2017年12月 のアーカイブ

児童養護施設「たかずやの里」を訪問、長野県議会議員向山公人先生の県政報告会に出席

2017年12月17日 日曜日

12月17日は、午後2時から児童養護施設たかずやの里を訪問し、長野県児童福祉施設連盟の西村武会長、川瀬勝敏副会長、社会福祉法人たかずや福祉会の登内孝理事長、菅雄峰施設長、木下博司事務局長と懇談をしました。

はじめに、川瀬会長から、今年8月に厚生労働省の検討会から発表された「新しい社会的養育ビジョン」において、里親等の体制が整わない中で「就学前の子どもの新規入所措置を原則禁止する」と書かれていることに対する懸念が示された他、たかずや福祉会の皆様からは、たかずやの里で生活する児童の約8割が被虐待児童であり、医療機関で治療などの対応が必要な児童も約6割あり、「ビジョン」の示す里親委託率を急激に増やすことは困難との状況を伺いました。

私からは、10月に新たに設置された「社会保障審議会児童部会社会的養育専門委員会」において、児童養護施設協議会や乳児福祉協議会の皆様も議論に加わっていただき、具体的な施策について検討を進めていることをお話をするとともに、特に児童養護施設においては、専門的なケアが必要な児童を支援する機能をこれからも発揮して頂くことが必要であることをお伝えしました。

懇談の後に、施設内を見学させて頂きましたが、小学生と高校生7人から8人が1つの家族のようなユニットで生活しているエリアでは、家庭的な雰囲気を感じました。また、仲良くおやつを食べている1歳から就学前のかわいい子どもさんたちにも会うことが出来ました。全国の児童養護施設の改修を支援し、施設での家庭的環境を整備することも重要であると感じました。


午後4時からは、長野県議会議員向山公人先生の県政報告会と後援会組織である「公友会」の忘年会を兼ねた会合に出席しました。

私からは、私自身に対してもご支援を頂いている皆様に感謝するとともに、3月まで長野県議会議長としてご活躍された向山先生が、引き続き長野県の大黒柱として、伊那市や県全体の発展のためにご活躍されることをお祈りして、お祝いのご挨拶を申し上げました。

向山先生からは、県議会議長としてのご活躍や、長野県や地域の抱える課題と対応策について、中身の濃い県政報告を頂きました。


(たかずやの里で皆様からお話を伺っているところです。)


(長野県議会議員向山公人先生の県政報告会でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(向山公人先生から県政報告を頂いているところです。)

高遠そば20周年記念シンポジウム、阿智村熊谷ひでき村長後援会決起大会に出席

2017年12月17日 日曜日

12月16日は、午後3時から伊那市高遠町で開催された「高遠そば20周年記念事業シンポジウム」に出席しました。

はじめに、信州大学農学部教授の井上直人先生から記念講演として「在来品種入野谷そばの育成とブランド化」と題したお話を伺い、次に会津きり屋代表取締役の唐橋宏さんから「高遠そばと会津」と題した基調報告を頂きました。

パネルディスカッションでは、高遠そば組合の伊藤亨組合長がコーディネーターを務められ、井上直人先生、唐橋宏さんとともに、山形県から来られたNPO天童高原理事長の工藤一夫さんと株式会社鈴木製粉所専務取締役の鈴木文明さん、伊那市の白鳥市長がパネリストとして登壇され、中身の濃い意見交換が行われました。2時間半がとても短く感じられました。

保科正之公のご縁で結ばれた高遠町と会津若松市と山形県が「そば」でもつながっていること、在来種を守り、育て、そばにすることの大変さ、土づくり、そばの収穫、挽き方、打ち方、食べ方など、それぞれに深い世界があることを知りました。そして、あらためて地域の宝である「高遠そば」を応援していきたいと強く感じました。


午後7時からは、阿智村の熊谷ひでき村長の後援会総会・決起大会に出席しました。

私からは、熊谷村長が、民間の経営手法を活かし、阿智村を「星ふるさと」としてアピールし、観光振興に大成功を収めていることに加え、教育、医療・福祉、産業振興にもしっかり取り組まれていることに敬意を表するとともに、10年後のリニア開通に向けて一層の活躍をして頂くために、後援会の皆様にさらに応援の輪を広げて頂くことをお願いして激励のご挨拶を申し上げました。

熊谷村長からは、4年間の取り組みと、今後のビジョンについて具体的なお話を伺うことが出来ました。

会の最後には、会場の皆様全員でガンバローコールが行われました。


(高遠そばの会会長である伊那市議会議員の飯島進先生からのご挨拶です。右は、司会をされた遠照寺の松井教一住職です。)


(井上直人先生から基調講演を伺っているところです。)


(会津きり屋代表取締役の唐橋宏さんから基調報告を頂いているところです。)


(記念シンポジウムの様子です。)


(本日のイベントのビラです。)


(熊谷ひでき村長の後援会総会・決起大会で激励のご挨拶を申し上げているところです。)


(熊谷ひでき村長からは、この4年の成果と今後のプランについて具体的なお話を伺うことが出来ました。)


(会の終了後に、熊谷村長とがっちりと握手を交わしました。)

農林役員会、農林部会合同会議、経済産業部会、EdTech推進議連設立総会に出席

2017年12月16日 土曜日

12月15日は、午前9時から「農林役員会」に出席しました。本日は、平成30年度農林関係税制改正の結果報告と、平成29年度補正予算重点事項、平成30年度農林関係予算について農水省より説明を受け、質疑を行いました。

引き続き、午前10時から「農林・食料戦略調査会、農林部会、農政推進協議会 合同会議」が開催されました。

税制、予算、組織・定員についての説明の後に、齋藤農林水産大臣が到着され、大臣折衝に臨まれる大臣に、塩谷立農林・食料戦略調査会長、金原壽秀JA全中副会長、二田孝治全国農業会議所会長、高貝久遠全国土地改良事業団体連合会副会長、前田直登日本林業協会会長より激励のご挨拶がありました。これを受けて、齋藤大臣より決意表明を頂き、全員の拍手で大臣をお送りしました。

正午からは、「経済産業部会」に出席しました。平成30年度税制改正結果、平成29年度補正予算編成状況、平成30年度予算編成状況について説明を受け、質疑を行いました。

特に、私からは、公正取引委員会に対し、デフレの元凶である不当廉売やダンピングに対する取り締まりの一層の強化を依頼しました。

午後12時45分からは、「EdTech推進議員連盟 設立総会」に出席しました。はじめに役員選任が行われ、塩谷立先生が会長に就任されることが決まりました。

本日は、ICT CONNECT21の赤堀侃司会長から「EdTechの現状と展望」、デジタルハリウッド大学大学院の佐藤昌弘教授から「EdTechの概況とEdTech Japanの国際展開」と題したご講演を頂き、引き続き、経済産業省より「EdTechイノベーションに向けた取り組み」について説明を受けて質疑を行いました。

デジタル技術を教育に応用したEdTechは、一人一人の理解度に応じたオーダーメイド教育や遠隔地教育、生涯学習やリカレント教育、障害児の学習支援など、様々な分野で力を発揮する可能性があると感じました。同時に、公教育との連携や、誤った情報に基づく教育が行われないようにすることも重要です。議連の活動を通じて課題の解決とEdTechの振興に努力していきたいと思います。


(農林役員会での塩谷立農林・食料戦略調査会長からのご挨拶です。)


(農林部会合同会議において斎藤健農林水産大臣から決意表明のご挨拶を頂いているところです。)


(EdTech推進議員連盟 設立総会で会長に就任された塩谷立先生からのご挨拶です。)

リニア鉄道特別委員会、税制調査会総会、農林役員会、ドローン議連総会、財政再建に関する特命委員会、経済産業部会税制改正打ち上げ会、売木村の皆様との懇談会に出席

2017年12月14日 木曜日

12月14日は、午前8時から「超電導リニア鉄道に関する特命委員会」に出席しました。

国土交通省とJR東海より、現状の説明を受け、質疑を行いました。工事の受注をめぐる事件についての質問や名古屋大阪間の建設に向けた見通しなど、様々な観点からの議論が行われました。

また、特別委員会の人事の中で、私は幹事長代理を拝命することとなりました。リニア新幹線の着実な完成に向けて、さらに努力してまいります。


午前10時からは、「税制調査会総会」に出席しました。本日は、「税制改正大綱」の前文と検討事項を事務局が読み上げ、大綱を全員の拍手で承認をしました。

今回の税制改正には、働き方改革に対応した所得税改革、企業の前向きな活動や事業承継を応援する税制など、日本の抱える課題に対応するための多くの改正が含まれています。来年の通常国会における早期の成立を図るとともに、内容を多くの皆様にお知らせし、日本経済の発展のために活用して頂くことが大切だと考えます。


午前11時からは、「農林役員会」に出席しました。本日は、平成30年度畜産物価格等とりまとめの報告を受け、一部項目について農林水産省に対して、財務省との再度の協議を要請するととなりました。

午後2時からは、「無人航空機普及・利用推進議員連盟(ドローン議連)総会」に出席しました。

本日は、関係各省より予算概要の説明を受けるとともに、ドローン安全推進協議会からご提言を伺い、質疑を行いました。

ドローン活用の可能性の広がりを感じるとともに、今後の体制の整備を含めた多くの課題があることを学ぶことが出来ました。

午後3時半からは、再度「農林役員会」が開催され、財務省との折衝の報告がありました。

特に、肉牛生産農家の経営安定を図るための「牛マルキン制度」については、現状の生産コストの上昇などの課題に対応するため、国際条約の発効とは切り離し、平成30年度における損失補てん割合を8割から9割に引き上げるという新たな支援策が決まりました。


午後4時からは、「財政再建に関する特命委員会」に出席しました。

本日は、「経済・財政再生計画 改革工程表2017改訂版」について説明を受け、意見交換を行いました。私からは、財政再建計画の改定に当たって、生産性革命や観光立国などの成長戦略に関する具体的な工程表をつくり、経済を成長軌道に載せる努力をすることが必要であることを意見として申し上げました。

午後5時からは、「経済産業部会 税制改正打上会」に出席しました。

本日の税制改正大綱の決定を受けて、経済産業分野を応援する議員と経済産業省の皆さんが一堂に会して、懇談をしました。私からは、この税制改正の成果を、これからの日本の発展につなげるべく、ともに努力していきましょう、との趣旨でご挨拶を申し上げました。


午後5時半からは、売木村の清水秀樹村長と村議会議員の先生方との懇談会に出席しました。皆様から、国道418号線の整備促進についてのご要望を頂くとともに、売木村での取り組みについてのお話を伺いました。

売木村では、高地トレーニングの適地としての陸上チーム合宿の誘致、山村留学の振興、地域おこし協力隊の方々の協力によるインバウンド農泊の推進など、様々な取り組みを進められており、地方創生のモデルであることを感じました。


(税制調査会総会での宮沢洋一税制調査会長からのご挨拶です。)


(農林役員会での塩谷立農林・食料戦略調査会長からのご挨拶です。)


(ドローン議連での林幹雄会長代行からのご挨拶です。)


(2回目の農林役員会での赤沢亮正畜産・酪農対策委員長からのご挨拶です。)


(財政再建に関する特命委員会での岸田文雄委員長からのご挨拶です。)


(経済産業部会 税制改正打上会に出席した議員の先生方との記念写真です。)


(経済産業関係の税制改正のポイントです。)