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伊那谷文明維新塾に参加しました

2024年7月27日 土曜日

7月27日は、午後6時から駒ケ根市で開催された「伊那谷文明維新塾」にリモートで参加しました。

冒頭、本日の講演のテーマについて、「是非、松下政経塾を設立された松下幸之助翁についてのお話を伺いたい」との私の願いを聞き入れて下さった林英臣先生に御礼のご挨拶を申し上げました。

林英臣先生からは、松下幸之助翁のエピソードを通じて、

「様々な不利と思われる状況も含め、物事を肯定する思考が大切であり、肯定がないと器量が生まれない」

「人間には、熱い心(情)と冷静さ(理)が必要であり、松下翁はその両方をもっておられた」

ことを学びました。

また、松下政経塾1期生の選抜の最終面接に向けて、松下翁が林英臣先生を受験生として想定した予行演習を行っていたことを後に知ったこと、面接の際には、松下翁が林先生を満面の笑顔で迎えてくれたこと、面接の間中、林先生は松下翁から視線を外さなかったこと、「君は何になるんや」との問いに、「国を直す国手になりたい」と答えたところ、「ほな、国手としてがんばってくれなはれや」と言われたことなど、貴重なエピソードもお聞きすることが出来ました。

さらに、松下哲学から導かれた国是は
「共生文明の創造」(日本を核に据えた共生文明の創造)
「高徳国家の建設」(天分が生かされている時に人は幸せを感じ、天分を活かした行動が得を生む)
「公益経済の確立」(商いは「私事」ではない。人のため、社会のために行う「公事」である)
の3つであることをお話下さいました。

松下翁の「君らは塾生であると同時に塾長や」の言葉を受けて、林英臣先生が林塾を建塾されたことも知ることが出来ました。

こうして考えると、林英臣先生に学ぶ我々は、松下幸之助翁の孫弟子にあたります。国の将来を常に考えておられた松下幸之助翁の想いを受け継いで未来を拓くために努力しなければ、との思いを強くしました。

林英臣先生、本日も素晴らしいご講演を頂き、誠にありがとうございました。


駒ケ根市で開催された伊那谷文明維新塾の様子です。


本日も、林英臣先生から熱意溢れるお話を頂きました。誠にありがとうございました。

JA全厚連通常総会に出席し、JA長野中央会千國茂前副会長、信州大学幹部の皆様、経産省幹部の皆様と面会しました

2024年7月25日 木曜日

7月25日は、午前10時から、長野県農業協同組合中央会の千國茂前副会長が、議員会館の事務所をお訪ね下さり、退任のご挨拶を頂きました。

千國副会長のこれまでのご尽力に感謝を申し上げるとともに、引き続き、長野県農政の振興にお力添えを頂くようお願い申し上げました。

午前11時からは「全国厚生農業協同組合連合会通常総会」に出席しました。

総会に先立ち、令和6年能登半島地震において災害派遣医療チームを被災地に派遣し、医療支援を行なった17の厚生連に対する農林水産大臣の感謝状が交付をされ、各厚生連を代表して長野県厚生農業協同組合連合会の神農佳人会長に感謝状が授与されました。

通常総会では、長谷川浩敏会長からのご挨拶と、農民の健康を創る会会長の森山裕先生によるご祝辞に続いて、私から農民の健康を創る会幹事長の立場で挨拶をさせて頂きました。

私からは、地域医療を支えている厚生連の皆様に敬意と感謝を申し上げ、昨今の感染症や災害対応など厚生連病院の果たす役割が益々重要になる中で、経営支援や医師偏在対策等の様々な課題解決を図り、皆様の応援団として取組を進めて行くことをお誓い申し上げました。

引き続いて、全国農業協同組合中央会の山野徹会長によるご挨拶がありました。

午後3時30分からは、国立大学法人信州大学の安彦広斉理事・事務局長をはじめとする皆様が議員会館の事務所をお訪ね下さいました。

皆様からは、まず6月7日に公表された「国立大学協会声明」に関するご説明があり、国立大学の厳しい財務状況についてや全国の地域における人材育成の拠点として重要な役割を担ってきたこと等を踏まえ、運営費交付金の改善の必要性に関するお話を伺いました。

続けて、信州大学が取組んでいる先進事例についてご説明を頂き、特にアクア・リジェネレーションに基づいた水とエネルギーの無限循環・地産地消システムの開発によりカーボンニュートラル社会の実現に向けた取組として、飯田市において人口光合成によるソーラー水素製造など開発の実証状況についてお伺いし、意見交換をさせて頂きました。

午後5時30分過ぎには、経済産業省の飯田祐二事務次官をはじめとする幹部職員の皆様が議員会館の事務所をお訪ね下さり、就任のご挨拶を頂きました。

上記日程の合間には、農林水産省の担当幹部より予算や重要施策に関する説明を受けました。


長野県農業協同組合中央会の千國茂前副会長をはじめとする皆様との記念撮影です。


能登半島地震において医療支援を行なった17の厚生連を代表して長野県厚生農業協同組合連合会の神農佳人会長に農林水産大臣感謝状が授与されました。


全国厚生農業協同組合連合会の長谷川浩敏会長が、ご挨拶をされているところです。


農民の健康を創る会会長の森山裕先生が、ご挨拶をされているところです。


農民の健康を創る会幹事長の立場で、私からご挨拶を申し上げました。


全国農業協同組合中央会の山野徹会長が、ご挨拶をされているところです。


国立大学法人信州大学の安彦広斉理事・事務局長をはじめとする皆様との記念撮影です。


経済産業省の飯田祐二事務次官をはじめとする幹部職員の皆様との記念撮影です。

三遠南信建設促進期成同盟会総会に出席し、食品ロス削減PT現地視察で相模原市を訪問しました

2024年7月24日 水曜日

7月24日は、午前10時30分から「三遠南信道路建設促進期成同盟会令和6年度通常総会」に出席しました。

開会前に、長野県からご出席をされた地元市町村長の皆様にご挨拶をさせて頂きました。

冒頭、豊橋市の浅井由崇市長による開会のご挨拶に続いて、三遠南信道路建設促進期成同盟会会長である長野県の阿部守一知事からご挨拶がありました。

引き続いて、来賓祝辞では、期成同盟会顧問の立場で、トップバッターとしてご挨拶を申し上げました。

私からは、三遠南信道路は地方創生や物流の円滑化、災害対策など、地域の安全安心と国土強靭化を図る上で、極めて重要な道路であり、道路ネットワークの形成を通じて関係人口や交流人口の増加による地域の活性化に大きな効果が期待されることを踏まえ、関係の皆様と力を合わせて、予算の確保と早期の整備促進に全力で取組んで行く決意を申し上げました。

午後12時50分からは、私が座長代行を務める「食品ロス削減・食品寄附促進PT」の現地視察の皆様に合流し、相模原市の株式会社フードエコロジーセンターを訪問しました。

本日の現地視察には、私のほかに、座長の堀内詔子先生、顧問の船田元先生、幹事長の笹川博義先生、事務局長の田畑裕明先生、視察地がご地元のあかま二郎先生、また関係省庁からは消費者庁と環境省の皆様が参加しました。

まず、フードエコロジーセンターの会議室で、高橋巧一代表取締役から事業概要をお伺いするとともに、同社で作られた「リキッド発酵飼料」で育成されたブランド豚肉「優とん」を使った美味しい昼食を頂きました。

日本フードエコロジーセンターでは、収集運搬業者と提携して180 か所以上の事業所から約35t/ 日の食品循環資源を受け入れ、約42t/ 日のリキッド発酵飼料を製造して、主に関東近郊の15 戸を超える契約養豚事業者に提供されています。

さらに養豚事業者と協力して付加価値のある豚肉を生産し、食品廃棄物を排出した事業者でブランド肉として販売するというシステムを作り上げていて、これによって、エコフィード(食品製造副産物等を利用して製造された飼料)を使った「リサイクルループ(循環型社会)」を構築されています。

また、学校給食、農業高校との連携等を通じた食育活動への貢献や、大学・学術機関等と協力したエコフィードの研究・開発にも取り組んでおられます。

「優とん」は、売れ残ってしまったパンやおにぎり、 食品工場の製造ロスの麺類、菓子等の余剰食品を有効活用するため、独自の技術で殺菌、発酵処理をおこなって製造した液体状の乳酸発酵飼料を、提携している養豚農家で給餌して育てた豚で、通常の豚肉に比べ、健康に有用なオレイン酸の含有率が高く、コレステロール値が低いヘルシーな豚肉だとお伺いしました。

さらに、受け入れた食品資源の内、油分や塩分が多く、餌としての使用が難しいものについては、隣接する「さがみはらバイオガスパワー株式会社」のプラントで発酵させ、発生させたバイオガスで発電機を回して発電するとともに、残りの液は固体と水分に分離し、固体部分は乾燥して肥料を製造されています。

会議室で以上の説明を伺ったのちに、2班に分かれて、食品廃棄物由来の飼料製造工場とバイオガスパワーのプラントを見学し、生産現場の作業状況などの視察をしました。その後、会議室において、出席議員による質疑と意見交換を行ないました。

今回の現地視察では、食品ロスの削減による循環型社会実現に向けた先進モデルの取組を知ることが出来ました。こうした取組を応援し、横展開を図って行けるよう、引き続きPT内で議論を進めてまいります。

改めて、本日の視察にご協力いただいた皆様に心から感謝を申し上げます。


三遠南信道路建設促進期成同盟会に地元から出席された皆様との記念撮影です。


三遠南信道路建設促進期成同盟会会長の阿部守一長野県知事が、ご挨拶をされているところです。


期成同盟会顧問の立場で、私が挨拶をしているところです。


株式会社フードエコロジーセンターの会議室で、高橋巧一代表取締役から説明を伺っているところです。


受け入れた食品ロスを飼料やエネルギー、肥料などに変える循環を示した模式図です。


エコフィードを生産する工程を見学しました。


手前には様々な食品資源が並び、奥の撹拌機に投入されていきます。


工場の工程を一括管理するパネルで状況の説明を受けているところです。


出来上がったエコフィードを見せて頂いているところです。


フードエコロジーセンター内での、船田元先生、田畑裕明先生との記念写真です。


エコフィード工場の外の敷地に設置された、完成品のエコフィードを貯蔵するタンクなどを見学しているところです。


隣接する「さがみはらバイオガスパワー株式会社」の外観です。


横には、発酵槽の巨大なタンクが2つ並んでいます。


発酵後の液を分離し、肥料原料を製造する過程を見学しているところです。


会議室に戻り、質疑応答が行われました。


日本フードエコロジーセンターの前で、高橋巧一代表取締役を囲んで記念撮影をしました。

政調全体会議、地すべりがけ崩れ対策協議会懇談会に出席し、水産庁幹部、財務省幹部の皆様と面会しました

2024年7月23日 火曜日

7月23日は、午後1時から「政調全体会議」に出席しました。

本日は、渡海紀三朗政務調査会長と赤澤亮正財務副大臣からのご挨拶に続いて、財務省より「令和7年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針(案)」について説明を受け、出席議員による質疑が行われました。

午後1時30分過ぎからは、「地すべりがけ崩れ対策都道府県議会協議会懇談会」に出席しました。

会場において、長野県から出席をされた長野県議会の山岸喜昭議長にご挨拶をさせて頂きました。

冒頭、地すべりがけ崩れ対策都道府県議会協議会会長の皆川雄二新潟県議会議長のご挨拶に続いて、堂故茂国土交通副大臣からご挨拶がありました。

出席の世話人国会議員による挨拶の際には、私から、防災、減災、国土強靭化の促進を図るため、県議会議員の先生方や市町村議会議員の皆様と連携して、予算確保に力を尽くして行くことをお誓いし、ご挨拶を申し上げました。

引き続いて、省庁出席者の紹介と、事務局から「地すべり対策事業及び急傾斜地崩壊対策事業の促進に関する提言」の説明があり、続けて、石川県議会の善田善彦議長から意見表明があり「能登半島地震の災害状況に関する」説明がありました。

次に、国土交通省、農林水産省、林野庁から「地すべりがけ崩れ対策事業の最近の動向等」について取組状況の説明がありました。

午後3時から、水産庁の河南健漁政部長、髙橋広道増殖推進部長、水野秀信漁政課長が議員会館の事務所をお訪ね下さり、就任のご挨拶を頂きました。

午後3時30分前には、財務省の新川浩嗣事務次官をはじめとする幹部職員の皆様が議員会館の事務所をお訪ね下さり、就任のご挨拶を頂きました。


地すべりがけ崩れ対策都道府県議会協議会会長の皆川雄二新潟県議会議長が、ご挨拶をされているところです。


出席の世話人国会議員の一人として、私が挨拶をしているところです。


長野県から出席をされた長野県議会の山岸喜昭議長との記念撮影です。


水産庁の河南健漁政部長、髙橋広道増殖推進部長、水野秀信漁政課長との記念撮影です。


財務省の新川浩嗣事務次官をはじめとする幹部職員の皆様との記念撮影です。