2010年7月 のアーカイブ

参議院選挙最終番

2010年7月10日 土曜日

本日(7/10)参議院選挙も最終日を迎えました。

この数日、ブログの更新ができませんでしたが、7/8には、県区の参議院議員候補者とともに、下伊那(売木村、根羽村、平谷村、浪合、清内路、阿智村、飯田市、喬木村、豊丘村、高森町、松川町)を遊説で回りました。

7/9には、自民党の広報車に乗り、伊那市から飯田市にかけて、県区候補者の政策を訴えてまいりました。それぞれ、地元選出の県議会議員の先生方にもご同乗頂き、強力な応援を頂きました。

両日とも、街頭遊説場所には多くの皆様が駆けつけていただき、また走行中も、沿道の皆様から本当に多くの激励を頂きました。ありがとうございました。

 

本日は、朝8時前に飯田事務所内において、県区候補者から最終日の決意の挨拶を頂き、引き続き飯田市高屋交差点において街頭演説を実施しました。

その後、候補者、参議院議員吉田博美先生とともに遊説車で伊那市まで移動しました。

伊那市では、伊那市役所交差点において街頭遊説を行いました。この場所は、雪の降る頃から何度も候補とともに街頭演説を行った思い出深い場所です。


(伊那市選出の木下茂人県議からのご挨拶です。本日は向山公人県議からも力強い激励のご挨拶を頂きました。)

引き続き、私は南箕輪村、箕輪町、辰野町まで遊説車に同乗し、最後の訴えをさせて頂きましたが、本当に多くの皆様が手を振って激励頂きました。

 

今回の参議院選挙は、現在の与党によるバラマキと財政破綻への道を正し、地方重視、地域産業振興により未来を拓く政策への転換を図るための重要な戦いでもあります。

近年、投票率の低下が問題となっていますが、明日の投票日には、一人でも多くの方に投票して頂き、未来に向けた正しい選択を行って頂きたいと思います。

上伊那の企業を訪問

2010年7月6日 火曜日

本日(7/6)は、日頃からご支援いただいている企業の皆様にお話を伺ってきました。業種ごとに抱える課題は多様であり、現場の状況をお聞きすることの大切さを感じました。

 

株式会社アクティブは、人材派遣業を中核としている会社です。リーマンショック以来、日系ブラジル人を含め、各企業における派遣社員の削減がすすめられてきたとのこと。

「これから景気の回復が進めば、その需要も増えるが、政府の進める製造業派遣の禁止措置が一気になされると、これまでなら雇用を増やした企業が、新たな人材を採用できなくなる可能性が大きい。

また、現在派遣で働いている人全員が正社員としての採用を望んでいるのではなく、派遣社員という働き方を選んでいる人も多い。

民主党政権になって産業振興策や企業支援などが削減される中で、最低賃金の引き上げなどが行われれば、地方の中小企業は経営が成り立たなくなる恐れがある。」とのお話を頂きました。

やはり、地域の振興を図り、企業を元気にしていくことが、まず先決であり、「労働者の権利」ばかりを主張しては、むしろ失業者を増やしてしまうのではないかという懸念を感じました。

さらに、アクティブでは、新規事業分野として、太陽光パネルやLED照明など、環境関連機器の販売などに力を入れているそうです。新しい時代に積極的に対応しようという姿勢は素晴らしいと思います。


(中央が伊藤誠代表取締役、左が小山良太朗営業部長です。お忙しい中、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。)

 

日本農産種苗株式会社は、農産物の種子等を扱っておられます。会社の業績は、他の業種と異なり、リーマンショックなどの金融環境よりも、異常気象による長雨など、天候に左右される比率が高いとのことでした。

今後、地球温暖化が進めば、いわゆる「適地適作」の条件も変わってきます。今後は、そうした変化にも対応していかなければ、とのお話でした。

農業・食糧問題は、今世紀最大の一つです。是非とも長期的な視点に立って貢献をいただきたいと感じました。


(右が社長の有賀ひとみさん。左は社長のお母さまで監査役を務める有賀美代志さんです。)

マレット開会式、ハッチョウトンボ観察会に参加、参議院選挙総決起集会開催

2010年7月4日 日曜日

本日(7/4)は、伊那事務所の所在地である伊那市上牧清水町の皆さんが主催するマレットゴルフの開会式に出席しました。

昨日からの雨が心配されましたが、明け方には雨もやみ、素晴らしいスポーツ日和となりました。

この上牧のマレットゴルフは地域の皆様が手入れをされており、今日も朝から整備をされたそうです。

私は、祝辞をのべるとともに、始球式をさせて頂きました。こうした地域のイベントを通じて交流を深めるのはとても素晴らしいことだと思います。


(マレットゴルフが盛んなことが長野県の健康長寿にも貢献していると思います。)

 

引き続き、伊那市新山の「とんぼの楽園」で開催された「ハッチョウトンボ観察会」に参加しました。

今日は、「新山山野草等保護育成会」の筒井弘事務局長さんと、信州大学名誉教授で昆虫生態学がご専門の森本尚武先生がハッチョウトンボの生態などについて解説して下さいました。

「育成会」の皆様が平成15年に、この湿地におけるザゼンソウや春蘭の保護活動を始めたところ、平成16年に体長約2センチの日本最小のトンボである「ハッチョウトンボ」が生育していることが発見され、平成17年に観察用の木道を整備するなど、トンボの保護にも取り組まれるようになったとのことでした。

ハッチョウトンボは、環境省が「良好な自然環境を知る目的」として選定した生物指標昆虫です。ヤゴのまま越冬し、今が羽化の時期にあたります。寿命は約40日で、6月半ばから8月初めに見られるとのこと。
行動範囲は半径約1メートル、高さ30センチぐらいだそうです。

「とんぼの楽園」は本当に気持ちの良いところでした。「育成会」では、年に2回の草刈りをしたり、水の状況をチェックするなどの活動をされています。こうした皆様の地道な活動によって素晴らしい自然環境が守られるのだということを実感しました。


(これがハッチョウトンボの雄です。体長は約2センチ。雌は、黄色と黒の縞模様です。)


(左が森本先生、右が筒井事務局長です。今日も数百人の皆様が訪れるだろう、とのことでした。)

 

午後には、長野県区参議院候補者とともに、伊那市内を遊説しました。遊説カーに対して、農作業の手を休めて手を振ってくださる方が多く、感激しました。

午後6時からは、伊那市において上伊那総決起大会が行われました。弁士として、細田博之先生をお迎えし、盛大に開催することができました。県区候補者、比例区候補者からも、力強い決意を表明頂きました。


(私は主催者としてご挨拶しました。細田先生からは、政策や政局の現状について明快なお話を頂きました。)

 

午後7時からは飯田市において飯伊総決起大会が開催されました。比例区の候補を応援する選対の皆様にもご出席いただきました。


(飯伊の各地から大勢の皆様に駆けつけていただきました。本当にありがとうございました。)

 

午後8時からは、JAみなみ信州農政対策協議会の主催により「農政大転換期における緊急農政集会」が開催されました。

集会では、参議院選挙候補者に対し、「昨年の政権交代以来、地域農業の現場では様々な問題が起こっている。当選の暁には、生産現場の課題と意見を十分に踏まえ、JAグループの提言に真摯に対応して欲しい。」という趣旨の緊急要請がなされました。

会合の最後には、この参議院選挙を通じて、農業者の意思を示そうと、全員で「団結ガンバロー」を行いました。

また、会合終了後には、北部の果樹農家の皆様から、民主党政権の事業仕訳によって削減された選果場にたいする補助金の復活を求める要請を頂きました。こうした皆様の声を国政に届けるためにも、今回の参議院選挙に勝利しなければならないとの思いを強くしました。


(農政の危機を乗り越えるため、参議院選挙に向けた団結を確認した集会となりました。)

女性の皆様との懇談会、伊那市野底後援会役員会開催

2010年7月3日 土曜日

本日(7/3)は、県議会議員木下茂人先生の奥様と、木下先生の後援会婦人部の幹部の皆様にご参加いただき、懇談会を開催させて頂きました。

木下先生の後援会の婦人部は、皆、仲が良く、結束力も素晴らしいということを以前からお聞きしていましたが、役員の皆様方にお話をお聞きして、改めてその感を強くしました。

婦人部の皆様が中心になって毎年秋に企画する日帰り旅行は、安い価格なのに観光スポットや料理が素晴らしいということで、毎年参加される皆様も増え、最近ではバス8台から9台ででかけるそうです。

この旅行についても、役員の皆様が下見や旅行会社の皆様との綿密なプラン作りなどを行うなど、楽しい旅行となるよう、気配りをされていることがよくわかりました。

木下先生並びに後援会の皆様には、私もいつも強力なご支援を頂いている他、今回の参議院選挙にもお力添えを頂いており、感謝の他ありません。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


(一番右側が木下先生の奥様です。お忙しい中、ご参加頂いた皆様に、心から感謝申し上げます。)

 

夜には、伊那市野底後援会の役員会に家内とともに出席しました。

始めに私から、昨年の政権交代以降、伊那谷においても農業や中小企業の支援、インフラ整備など様々な面で問題が起こっていること、現金のバラマキは税金の無駄遣いの典型であり、子育てのそれぞれの年代に対応したきめ細かい政策でサポートすることにより、数兆円の借金が減らせること、インフラ整備や産業振興を無駄として切り捨ててしまうのでは、真の成長戦略とはならないことなどを中心にお話をさせて頂きました。

懇親会では、防衛問題や、農業問題など、様々な課題についてご質問を頂き、私の考えをお伝えすることができました。

特に農業問題では、「野底では約130戸が農地を持っているが、ほとんどは農地を貸し出している。民主党の個別所得保障では、耕作する人には補助金がでるが、土地を貸している人にはメリットがない。一方、土地を貸している人は土地改良への賦課金などの負担があり、このままだと、土地を返してもらわなければならなくなる。」というお話を伺いました。

自民党政権では、土地を貸した方に、10アール当たり1万5000円、5年間で7万5000円を交付する制度を創設することとしていましたが、これも、民主党政権は全廃してしまいました。これでは、土地を集積して効率良い強い農業を実現しようとする試みが崩壊してしまいます。

改めて、現場の皆様の声を反映した政策を組み立てることが大切だということを再認識した懇談会でした。


(懇談会の最後に出席者の皆様とともに記念撮影しました。楽しく充実した懇談会でした。)