を行いました。


午後4時には、税制調査会を中座し、「行政改革推進本部 総会」に出席しました。本日は、「独立行政法人・特別会計委員会」のこれまでの審議の経過などについて村上誠一郎委員長から報告があり、その具体的な内容については私が事務局長の立場でご説明をしました。その上で、研究開発法人の在り方を中心に意見交換を行いました。今後の扱いについて、望月義夫本部長をはじめとする役員にご一任を頂きました。

後半は、「無駄撲滅プロジェクトチーム」の答申について河野太郎座長からご報告を受けました。各省の事業について、是正すべき点について的確なご指摘を頂きました。


午後5時半からは、「衆議院議員宮路和明君を励ます会」に出席、午後6時から司会を行いました。多くの国会議員の先生方、宮路先生が活躍されている各分野の団体の代表者の皆様など、多くの皆様から激励とお祝いのご挨拶を頂き、宮路先生からは、活動状況の報告を兼ねた御礼のご挨拶を頂きました。

私自身、宮路先生には、様々な議員連盟などの活動を通じてご指導を頂いています。先生の一層のご活躍をご期待申し上げます。


(「自動車議員連盟 総会」において、今回の税制改正についての意見を述べているところです。)


(議員会館の前で座り込みをされたJA長野県青年部の矢澤部長の激励に伺いました。)


(「TPP決議の実現を求める長野県要請集会」において、現状報告などを申し上げました。)


(日比谷野外音楽堂で開催された「TPP決議の実現を求める国民集会」の様子です。)


(私も、各団体の代表者の皆様の声に耳を傾けました。)


(「平成25年度全国林業普及大会」に出席し、改良普及議連事務局長の立場で、お祝いを申し上げました。)


(「税制調査会小委員会」での額賀小委員長からのご挨拶です。)


(「行政改革推進本部 総会」には、冒頭に稲田行政改革担当大臣もご出席いただき、ご挨拶を頂きました。)


(宮路和明先生のパーティーでは、清和研事務総長の塩谷立先生の音頭で乾杯が行われました。)

中小印刷産業振興議連設立総会開催、長野県トラック協会小池上伊那支部長と懇談、森林吸収源対策幹部会に出席

2013年12月2日 月曜日

12月2日は、午後4時から開催された「中小印刷産業振興議員連盟」設立総会に出席しました。役員人事決定の中で中曽根弘文先生が会長、伊藤達也先生が幹事長、私が事務局長に就任することとなりました。

本日は、全日本印刷工業組合連合会の島村博之会長ほか、連合会役員の皆様から中小印刷業界の現状についてお聞きするとともに、出席した議員全員から、自己紹介を兼ねた発言をして頂きました。

島村会長は、印刷業が進化しうる戦略方向性として「地域活性化プロモーター」「特定機能プロバイダー」「特定業界スペシャリスト」「メディアプロダクトメーカー」「パーソナルメディアショップ」「印刷製造スペシャリスト」の6つの類型を掲げられ、未来に向けたビジョンをお話し下さいました。

私も、地域に根差して活動している印刷業の皆様の活躍を支えられるよう、頑張っていきたいと思います。


午後5時前には、長野県トラック協会上伊那支部の小池長支部長が議員会館にお見えになり、運送業をめぐる情勢についてお話をお聞かせいただきました。

特に、アベノミクスによる円安影響で軽油の価格が上昇している一方で、地域の荷主の企業の収益構造の改善が遅れており、適正な運賃を確保することができないとの現状について伺いました。どのような支援が可能か、検討してまいります。


午後5時半からは、「森林吸収源対策 幹部会」に出席しました。税制改正への対応策などについて、様々な角度から意見交換を行いました。国民の皆様に広くご理解を頂ける仕組みを実現するため、制度設計などについてさらに検討を進めることとなりました。


(「中小印刷産業振興議員連盟」設立総会で会長に就任された中曽根弘文先生からのご挨拶です。)


(長野県トラック協会上伊那支部の小池長支部長から、現状の課題について詳しくお話をお聞きしました。)

辰野町平出下町地区交通安全対策工事竣工式、武道空手道チャレンジカップ開会式、飯田創造会芸能発表会に出席

2013年12月1日 日曜日

12月1日は、午前10時半から「主要地方道伊那辰野停車場線 平出下町地区交通安全対策工事 竣工式」に出席しました。

この工事は、これまで学校や人家があるにも関わらず十分な歩道が無かった伊那辰野停車場線の平出交差点から辰野東小学校までの約520メートル区間の道路東側に、約2.5メートルの歩道を設置するものです。平成19年度に国の交付金事業としてスタートし、足かけ7年をかけてようやく完成したものです。

私からは、辰野町、長野県、地元の交通対策委員会、地権者など、関係者の皆様のご努力に敬意を表するとともに、安心な地域として、当地域が発展されることをお祈りし、お祝いのご挨拶を申し上げました。


テープカットと記念写真の撮影を終え、飯田に向かい、正午からは空手道禅道会主催による「東日本大震災救済支援チャリティー2013 全日本リアルファイティング武道空手道チャレンジカップ」の開会式に出席しました。

私からは、「大きな転換期を迎えている我が国において大切なのは、前向きにチャレンジする人間力であり、皆様が空手道によって培った力が益々大切になります。本日は、日頃の鍛錬の成果を十分に発揮され、思い出に残る大会にして下さい。」とご挨拶をしました。


午後1時からは、飯田創造館で開催された「第26回芸能プログラム」を鑑賞しました。

飯田創造館で、大正琴やハーモニカ、コーラスや二胡、ヴァイオリンや津軽三味線などを学んでいる皆様が、約2時間半にわたり、素晴らしい演奏を披露して下さいました。ポピュラーな歌は、会場の皆さんも一緒に歌ったり、手拍子をしたりと、演奏者と会場の皆さんが一体になった楽しいひと時でした。


(平出下町交通安全対策工事竣工式でのお祝いのご挨拶を述べているところです。)


(素晴らしい天候の下でテープカットが行われました。)


(武道空手道チャレンジカップの開会式で、禅道会後援会顧問の立場でお祝いと激励のご挨拶をしました。)


(空手道禅道会の小沢隆主席師範とともに、迫力ある試合を拝見しました。)


(飯田創造館芸能発表会では、最初に全員で「たきび」を合唱しました。)


(「琴志華会」の皆様による大正琴の演奏です。私は一番前に座って鑑賞させて頂きました。)


(「ハーモニカフレンズ」の皆様によるハーモニカ演奏です。息の合った素敵な演奏でした。)


(「飯田昭和歌謡を唄う会」と「信州森風会歌声広場」の合同によるコーラスです。いくつかの曲は、会場の皆様もいっしょに歌いました。)


(「龍胡堂二胡教室」の皆様による二胡の演奏です。哀愁を帯びた二胡の音色に魅せられました。)


(「ハーモ あしたば」のお二人によるハーモニカ演奏です。それぞれの方の独奏も素晴らしかったです。)


(「ヴァイオリン・ムジーク」の皆様によるカノンの演奏です。音の重なりがとてもきれいでした。)


(「貢牙会」の皆様による津軽小原節の演奏です。力強い音色が印象的でした。)