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TPP傘下の即時撤回を求める会、アベノミクス議連、国防・経済産業合同部会などに出席

2013年2月7日 木曜日

2月7日は、午前8時から国防部会・安全保障調査会合同勉強会に出席しました。

防衛省の西防衛政策局長から、「安全保障環境・国際情勢について」と題し、中国や北朝鮮、ロシアや米国の軍事力に関する動向等についての説明を受け、質疑応答を行いました。

日本をとりまく各国の情勢を踏まえた防衛力整備の必要性を痛感した会議でした。


午前9時からは、「TPP参加の即時撤回を求める会」に出席しました。本日は、はじめに農業漁業関係団体、医療関係団体を代表して10団体からのご意見を伺った上で、最近の動きについて外務省から説明を受け、質疑応答を行いました。

出席された議員の多くの皆様からは、「昨年3月に党の方針として決定した6項目の条件の存在が忘れられ、このうちの聖域なき関税撤廃を前提とする場合には参加しないという1項目だけの議論になっているのではないか」との懸念が示されました。私も、国民との約束を無視して交渉参加を行い国益を損なうことが無いよう求めてまいります。


午前11時からは、農林水産戦略調査会・農林部会林政小委員会合同会議に出席しました。

「平成24年度林野関係補正予算および平成25年度林野関係予算・税制改正について」を議題として議論が行われ、私は外材と国産材の価格差の現状について質問するとともに、平成24年度補正予算に410億円が計上されている「木材ポイント」の制度設計において、実際に国産材利用の促進が図れるような仕組みにするよう要望しました。


午後2時からは、「すべてやる。デフレ脱却、雇用増やして給料アップ(通称 アベノミクス議連)」の第2回会合に出席しました。

本日は、みずほ総合研究所調査本部長の髙田 創 先生から「安部政権で何が変わるのか」と題した講演をお聞きし、質疑を行いました。

キーワードを使ったわかりやすいお話でした。質疑応答の中で、財政破綻を回避するためには、経常収支の黒字を確保することが重要であること、アメリカやヨーロッパの経済環境は厳しいが、日本が成長力のあるアジアに立地しているアドバンテージを生かしていくことが大切であることをお聞きしました。

ちなみに、髙田先生のプロフィールを見ると、先生の誕生日は、私の誕生日の翌日でした。つまり1日違いです。ちょっとびっくりしました。ほぼ同じ時に生まれた方が活躍されているのは、うれしいことです。


午後4時からは、国防・経済産業合同部会に部会長の立場で出席しました。

議題は、「F-35と武器輸出三原則等の整理について」です。

日本は次期戦闘機としてF-35を導入するとともに、その製造にあたって国産部品の製造・供給で協力することを予定しています。また、米軍は、F-35の部品の供給基地を世界各地につくり、F-35を購入した国に対して、交換パーツをすみやかに供給する体制を整備することとしており、日本の部品が組み込まれたパーツが他国のF-35に使われる状況が発生します。

これまで武器輸出三原則等は、国会答弁や政府答弁によって運用の拡大が図られてきましたが、今回の状況に対しても、対応することが求められます。周辺国との状況にかんがみて、F-35の配備をできるだけすみやかに行わなければならない今、現実的な見直しが必要であることを再認識しました。


(朝の国防部会での岩屋安全保障調査会長からのご挨拶です。)


(TPP参加の即時撤回を求める会の冒頭での森山会長からのご挨拶です。)


(農林部会林政長委員会で挨拶される小里農林部会長です。)


(アベノミクス議連の松島会長からのご挨拶です。左は、講師の髙田先生です。)


(国防・経済産業合同部会のはじめに、経済産業部会長としてご挨拶をしました。)