宮下一郎ブログ

天竜村を訪問しました

2010年10月1日

本日(10/1)は、天竜村を訪問しました。お忙しい中、村議会議員の堤本伊那人先生にご同行頂き、多くの皆様にお会いすることができました。

村の社会福祉協議会が運営する養護老人ホーム「天龍荘」は、本来、あまり介護を必要としない高齢者の利用を想定して設立されましたが、最近では介護の必要な方も増えてきているとのことでした。そのため、ちょうどエレベーターの設置工事をされていました。


(松下壽男所長(右端)と職員のみなさまです。)

 
同じく社会福祉協議会運営の特別養護老人ホーム「天龍荘」では、50人の定員は満床で、さらに待機の方が700人もいらっしゃいます。利用者の方の平均年齢は85.54歳。最高齢は100歳の女性だそうです。調理などのスタッフも含め、30人の職員の方が働いていますが、できればあと4~5人の介護スタッフを増員したいとのこと。しかし、飯田市から1時間かかる中山間地でもあり、特に若い人材の確保は難しいそうです。


(宮澤英行所長(右から2人目)と職員のみなさまです。現場のご苦労を改めて感じました。)

 
村澤崇さんは、長年林業に携わる傍ら、「たらのめ」や「とうがらし」、「ゆず」の生産もなさっています。これまで、全国各地、そして海外からも林業の視察に約1300人が訪れたそうです。

これまでの天竜における林業の歴史や、異常気象による被害の実態など、様々なお話を伺うことができました。これからは林道や作業道、路網の整備を進め、機械による木材搬出ができる環境整備を進めることが必要であるとのご提言を頂きました。


(作業道の整備や林業機械による木材搬出などに取り組んでおられるパワーに感銘を受けました。)

 

途中、今年の夏の集中豪雨で崩壊した現場を通過しました。道路の復旧まで約40日間かかったそうです。天龍村は急峻な山腹に道路が通っているところが多く、災害予防と、災害が発生した際に迅速な対応ができる体制整備の必要性を強く感じました。


(この写真の下の川には、流された立木が大量に折り重なっていました。)

 平岡駅では、私の後援会の女性部長を務めていただいてる熊谷さんにお会いすることができました。熊谷さんからも、力強い激励を頂きました。後援会の旅行の企画・運営など、いつも本当にお世話になっており、感謝の他ありません。女性パワーによるご支援を頂き、さらに頑張る決意です。


(ここの売店は、地域の産品を豊富に取り揃えています。是非、多くの皆様に訪れていただきたいと思います。)

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