2013年12月 のアーカイブ

奪還の会有志で福島第一原発視察、広野町長、楢葉町波倉地区の皆様と懇談

2013年12月17日 火曜日

12月17日は、復興大臣政務官の亀岡偉民先生の呼びかけにより、有志で福島第一原子力発電所の視察等を行いました。

参加したのは、亀岡偉民先生、松本文明先生、桜田義孝先生、奥野信亮先生、中山泰秀先生、原田憲治先生、武藤容治先生、橋本岳先生、大西英男先生、私の10名です。

まず、朝8時すぎの新幹線で東京駅を出発し、福島駅に向かいました。

8時50分頃に福島駅に到着後、バスでJヴィレッジに向かい、10時半すぎに到着。ホール・ボディー・カウンター検査を受け、一時立入者用カードをもらい、11時すぎに約20km北の福島第一原発に向かいました。

福島第一原発では、まず入退域管理棟で通常のマスクや綿手袋をつけ、APD(累積被曝量測定機)を身につけてからバスで重要免震棟に移動、対策本部では、がんばっておられる皆様に対し、亀岡復興大臣政務官、奥野法務副大臣、桜田文部科学副大臣の3名から、感謝と激励の挨拶を申し上げました。

その後に防護服、半面マスク、ゴーグル等の装備をつけ、バスで構内の各施設を視察しました。

特に4号機ではバスを降りて原子炉建屋のオペレーションフロアに行き、使用済み核燃料を燃料プールからキャスクと呼ばれる容器に入れる作業を見ました。燃料棒の引き抜き作業は、水中にがれきの破片がある可能性を考慮して、1秒間に1センチのスピードで慎重に引き上げるため、1500本以上の燃料棒を運び出すには来年いっぱいかかるとのことでした。

午後1時半すぎに免震重要棟に戻り防護服を脱ぎ、午後2時過ぎには入域管理棟からJビレッジに向かいました。

午後3時過ぎからは、11月の選挙で当選された広野町の遠藤智町長と懇談をしました。広野町では、約5200人の町民の約2割が帰還されているそうです。除染が完了したことを踏まえ、除染の検証の仕組みを作ってほしいこと、商業施設や医療体制の整備について支援をお願いしたい、との要請を受けました。広野町は、災害公営住宅の建設をすすめ、周辺地域の避難者の受け皿となることも考えているとのお話しでした。

午後3時半すぎからは、楢葉町波倉地区復興組合の皆様と懇談をしました。波倉地区では、環境省による中間貯蔵施設のボーリング調査対象地となったことを積極的に受け止め、研究施設や医療施設などの誘致と合わせ、受け入れる方針を打ち出されています。原子力災害からの復興・再生のモデルとなるよう、応援をしていきたいと思います。


懇談を終え、ホール・ボディー・カウンターを受け、福島市の宿泊地に向かいました。

午後7時過ぎから開催された懇親会には、山際大志郎先生も合流されました。さらに東日本大震災の発生後に奪還の会で捜索活動を行った際に大変お世話になった国際平和機構の吉成昇理事長と南相馬市議会議員の中川庄一先生にもご参加頂き、今後の課題などについて充実した意見交換が出来ました。皆で力を合わせ、復興の推進に努力していこうと誓い合いました。


(福島駅に集合したメンバー全員で記念撮影をしました。)


(Jビレッジに到着後に、東京電力の皆様に、視察受け入れに対する御礼と激励のご挨拶を申し上げました。)


(遠藤広野町長(前列左から3人目)との懇談後に、町長を囲んで記念撮影をしました。)


(楢葉町波倉地区復興組合から4名の皆様がおいで下さり、これまでの経過などについてお話を頂きました。)

伊那ファイターズ修了証授与式、飯島町後援会役員会に出席

2013年12月15日 日曜日

12月15日は、午前11時半から箕輪町で開催された「伊那ファイターズ修了証書授与式及び3年生を送る会」に出席しました。

中学生の硬式野球のチームである伊那ファイターズは、1981年に設立されて以来、多くの選手を育て、全国大会にも3回出場するなど、輝かしい成績を残してきました。

本日は、11名の中学3年生のメンバーが登内英夫代表から修了証を受けました。

私からは、顧問の立場で、選手の皆さんに対し、「伊那ファイターズでの経験を大切に、夢を持ち、努力を忘れず、友情を大切に頑張ってください。」と激励とお祝いのご挨拶を申し上げました。皆さんの大活躍を期待しています。


午後6時過ぎには、「飯島町後援会役員会」に出席しました。役員会では、来年度の新年総会や後援会主催の旅行、マレットゴルフ大会の開催などについて協議が行われました。

私からは、この1年間の活動の報告を申し上げるとともに、伊南バイパスなどの社会資本整備、TPPを含む農政問題、特定秘密保護法案の内容などについてもお話しました。

役員会の後に開催された懇親会では、皆様と農業問題を中心に様々な意見交換ができました。飯島町の発展のためにもさらに頑張ってまいります。


(登内英夫代表から、一人一人に修了証が授与されました。)


(私は、顧問の立場で、卒団される皆さんに激励とお祝いのご挨拶を申し上げました。)


(飯島町後援会役員会で、国政報告を兼ねたご挨拶を申し上げました。)

上伊那後援会役員会、飯田市女性部懇談会、公友会忘年会に出席しました

2013年12月14日 土曜日

12月14日は、午前11時から伊那本部事務所で開催された「上伊那後援会役員会」に家内とともに出席しました。

私からは、「昨年の今頃は選挙戦の真っ最中でした。お陰様で国政復帰させて頂き、充実した活動をすることができました。」と御礼を申し上げ、三遠南信やリニアの開通をめざして伊那谷を発展させ、日本全体も元気にできるよう頑張る決意を申し上げました。

議事では、新年総会をはじめとする来年度の活動内容について提案と質疑が行われました。


午後5時からは、飯田市において「飯田市後援会女性部の皆様との懇談会」に出席しました。

私からは、日頃のご支援に感謝を申し上げるとともに、アベノミクスの考え方やTPP交渉の現状、農政改革の考え方、特定秘密保護法案の概要と意義などについて説明し、皆様と意見交換をさせて頂きました。

「皆で将来像を描き、一人一人が前向きに動き出すことが地域を元気にするために大切だということがよくわかった。」との声も頂きました。私も、女性パワーに大きく期待をしています。


午後8時には、長野県議会議員向山公人先生の後援会である「公友会」の主催による忘年会に遅れて出席しました。

到着早々、「向山先生を中心に、伊那市の元気のために頑張ります。皆様の一層のご指導、ご支援をお願い申し上げます。公友会の益々の発展をお祈りします。」とお祝いのご挨拶をさせて頂きました。

引き続き、向山先生、公友会の神山会長はじめ役員の皆様とともに、キャンディーズの「年下の男の子」の曲に合わせて踊りました。

また、日頃からご支援を頂いている多くの皆様にお会いすることが出来、楽しく懇談をすることができました。向山先生はじめ公友会の皆様に心から感謝を申し上げます。


(上伊那後援会役員会で、国政報告を兼ねたご挨拶を申し上げました。)


(飯田市後援会女性部の皆様と、様々な課題について意見交換ができました。)


(お忙しい中、ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。)


(公友会でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(練習3分で舞台に上がり、「年下の男の子」の曲に合わせて踊りました。)

TPP対策インナー会議、中小企業・小規模事業者政策調査会に出席、独立行政法人・特別会計委員会とりまとめを内閣官房長官に報告、リニアモーターカーに試乗

2013年12月13日 金曜日

12月13日は、午前8時から「TPP対策委員会インナー会議」に出席しました。シンガポールにおけるTPP交渉閣僚会合について、派遣議員団ならびに政府から報告を受け、質疑応答を行いました。

内閣官房からの結果報告文書では、「市場アクセス、ルール分野の両面において交渉終結へ向けた作業を、各国が柔軟性をもって継続することとなった。そのため、今後数週間、集中的な作業を行い、来月、再度、閣僚が集まる予定(具体的な日程・場所は調整中)。」とされています。

いずれにしても、我が党の公約や衆参の委員会決議を守ることが大前提です。得ることができる情報は限られていますが、今後も、交渉の推移をしっかりチェックしていきたいと思います。


午前9時からは、「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。本日は、全国の地方経済産業局長から、地域経済の現状と課題について、ご報告を頂くとともに、中小企業庁より平成25年度補正予算案に盛り込まれた「中小企業・小規模事業者対策」について説明を受け、これらを踏まえて質疑応答を行いました。

各局長からのご報告では、それぞれの地域で成長分野での取り組み等が起こっており、明るい兆しがあるものの、バラツキがあることなども実感しました。補正予算等の施策を様々なチャンネルをつかって多くの企業の皆様に伝え、実績を上げていかなければなりません。


午前11時半には、官邸において、自由民主党行政改革本部の「独立行政法人・特別会計委員会」と「無駄撲滅プロジェクトチーム」の報告書を菅官房長官にお渡しし、内容について懇談をしました。私は、独立行政法人・特別会計委員会の事務局長の立場で出席しました。

今般の独立行政法人改革の検討にあたっては、政府における検討状況も踏まえながら、民主党政権下でのパフォーマンス的で乱暴な見直し案を白紙に戻し、独立行政法人が本来期待される政策実施機能を効果的かつ効率的に発揮できるよう、組織の在り方について党としての考え方を整理しました。

研究開発法人や日本医療研究開発機構など、引き続き在り方の検討が必要な分野も残っています。政府における検討を見守っていきたいと思います。


その後、車で山梨のリニア実験線に向かい、従来の18.4キロから42.8キロに延長された実験線において、営業仕様の新型車両「L0(エルゼロ)系」の車両に試乗しました。

これまでの実験線では、時速500キロでの走行は短時間でしたが、総延長が伸びたことにより、本日は1分40秒にわたり、時速505キロでの走行を体験することができました。

リニアに乗るのは、今回で5回目ですが、これまでよりも振動や騒音が少なくなっていることを実感しました。新型車両であることと、今回の工事で線路に当たるガイドウェイも刷新されたことが主な原因とのことでした。

また、新型車両は断面が四角に近い形になったことにより、現在の新幹線と同程度の荷物収納スペースが確保されており、営業運転がすぐにでもできる車両であると感じました。

14年後の開通に向けて、伊那谷でも工事の着工が近づいてきます。工事用道路の整備等、足もとの課題にもきちんと対応していかなければなりません。引き続き、地元の皆様、長野県とも連携を取りながら、しっかり取り組まなければとの思いを強くしました。


(「TPP対策委員会インナー会議」での西川委員長からのご挨拶です。)


(「中小企業・小規模事業者政策調査会」での伊藤調査会長からのご挨拶です。左の列は、全国から出席された地方経済産業局長の皆様です。)


(平成25年度補正予算の政策ビラです。クリックでpdfでデータをご覧いただけます。)


(「独立行政法人・特別委員会」のメンバーから、報告書を菅官房長官にお渡ししました。)


(報告書の表書きです。クリックでpdfファイルにより全文をご覧いただけます。)


(本日乗車したリニアの新型車両です。)


(始めに、実験センターの会議室でJR東海の皆様から概要説明を受けました。)


(リニア車両の乗り込み口です。飛行機のタラップのような構造です。)


(車内のモニターで、本日の走行予定の説明を受けました。)


(これが、新型車両の先頭部分です。28メートルの内、先頭部が15メートルを占めています。


(一緒に試乗に参加された先生方との一枚。左から金子一義先生、吉田ひろみ先生、私、奥野信亮先生、鈴木淳司先生です。)


(本日の最高速である時速505キロの表示の横で記念撮影しました。)