2010年9月 のアーカイブ

伊南倫理法人会のセミナーに出席

2010年9月9日 木曜日

昨日の伊那・木曽倫理法人会に引き続き、本日(9/9)は、伊南倫理法人会のモーニングセミナーに出席しました。

本日の講師は、この九月から伊南倫理法人会の会長に就任された、合同会社サントップ代表 伊東正人さんです。伊東さんには、私の駒ヶ根後援会の事務局長もお務め頂いています。

今日は、「新年度に向けて」と題して、会長を受けるにあたっての決意や本年度の計画などについて、熱く話をされました。

特に印象に残ったのは、

「物を動かす時に、もっとも力が必要なのは、動き出すまでの最初の瞬間。何事についても、決断し、まず動き出すことが大切。」ということでした。

「はい。という素直な心で動き出すことが大切。」

「人間、長く生きていると殻ができるが、その殻を脱ぐことが大切。それには勇気が必要。」

などの言葉でした。

私も、一日一日を大切に、自ら前に向かって動くことを心がけていきたいと思います。


(いつも、元気な笑顔で前向きな伊東会長から、今日も元気を頂くことができました。)

倫理法人会セミナーに出席、辰野町、箕輪町を訪問

2010年9月8日 水曜日

本日(9/8)は、朝6時から、伊那・木曽倫理法人会のモーニングセミナーに出席しました。

本日の講師は、この度、長野県倫理法人会の会長に就任された株式会社マルタの宮下晃社長です。

飯田倫理法人会会長に就任以来の様々な困難を熱意で切り開いてきたお話を伺いました。特に、後継者塾の創設にご努力された際のお話をお聞きし、少しぐらいの壁にぶち当たっても、強い志があれば乗り越えていくことができるのだという勇気を頂くことができました。


(宮下会長が、人との出会いを大切にし、高い志をもっていらっしゃる方であることを感じるお話でした。)

 

その後、辰野町と箕輪町においてご支援を頂いている団体の責任者の皆様を中心に訪問しました。

伊那酒造協会の理事長を勤められた株式会社小野酒造店の小野能正社長からは、「現在の政権のバラマキでは決して景気は良くならない。地域の活性化の為にも、是非国政復帰してほしい。」と力強い激励を頂きました。


(不景気の影響もあり、外で飲食をする人が減っているのも、酒類販売に影響している、とのお話でした。)

 

また、辰野町自衛隊員を励ます会の村澤忠正会長からは、「辰野町では道路整備などの社会資本整備がまだまだ必要だが、こうした予算が削減されてしまうのは、困る。自民党にも、もっとがんばってほしい。」とのお話を頂きました。


(村澤会長の奥様にも、美容師組合を通じていつも応援を頂いております。ご夫妻のお力添えに心から感謝を申し上げます。)

本日も、多くの皆様にお会いし、貴重なご提言や激励を頂きました。皆様の思いを生かしていくためにも、さらに頑張っていく覚悟です。

伊那市内の皆様を訪問

2010年9月7日 火曜日

本日(9/7)は、伊那市内の各種団体の皆様を訪問し、様々なお話を伺ってまいりました。

伊那市手良(てら)土地改良区の事務所では、石倉勝正副理事長と桐山二六男事務局長にお話を伺うことができました。

「これまでは、水路の改修が必要な箇所をリストアップして随時改修をしてきたが、現在は、予算が限られているため、一路線ずつの申請で、改修する部分の長さも、できるだけ切り詰めるようになった。40年前に敷設した施設の改修はほぼめどがついたが、これから5年後~10年後にその後の施設の改修のピークがくる。これに対応できるかどうか、不安だ。」

「イノシシ、シカ、サル、ハクビシンによる被害が続いている。電気柵も、イノシシが体当たりしたりすれば壊れるし、草がのびて電線にふれると、効果がなくなるので維持管理が大変。最近はコストはかかっても維持管理が楽な金網の設置に切り替える例が増えている。」

「土地が平坦な新潟県等と違い、当地域では土手の草刈りが最大の作業となっている。高齢化した農家では、草刈りを人に頼んでいる例も多い。」

など、貴重なお話を伺うことができました。


(左が石倉副理事長、中央が桐山事務局長です。お忙しい中、ありがとうございました。)

 

伊那市高齢者クラブの池上弘祥会長からは、

「高遠、長谷地域も含め、伊那市内に約50の支部があり、それぞれ活動をしている。入会資格は65歳からだが、実際には75歳以上になってから入る人が多い。一方、高齢者クラブには入らず、老人大学や各種の講座などに行く人も多く、会員数は横ばい状態。高齢者クラブは年間約1000円の会費で、健康づくり活動など、さまざまなメニューが充実しているので、さらに多くの人に加入していただけるよう働きかけていきたい。」

とのお話をお聞きしました。


(長野県は全国でもトップの健康長寿県ですが、高齢者クラブの活動も大きな貢献をしています。益々の発展を期待したいと思います。)

 

天竜川漁協では、

「三峰川上流での地滑りの発生で、雨が降るたびに水が濁り、魚のえさとなる水草などが育たず、放流したアユの生育にも大きなダメージとなっている。放流量の一割ぐらいしか取れていないのではないか。抜本的な治山・治水事業をしっかりやってほしい。」とのお話がありました。

壁をみると、カラーで鮮明な魚拓がたくさん貼ってありました。お聞きすると、取れた魚をコピー機のガラス面におき、シーツでカバーしてカラーコピーしたものだそうです。うろこのひとつひとつまではっきり見えて、感心しました。何事も創意工夫が大切ですね。


(魚の姿がとても立体的に記録されていて、きれいでした。)

下條村を訪問しました

2010年9月6日 月曜日

本日(9/7)は、下條村において、農家や企業、商店など多くの皆様を訪問し、お話を伺ってまいりました。

宮島小束さんは、なしづくり45年のベテランですが、昨年、今年と2年連続で凍霜害にあったのは初めての経験だったとのお話を頂きました。

昨年は、ほぼ全滅、今年も約50%の被害を受けたとのこと。また、果樹共済に入っているものの、保険料が高めのため、付保率をさげて契約せざるを得ないなど、改善の余地が大きい。保険料軽減などの支援を検討して欲しい、とのご指摘を頂きました。


(中央が宮島さん、左はご案内を頂いた村議会議員の小池昌人先生です。)

 

石川博志さんは47歳。石川農園の三代目です。家の近くに石碑があり、「明治33年に石川六市夫婦が山林を切り開き養蚕を始め、その二男の石川吉右衛門さんが昭和元年に果樹栽培を始めたのが下條での果樹農家の草分けである」と書かれています。

こうした先人の皆様のご苦労を思うとき、後継者不足で果樹栽培をやめてしまう農家の方々が増えているのはとても残念です。石川さんには、これからの下條の果樹栽培を担ってさらにご活躍を期待したいと思います。


(石川農園はご両親とともに家族経営でがんばっておられます。緩やかな斜面にみごとな果樹が植えられていました。)

 

株式会社山岸エーアイシーさんでは、飯田工場長の児玉さん、総務部の古田課長さんにお話を伺うことができました。

山岸エーアイシーさんは、自動車やさまざまな家電製品、LED照明などに組み込まれているプリント基板を製造されています。基盤洗浄用に沢の水を利用しているため、夏場に水枯れした際には、これまで水道水を使わざるをえませんでしたが、最近、水をリサイクルする施設が完成し、水道を利用せずに水を有効利用することが可能になったとのお話でした。

また、これから太陽光パネル向け製品など、環境関連の製品にもさらに力を入れていきたいとのことで、環境と調和しながら成長する企業をめざしておられることを強く感じました。

国際競争の激化や円高など、厳しい環境だと思いますが、地域に根差した企業として、さらなる発展を期待したいと思います。


(右が工場長の児玉さん、左が古田課長さんです。貴重な時間を割いてお話を聞かせていただきました。)

 

水上商店の原 昭八社長からは、「道路整備については、市町村単位で計画を立てると、コスト高や利用率の低い道路がつくられがちであるため、もっと広域的な視野から道路整備計画をつくることが必要。」「基礎自治体である市町村は、下條村を手本に、もっと若者世代の定住促進に力をいれるべきである」など、貴重なご意見を伺うことができました。


(右が原社長です。自民党は、もっとがんばれと、力強い激励も頂きました。)

 

今日も本当に多くの皆様からご意見やご提言を伺うことができました。貴重な情報は地域の現場にあることを改めて痛感しました。