2010年9月 のアーカイブ

駒ヶ根市ふれあい広場、長谷の敬老会に参加、街頭演説実施

2010年9月5日 日曜日

本日(9/5)は、午前中に駒ヶ根総合文化センターで開催された「第26回ふれあい広場」を訪問しました。

開会式の後でお会いした社会福祉協議会の方からは、「介護職の処遇改善のための交付金が昨年から交付されているが、同じ職場で働く福祉職についてはこうした措置がないのは問題。是非改善のために努力してほしい。」との要望を頂きました。

様々な支援制度の設計をする場合には現場の状況をしっかりと把握することが重要であることを再認識しました。


(貴重なご意見を聞かせて頂いた社会福祉協議会の皆様です。)

今日のふれあい広場では、地元の小中学生の皆様を含め、約130の団体が参加されているそうです。地域の皆さんでイベントをつくりあげているのは、本当に素晴らしいと思います。


(ボランティアで焼きそばづくりに汗をかく皆様とともに。千客万来、どんどん売れていました。)

 

昼には、伊那市長谷の市野瀬で行われた敬老祝賀会にお招きを頂き、出席してまいりました。

75歳以上の方を招待しての会でしたが、皆様の元気な笑顔が印象的でした。長谷は「気の里」として分杭峠のパワースポットが有名になっていますが、こうした「気」を浴びて皆様元気なのかもしれませんね。


(会の始まる前に、全員で記念撮影。いつも強力にご支援を頂いている皆様ばかりです。)

 

午後には、辰野町、箕輪町、南箕輪村において街頭演説を実施しました。

現在、マスコミ報道は民主党の代表選挙一色ですが、2人のいずれの主張も、実現可能な財源の確保や真の成長戦略を示していないこと、ばらまきでは、財政破綻必死であること、こうしたバラマキを現物サービスへと是正するとともに、産業の改革・振興を行い、そのうえで必要な国民負担について議論をすすめるトータルパッケージ政策が必要であることなどを訴えました。

今日も、多くの皆様から、車中から手をふるなどの激励を頂きました。


(皆様の期待に応えられるよう、さらに頑張ってまいります。)

豊丘村を訪問、飯田愛宕神社秋季祭典

2010年9月4日 土曜日

本日(9/4)は、豊丘村を訪問し、日頃よりご支援いただいている皆様と懇談をさせて頂きました。

今日も、多くの方にお会いすることができましたが、特に印象に残ったのは、安田牧場の奥様のお話でした。

「一昨年の飼料高騰で、小規模の酪農家の多くが廃業してしまい、下伊那の酪農家の数が大幅に減っている。」

「生き残った酪農家でも、民主党の事業仕訳による補助金削減の影響で、老朽施設の更新などができなくなっている。不景気による就職難の為、息子さんが家の酪農の仕事を継ぐ例が出てきているが、これでは、将来に向けた投資もできず、困る。」

「年金をもらいながら、酪農を営む場合はなんとかなるが、若い人が酪農で生計をたてるためには、きちんとした支援が必要。」

「子ども手当で現金をばらまくよりも、企業や地方を支援して、若い人が安定した就職ができるようにすることが大切。そうでなければ、結婚もできず、子どもが増えるはずがない。」

など、明快なご意見を伺うことができました。まさにおっしゃる通りだと思います。


(安田牧場の奥様です。素晴らしいご意見を伺うことができました。ありがとうございました。)


(この暑さで牛たちの食欲も減退し、乳量もへってしまうとのことです。)

 

また、「昼神花卉園芸」では、カーネーションの新種の開発を行っており、出来上がったものについて、ヨーロッパなどにも輸出しています。一つの新種を作るのに、6~7年ぐらいかかるとのこと。これまでに開発した新種は約30種だそうです。

花卉の世界では、オランダなど海外から種子や苗を輸入して育てるのが一般的ですが、逆にヨーロッパにも輸出しているとのお話に大いに勇気づけられました。

様々な分野で世界に通用するものをつくるパワーが、今の日本に一番必要なのではないかと思います。


(何種類もの美しいカーネーションを通年生産されているそうです。益々のご発展を期待したいです。)

 

夕方には、飯田愛宕神社の秋季祭典を訪問しました。

宮司さんにお聞きしたところ、飯田下伊那には265の神社があり、飯田市内は10か所とのこと。この時期は毎週のように各神社でのお祭りが行われています。

伺った頃には、ちょうど子供みこしが神社に到着し、担いできた皆さんがお祓いを受けていました。

お祭りが盛んな地域は元気な地域だとも言われます。その団結パワーが住みよい地域づくりにつながることを祈念したいと思います。


(法被をきた子どもたちも神妙にお祓いをうけていたのがとてもかわいかったです。)

上伊那の支援者の皆様を訪問

2010年9月3日 金曜日

本日(9/3)は、上伊那の支援者の皆様を訪問し、懇談させて頂きました。

南信病院の近藤先生からは、精神科の病院の課題や看護師不足への対応などについて貴重なお話を伺うことができました。

お話の中で特に印象に残ったのは、

1.不況になると、精神科の外来患者は増加するが、入院費用の負担を回避するために入院する人は減る。

2.精神科の全国の入院患者の平均日数は400日前後だが、南信病院では、改築の際に治療効果を最大限に考えた建物にするとともに、最適な治療を行うことによって、平均130日前後で退院している。このため、経営的にはむしろ苦しいのが現状。

3.これまで、医療費抑制の観点から、ベッド数を減らしたり、長期入院に対する診療報酬を減らすことが行われてきているが、退院を急いで再発を招くなどの弊害もある。また、退院した患者が老健施設などに入ることも多いが、スタッフに精神科の患者への対応経験がないと、問題が起こることも多い。

4.現在、年間の自殺者は約3万人だが、精神科の治療によってこの数に抑制されているという面もある。

5.現在、高齢の親の死を何十年も隠すという事件が明らかになっているが、そうした人は精神を病んでいる場合が多いと感じる。

6.看護師の配置を厚くした方が、病院の経営が楽になるため、大病院や地域の中核病院が高給で看護師を集める例が多くなっており、これが一般病院の看護師不足を加速させている。

7.以前は、地元の看護専門学校に地元出身者が入学し、大半の卒業生が地元の医療機関で働いていたが、駒ヶ根の看護大学設立に伴い廃止され、これによって地元で働く看護師はごく一部になってしまった。再度、看護専門学校の設立をすべきである。

などの点でした。

特に、看護専門学校設立の必要性については、先生から「南信地区の看護師養成を考える」(kangoshi1)と、「看護専門学校(3年制)設立要望理由)」(kangoshi2)の文書を頂きました。(pdfファイルとなっていますので、ご参照ください。)

近藤先生のお話を伺い、様々な課題について認識を深めることができました。「こうした課題を一つ一つ解決するためにも、がんばらなければならない。」という思いを強くしました。


(近藤先生には、お忙しい中、貴重なお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました。)

辰野町遺族会靖国参拝、小坂憲次先生国政報告会開催

2010年9月2日 木曜日

本日(9/2)は、辰野町遺族会の皆様とともに靖国神社に参拝しました。

今日も、真夏の終戦の日を思わせるような暑い日となりましたが、あらためて、英霊がどのような思いで私たちに日本の国づくりを託したかを思うとき、政治も経済も教育も、もっとしっかりしなければと感じます。

世界平和の実現のためにも、亡くなられた皆様のことを忘れずに、前向きに努力していくことを決意したひと時でした。


(辰野町遺族会の皆様にも、日頃から温かいご支援を頂いています。改めて心から感謝申し上げます。)

 

夕方には、新幹線で長野市に向かい、小坂憲次先生の国政報告会に出席しました。

主催者の想定を超えて満場あふれるご参加があり、熱気に満ちた会となりました。

小坂先生は、7月の参議院選挙において、長野県内に加え全国の皆様の熱いご支援に支えられ、見事比例区での当選を勝ち取られました。そして先の自民党の役員人事により、参議院自民党幹事長にご就任されました。

選挙戦の際、私は「小坂先生の国政復帰が自民党のため、そして日本のためにどうしても必要です。」と訴えさせていただきましたが、まさにそのことが実現したものと言えます。

政局は、民主党代表選挙後にどのような展開となるか予断を許しませんが、小坂先生のご活躍が、信頼できる自民党を取り戻す大きな原動力となって頂けるものと確信しています。


(石田治一郎先生のご挨拶に引き続き、全員で喜びの万歳三唱を行いました。)


(小坂先生には、大変な激務ですが、ご自愛の上、日本の未来のためにご尽力いただきたいと思います。)