2011年5月 のアーカイブ

三六災害50年シンポジウム、飯田市後援会女性部のつどい開催

2011年5月21日 土曜日

本日(5/21)は、駒ヶ根市で三六災害50年企画 シンポジウム「忘れまじ三六災害」が開催されました。

ちょうど飯田市後援会女性部のつどいと時間が重なり、私はシンポジウムに参加することができませんでしたが、開会前に会場に立ち寄り、主催者やパネリストの皆様とお会いして来ました。

三六災害は、昭和36年6月27日に集中豪雨による土砂災害と大規模な河川氾濫が伊那谷に襲いかかり、死者・行方不明者136名、浸水戸数18488戸、被害総額約341億円(現在価値でおよそ1130億円)を発生させた歴史に残る大災害です。

その後、総合的な治水対策に基づく復旧計画が立てられ、以来50年間、何回かの豪雨災害を経験しながら、河川改修、砂防事業などが継続的に行われ、現在に至っています。

今年は、その発生からちょうど50年。その年に、日本は東日本大震災に見舞われたのです。

現在の日本は、地球温暖化の影響により、洪水・土砂災害のリスクが増大しています。今こそ、着実な防災事業を進めるとともに、地域防災力の強化が大切です。

今日のシンポジウムを企画・実施されたNPO法人「天竜川ゆめ会議」をはじめとする皆さま方に心から敬意を表したいと思います。


(楽屋で皆様とお会いすることができました。一番左が、天竜川ゆめ会議の福澤浩代表理事です。)

 

午後2時からは、飯田市松尾公民館において「宮下一郎後援会飯田市女性部のつどい 芸能・カラオケまつり」が開催されました。

お忙しい中、本当に大勢の皆さま方に参加していただき、日本舞踊やフラダンス、カラオケや南京玉すだれなど、多彩な演目で楽しませていただきました。

私も、飛び入りでカラオケで一曲歌わせて頂いたほか、最後の「証城寺の狸ばやし」では、家内ともども、狸に扮しておどりました。

皆様から頂いたパワーで、明日からさらに頑張ってまいります。運営頂いた役員の方々、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。


(開会の式では、震災復興のためにも、皆様とともに飯田市、そして伊那谷を元気にしていきたいと、決意を述べさせていただきました。)


(私と家内も、菅笠をかぶって楽しく狸ばやしを踊りました。)


(会の最後には、役員の皆様、そして会場の皆様全員で「ふるさと」を合唱しました。)

飯田市で保育園児の皆さんと田植え、自動車整備振興会総会に出席

2011年5月20日 金曜日

本日(5/20)は、飯田市千代の「よこねたんぼ」において開催された地元保育園児の皆さんの田植えのお手伝いをしました。

田植えの会を主催したのは、地元のボランティア組織である「よこね守り隊(林 邦久会長)」の皆さまです。現在メンバーは139人。自治会の現役役員やOBの皆様が中核となって運営されています。


(子どもたちが到着する前にメンバーの皆様と記念撮影しました。)

私は、園児のみなさん一人ひとりに稲の苗を渡したり、いっしょに田植えをしたりしました。


(子どもたちは最初は稲の苗にさわるのもこわごわでしたが、田植えが始まると、はだしでたんぼに入り、一生懸命に田植えをしていました。)


(田植えが終えた田んぼの前で、みんなでバンザイ。)


(田植えの後は、隣の田んぼで泥遊び。走ったり、泥の中に座り込んだり。みんな楽しそうでした。)

 

その後、飯田市上久堅支部の北沢嘉三支部長にご同行を頂き、お世話になっている皆様のもとを訪問しました。

株式会社下平組では、下平政幸会長にお会いすることができました。会長からは、「今の政権では、地域の振興ができず、景気も良くならない。早く政権を取り戻して頑張ってほしい。」との力強い激励をいただきました。


(右が下平会長、左は北沢支部長です。上久堅は、今後三遠南信自動車道のインターチェンジ建設などを契機に、大きく発展する地域です。下平会長にもますますご活躍を頂きたいと思います。)

 

午後3時には泰阜村商工会の通常総会に出席しました。秦和陽児会長からは、「大震災の影響もあり、環境は厳しいが、企業の支援や人材育成など、商工業振興や地域活性化のために頑張っていきたい。」とのご挨拶がありました。

泰阜村も飯田市との間の道路整備などが着実に進んでいます。新たな時代に向けて、商工会と会員企業の皆さまの前向きな取り組みに期待したいと思います。

 

次に、伊那市で開催された「長野県自動車整備振興会第59回伊那支部通常総会」に出席しました。

整備振興会の会員企業では、自動車販売を手掛ける会社も多くありますが、震災の影響で新車の供給が半減し、それに伴って中古自動車の売買も減少、売上は大きなマイナスとなっているそうです。

また整備に必要な部品も、不足気味なものもあるとのことでした。厳しい環境ではありますが、技術力を生かし、自動車の安心・安全のために、さらにご活躍を頂きたいと思います。


(私からは、伊那車検場における軽自動車車検の実現にお手伝いをさせていただいた経緯をお話しするとともに、これからの道路交通網整備や産業振興の大切さを訴えさせていただきました。)

中川村で垣内県議県政報告会開催

2011年5月19日 木曜日

本日(5/19)は、中川村において開催された県議会議員垣内基良先生の県政報告会に参加しました。

中川村では、北島会長を中心とする強力な後援会組織が一丸となって統一地方選挙において大活躍され、垣内県議当選への大きな原動力となりました。

私からも、ご支援いただいた皆様に対し、心からの御礼を申し上げました。

垣内県議からは、「県議会では危機管理建設委員会に所属することとなった。選挙の際に訴えたとおり、安心安全の地域づくりや地域活性化のための必要な公共事業推進などに頑張っていきたい。また、中川村の農林業振興にも努力していく。」との力強いご挨拶がありました。

「これからも、垣内県議の活躍を皆で支えていこう」と誓い合う会となりました。


(「震災で大きな転換期を迎えている今こそ、安心安全で元気な地域づくりのために垣内先生の活躍が必要です。」とご挨拶させていただきました。)

福島県南相馬市の皆様と懇談、中小企業団体中央会上伊那支部総会に出席

2011年5月16日 月曜日

本日(5/16)は、福島県南相馬市の皆様方が上京されるのに合わせて、奪還の会が党本部で開催されました。

南相馬市の皆様は、総務省や国土交通省に要望活動をされた後、党本部に来られ、昼食をとりながらの懇談会となりました。

皆様からは、

・20kmから30km圏に指定されて以来、情報・物流が遮断され、生産が止まっている。

・復興のために、働く環境を整えてもらいたい。

・見舞金は30km圏内の市民にしか支払われないため、市の判断で30km圏外に住む方にも見舞金を出したい。必要な8億円の資金確保を国にお願いしたい。

・公庫融資や保証協会の枠などの設定がされたが、実際にはなかなか資金が出ない。あと1カ月以内に資金の手当てがつかなければ、7~8割の企業は倒産する。

・特に、30km圏内の土地は資産価値が無いとされ、担保にして借り入れをすることができない。一方、固定資産税はかかる。なんとかしてほしい。

・ほとんどの仮設住宅建設について、地元の建設業者を使わない状況は問題。

・道路の復旧と完成間近の路線の早期完成をお願いしたい。

・今の民主党には政権担当能力が無い。責任者不在の状況で、憤りを感じる。

・立ち入り禁止の警戒区域の設定を、突然発表するなど、地元関係者の立場を考えていない。

・2ヶ月後のメルトダウン発表など、情報の小出しをやめるとともに、マスコミの先行報道もやめてほしい。

・若い人が仕事のために子供をつれて戻ってきているが、学校や病院は30km圏外にあり、不都合。

・移動手段がないので、仙台までのバスの運行をお願いしたい。

・30km圏内のがれきの処理についても、分別するのか、1か所にまとめるのかなど、方向性を出してほしい。

など、切実な声が寄せられました。これらのご要望は、とりまとめて党の執行部にも伝え、与党にもしっかりと要求していくこととなりました。

私からは、「私の地元には南相馬市から100人以上の方が避難されており、いろいろなお話を伺っています。長野県の皆さまも、皆南相馬の皆様を応援しています。これからも、長野県と福島県の絆を強めていただくよう、よろしくお願いします。」との趣旨でご挨拶をさせていただきました。

被災地の皆様に対して、これからも支援をし続けていくことが大切であることを改めて感じた懇談会でした。


(奪還の会の世話人の亀岡よしたみ先生からも、南相馬の近況などをお聞きしました。)


(要請団の責任者である南相馬市議会議員の水井清光先生のお話を皮切りに、12名の皆さまお一人お一人からお話を伺いました。)

 

その後、地元にもどり、伊那市で開催された「長野県中小企業団体中央会上伊那支部通常総会」に出席しました。

挨拶にあたり、大震災により影響を受けた上伊那地域経済の復興対策について話をしてほしいとのご指示があり、私からは、

・当面の危機対応としての金融支援・雇用対策に加えて、日本全体のサプライチェーンを複線化し、上伊那を含めた各地に生産拠点を分散させること、

・そのためにも三遠南信自動車道や153号バイパス、リニア中央新幹線などのインフラを早期に完成させること、

・エネルギー供給の構造改革を小水力、地熱、風力、バイオマスなどの活用によって行うこと、

・環境・エネルギー・医療・食糧など様々な分野で世界最先端の分野をそだてることがこの地域の発展のためにも重要であること

などについてお話をさせていただきました。


(上伊那にはすばらしい中小企業が多くあります。皆様には、この危機を乗り越え、地域を発展させる中心的な存在として、さらにご活躍をいただきたいと思います。)