2月14日は、朝8時から経済産業部会が開催され、公正取引委員会と経済産業省が今国会に提出を予定している法案についての概要説明と質疑応答が行われました。
具体的には、公正取引委員会からは、消費税の円滑な転嫁の確保のための法案、
経済産業省からは、省エネ法の一部改正案、電気事業法の一部改正案、クールジャパン支援法案、小規模企業活性化のための中小企業基本法の一部改正案(法案名は、いずれも正式名称ではありません。)を提出予定となっています。
今後、それぞれの法案について、一つ一つ詳細に検討を行っていくこととなります。
午前10時からは、「デフレ・円高解消を確実にする会(山本幸三会長)」の勉強会に出席しました。
本日の講師は、日本経済研究センター理事長の岩田一政氏です。岩田理事長は、元日銀副総裁を務められた方であり、次期日銀総裁候補のお一人でもあります。
2パーセントのインフレターゲットがデフレ脱却に必要な目標水準であること、将来的な長期金利の急騰と国際価格の下落の事態を避けるためには、大胆な社会保障制度改革による歳出削減と、消費税率引き上げ、法人税減税等の企業支援と女性の社会進出による労働人口増加、名目成長率の上昇などを実現していかなければならないことなどについてお話をお聞きしました。
改めて成長戦略と財政危機回避は、狭い道であり、しかしながら様々な具体的な改革をすすめていかなければ、道は拓けないということを感じた講演でした。
午前11時すぎには、「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会総会」に出席し、最近の台湾情勢等について学びました。
午前11時半には、JA長野県青年部の唐木千尋(ゆきひろ)会長と、岩垂和明副会長が議員会館をお訪ねくださいました。昨年の選挙を通じ、長野県内各選挙区で自民党の衆議院議員が誕生し、ようやく話を聞いてもらえるようになったと、喜んでくださいました。
午後1時からは、本会議において、平成24年度補正予算が可決成立しました。震災復興や安心のための投資、景気の底支えなどに必要な事業が盛り込まれた予算であり、参議院でのすみやかな成立を期待したいと思います。
その後、様々な省庁の皆様などとの打ち合わせを行いました。
午後7時からは、午前中にお訪ねくださった唐木会長を先頭に、長野県内各地で活躍されているJA長野青年部の皆様との懇談会が開催されました。
参議院議員の吉田博美先生と若林けんた先生、衆議院では、小松裕先生、務台俊介先生、後藤茂之先生と私が出席し、皆様との本音の意見交換をしました。
「これから長野県内各地の遊休地を活用した農業を展開したい。」「急傾斜地の農地の畦畔などを活用して太陽光発電を行うと、農家の安定的な副収入が確保できるのではないか。」など、様々なアイデアや夢についてのお話をお聞きすることができ、皆さんから元気を頂きました。
長野県農業の未来は明るいと感じた懇談会でした。
(朝の経済産業部会での開会挨拶です。今日は様々な部会が同時開催のため、開始時の出席者は少なめでした。)
(中央がJA長野県青年部協議会の唐木千尋会長、左が岩垂和明副会長です。次世代の農業を本気で担っていく皆様にお会いできてとてもうれしいです。)
(夜の懇親会の最後に撮影した記念写真です。大いに盛り上がった懇親会でした。皆さん、ありがとうございました。)