2009年2月 のアーカイブ|月別アーカイブのページ

畜産酪農対策決定に向け全力

2009年2月27日 金曜日

私は本年度、自由民主党農林部会の畜産酪農対策小委員長を拝命し、現在3月5日の21年度の対策決定に向けて全力をあげています。

本日は、畜産・酪農対策全国代表者集会が行われ、党の農林幹部の先生方に引き続き、決意表明の挨拶をさせて頂きました。


今月は、各地の現状を勉強すると共に、生産者の皆様から生の声をお聞きするため、精力的に視察にあるきました。

2月9日には、伊那谷の酪農家と肉牛の生産農家を訪問し、厳しい環境の中、機械化や自給飼料の活用で頑張っている様子をお聞きしました。

2月15日から16日にかけては、北海道の十勝・釧路・根室、オホーツク地域を訪問させていただきました。


(北海道選出の飯島ゆかり先生と)

2月20には、北海道の最北端である留萌・宗谷地域を訪問させていただきました。日帰りの予定でしたが、吹雪のため飛行機が欠航し、翌日の昼の便で東京に向かうことになりました。


(留萌の農家の皆さんと視察に同行して頂いた先生方)

2月21日には、羽田についてすぐに伊那谷に戻り、後援会の皆さま方との会合に出席ののち、上京しました。

翌22日から23日には、鹿児島・宮崎の視察に伺いました。




(宮崎県の高千穂の共同肥育センターにて)

昨年は原油・資材・肥料・飼料がすべて値上がりしたことを踏まえ、2月、6月、10月に合計約2700憶円に及ぶ畜産・酪農対策を実施しました。
本年は、肥料価格は値下がりしたものの、一昨年から比べればまだ高どまりしています。一方、アメリカ発の経済危機が日本にも押し寄せ、畜産・酪農の需要減少や価格の下落が懸念されるなど、経営環境は、いっそう厳しさを増しています。

私は、多くの皆様からのご指導やお力添えをいただきながら、この危機を突破し、さらに強い体質の畜産・酪農づくりに資する対策のとりまとめにむけ、頑張ってまいる決意です。

医師臨床研修制度について厚生労働大臣に提言

2009年2月10日 火曜日

本日、自由民主党医師臨床研修制度を考える会(森喜朗会長)のメンバーで、舛添厚生労働大臣に提言書を提出しました。

臨床研修医制度は、一定の成果をあげたとの評価がある一方で、現在の医師不足・医師偏在を招いた最大の原因となっており、さまざまな問題を抱えています。
この会では、昨年秋より、さまざまな角度からの議論を深め、提言をとりまとめました。



提言の主な内容は、研修の期間・内容や定員の配分、病院指定基準などを見直し、大学病院などの医師派遣機能を再構築することをめざしたものとなっています。
さらに、中長期的課題として、研修制度の領域にとどまらず、診療科や地域ごとの配置のシステムについても検討が必要であるとしています。

(全文は、医師臨床研修制度提言.doc (50.50 kb)をご覧ください。)

医師不足は地域にとって喫緊の課題です。私は、これからも医師不足・医師偏在問題の解決に向けて、行動していく覚悟です。