2010年9月 のアーカイブ

ミニスポーツ大会、阿智村伍和の秋祭りなどに参加

2010年9月25日 土曜日

本日(9/24)は、飯伊の各地で開催されたイベントを訪問しました。

今日は、昨日までの雨混じりの寒い天気と打って変わって、素晴らしい秋晴れのスポーツ日和となりました。

まず午前中には、飯田市の「かざこの子どもの森公園」で行われた「ミニスポーツ大会」に参加しました。

私も、サッカーボールで3段3列にならんだ畳の的を狙い、ビンゴゲームのように列で倒すゲームに挑戦し、見事「無料飲み物券」を獲得しました。

その他、フライングディスクをかごに投げ入れるディスクゴルフや、玉入れを組み合わせたかけっこなども、体験し、とても楽しいひと時を過ごすことができました。


(サッカーゲームの後、集まった皆さんと記念撮影。今日は多くの子どもたちでにぎわっていました。)

 

午後には、飯田美術博物館で開催されている「岡圭子・光澤利子 姉妹展」に伺いました。

お二人は泰阜村出身の御兄弟で、岡さんは現在愛知県に在住され、ひまわりやふくろうなどの絵を多く書かれています。光澤さんは、現在は下條村にいらっしゃるそうです。天竜村の大平村長さんの下で書を学んだ書家でいらっしゃいます。

幸い、作者のお二人にもお会いすることができ、色々とお話を伺うことができました。姉妹でいっしょに展覧会を開けるというのは、とても素敵ですね。芸術家を多く輩出している飯伊地域のパワーの一端を感じることができました。


(左が岡さんとその作品、右が光澤さんとその作品です。)

 

その後、飯田マジッククラブ主催で開催された「2010チャリティーワールドマジックショー」を拝見しました。このマジックショーには、毎回児童福祉施設の子どもさんたちを招待しているほか、収益金を各施設に寄付されているそうです。

家内とともに、プロの技を堪能することができました。私も、偶然に指名されて、首にナイフを刺すマジックを体験することができ、とても幸運でした。

 

夕方からは、阿智村の伍和の河内(こうち)地区で開催された「河内諏訪社」と「河内天満宮」合同の秋の大祭に参加しました。


(宮司さんや地区の顔役の皆様と記念撮影しました。)

 

この大祭は、御柱の行われる6年に1度開催されるそうですが、特に今回は地域の若手の皆さんが頑張って、36年ぶりにおみこしの修復をし、さらに花火大会も開催するなど、盛大なお祭りとなりました。

私も、おみこしを一緒に担がせて頂いた他、カラオケコーナーにも参加させて頂きました。


(化粧直しをしてぴかぴかになったおみこしです。)


(私も、お祝いの言葉を述べさせていただきました。)

 

素晴らしかったのは、間近で打ち上げられ、真下から見ることができた花火でした。スターマインなどでは、空一面が花火で覆われ、本当にきれいでした。

まだ、大三国の花火は、何度も大きく様々な色の火の粉を吹き出し、その度に大きな歓声が上がっていました。

夜は少し冷えましたが、秋祭りの風情を満喫できました。お世話になった河内の皆様に、心から感謝申し上げます。


(最後に大三国の花火を皆でじっくりと味わい、お祭りもフィナーレを迎えました。)

高遠町のブックフェスティバルと燈篭祭を訪問

2010年9月23日 木曜日

本日(9/23)は、伊那市高遠町で開催された第2回ブックフェスティバルに行ってまいりました。

このブックフェスティバルは「本の町プロジェクト」の斉木博司さんと北尾トロさんが中心となり、ボランティアの実行委員会の皆様の力で実現しました。

今日は、フェスティバルの本部で、斉木博司さんにお話を伺うことができました。

「本の町プロジェクト」の活動は、東京で書店を経営されていたお二人が数年前にイギリスのウェールズにあるヘイ・オン・ワイ(http://www.hay-on-wye.co.uk/)という人口1500人ほどの町を訪ねたことからスタートしたそうです。この町には様々な分野の古書店が30軒以上あって、世界中から多くの人が集まるブックタウンとして半世紀以上の歴史があるのだそうです。

日本にもこうした場所をつくれないか、と全国各地を探したところ、高遠町がイメージにピッタリだということになり、2008年5月に高遠町に「本の家」という古書店と喫茶店を兼ねたお店をオープンされたとのこと。

「ブックツーリズム(本をかなめとした観光のスタイル)」を実現するための活動として、昨年から商工会や地元の商店の皆様と連携してイベントを始められました。

昨年は2日間だった会期も、6日間に増え、様々なイベントも開催されました。驚いたのは、約50人の実行委員化メンバーの内、伊那市の方は約半分で、後の方々は、他の市町村や東京や名古屋など、様々な地域からボランティアで駆けつけてこられた方々だということです。皆さん、高遠町のファンで、イベントを支えるため、仕事の合間に来ている方も多いとのこと。

斉木さんのお話では、遠くから来てくれる皆さんが安く泊まれる場所が近くにないこと、東京とのアクセスが不便なことなどが課題であり、行政や地域の皆様のお力添えが欲しい、とのことでした。また、皆で地域の将来を考える場も持ちたいとのご提案も頂きました。


(本部の受付にて実行委員会の皆様と。左から2人目が斉木博司さんです。)


(仙醸蔵では、長谷や箕輪など、各地から駆けつけた皆様が喫茶・軽食のお店を開いていました。)


(斉木さんのお店「本の家」では、一休さん、宇野千代、赤毛のアンに扮したボランティアの皆さんが店番をしていました。)

 

夕方には、昨日から開催されている鉾持神社の燈篭祭で演奏される高遠ばやしを聞きに行きました。

本来は、町を練り歩きながら演奏をするのですが、あいにく今日は雨。三味線や鼓は雨に弱いこともあり、屋根のある駐車場のスペースを利用しての演奏会となりました。

3つの連の皆様は、数カ月にわたって何度も練習を繰り返し、お祭りの日を迎えたそうです。

笛と太鼓、三味線と鼓、そしてシンプルな掛け声が絶妙の取り合わせで、心にしみる演奏でした。

演奏の前後に、3つの連それぞれの皆様と記念撮影をしました。こうした町をあげてお祭りを支えている方々の力が、高遠町発展の原動力であることを実感しました。






(男性も女性も、花笠をかぶり、とても華やかです。秋祭りの風情を感じる素晴らしい演奏をありがとうございました。)

光の園敬老祝賀会、飯田商工会議所創立90周年記念式典に出席

2010年9月22日 水曜日

本日(9/23)は、社会福祉法人萱垣会の運営する養護盲老人ホーム「光の園」と、特別養護老人ホーム「第二光の園」の合同の敬老祝賀会が開催されました。

日頃から、ボランティアの皆様によって、周辺の植樹、コーラスグループによる演奏会、お茶会、吹奏楽の演奏などの活動が定期的に行われており、地域皆で利用者の方々をサポートする体制ができているのが素晴らしいと思います。

私は、「毎年この敬老祝賀会を楽しみにしています。なぜなら、利用者の皆様や萱垣会のスタッフの皆様もみんなにこやかで、心が温かくなるのを感じるからです。また、地域の皆様の温かい気持ちに支えられた活動もすばらしいと思います。健康長寿の長野県のモデルとして、これからも、楽しい毎日をお過ごしください。」との趣旨でご挨拶をさせて頂きました。



また、特に感動したのが、利用者を代表されてご挨拶をされた目の不自由な女性が、萱垣会に来てから、安心して、楽しい毎日を過ごしておられることなど、感謝の気持ちを込めた素晴らしいご挨拶をされたことです。思わず会場からも大きな拍手が起こりました。

前向きに生きる利用者の皆様と、それを支えるスタッフの皆様、地域の皆様の心が一つになった素晴らしい敬老祝賀会でした。

 

その後、飯田商工会議所創立90周年記念式典に出席しました。大正9年(1920年)に蚕糸を初めとする地場産業の工業化、商店街活動の気運の盛り上がりを受けて設立されて以来、大戦中の統制経済の時代も乗り越え、戦後の経済復興にも大きな貢献をされてきました。

そして今、三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の早期完成を図り、新しい地域をさらに大きく発展させる期待が高まっています。これからも、地域振興の中核として、さらなる発展を期待したいと思います。

 

式典に引き続き、記念講演会が開催され、JR東海の須田寛相談役による「飯田線と観光」と題する講演がありました。

「国内観光の低迷を打開するために、現在年間1.4回の国内旅行の回数を年間4回まで増やすことに協力してほしい。また全国の各地域が観光客を受け入れる立場でおもてなしの心をもって欲しい。」

「飯田線を観光路線として活用するため、飯田線秘境駅号、鉄道川下りなどの企画を考えている。」

「飯田線を活用し、その周辺に公共施設を市町村で分担して整備するなど、まちの役割分担による地域経済圏づくりをしたらどうか。」

など、示唆に富むお話を伺うことができました。既存のインフラをどのように活用するか、皆で知恵を絞ることが必要であることを感じました。


(飯田線の現状と課題、活用の可能性などを体系的に理解できる素晴らしい講演でした。)

伊那市内の皆様を訪問、輝く77県民の会解散式に出席

2010年9月21日 火曜日

本日(9/21)は、伊那市内の支援者の皆様をお訪ねしました。

株式会社ミヤシタフーズでは、宮下裕社長と、奥様にお会いし、様々なお話を伺うことができました。

ミヤシタフーズは業務用の卵焼きの生産からスタートした会社ですが、消費地に近いところで生産するニーズが高いことから、食品製造機器の設計、製造、販売を手掛け、現在は、世界各国にも輸出をされています。

生産している食品も、たこ焼きやお好み焼き、クレープケーキなど多岐にわたっており、多角的な経営をされています。


(奥様にも、後援会の幹部役員をお務め頂くなど、ご夫妻で本当にお世話になっています。)

 

近年は、食品残さの有効活用にも乗り出しています。お好み焼きなどの生産ででるキャベツの芯などをキャベツ農家の畑にすき込み、有機肥料の補完として活用したところ、良質なキャベツが生産できたとのことです。生産したキャベツは、全量、契約価格で買い取ることにより、農家の安定収入にもつながっており、食品リサイクルのモデルとなる取り組みだと思います。


(キャベツの芯などを畑にすき込む作業の写真を見せていただきました。)

 

また、現在は、ボイラーなどの廃熱の有効利用に取り組んでおられます。大手食品メーカーの生産過程で出る農産物の搾りかすを撹拌しながら、ボイラーの排気熱を利用して乾燥する装置を作ったところ、良質な肥料や、豚の肥育に有効な飼料などができることが分かったそうです。新たな熱源を必要としないため、CO2削減にも大きく貢献するとのこと。まさに一石二鳥の取り組みといえます。

色々な新規事業を展開し、発展している秘訣をお聞きしたところ、「新たなものに取り組む際には、内部留保などの余裕を確保し、リスクをとることが大切。特定の分野のみで突き進んで、資金繰りがどうにもならなくなってから新しい分野を開拓しようとしても無理だ。」とのお話でした。やはり「遠くを図る経営」が大切であることを実感しました。

 

まだ、伊那市富県地区では、6月にも訪問した橋爪庄一さんにお会いすることができました。

今日は、全員総出でトルコキキョウの出荷作業の真っ最中でした。現在約20棟のハウスで栽培をされているとのこと。ちょうど花の需要期であり、お手伝いの方を含め、大忙しのご様子でした。

橋爪さんには、長年にわたって強力にご支援を頂いており、今日も、来るべき戦いにむけて、しっかり頑張れと激励を頂きました。


(作業棟の中は花でいっぱい。皆様お忙しい中、写真撮影に応じて下さいました。)

 

夜には、先の長野県知事選挙で腰原愛正(こしはらよしまさ)候補を応援した「輝く77県民の会」伊那支部の解散式が開催されました。

腰原さんも、はるばる大町市から駆け付けて下さいました。

私も顧問を代表して、「短期間の選挙戦で伊那市では2500票弱、相手候補を上回る得票が得られたのは、ご列席の皆様のお力の賜です。もう少し時間があれば、という残念な思いがありますが、この戦いを通じて得た絆をこれからも大切にするとともに、腰原さんにも、ご活躍、ご指導を頂きたいと思います。」との趣旨でご挨拶をしました。


(会長を務めた小坂樫男前伊那市長を筆頭に、結束して戦った皆様が一堂に会し、腰原さんと懇談することができました。)