11月30日は、下村博文政調会長、林芳正経済成長戦略本部座長、西村明宏政務調査会事務局長、経済成長戦略本部事務局長の私の4名で首相官邸を訪問、菅義偉総理大臣に党でとりまとめた「新たな経済対策に向けた提言」をお渡し、これを踏まえた補正予算編成をお願いしました。
この提言は、基本的考え方として「新型コロナウイルス感染症の拡大防止」「社会構造の転換と経済成長の好循環の実現」「防災・減災、国土強靭化を着実に進め、国民の安心安全をより確かなものとすること」を3つの柱として掲げ、さらに最重点事項を列記、その後に、部会等の重点事項を添付したものとなっています。
提言については、こちらをご参照ください。
午後3時半からは、「税制調査会小委員会」が開催され、国税・地方税についての「○✕審議」が3時間余りにわたって行われました。
私は、農林部会長として、部会の重点事項のうち、✕で打ち出された項目について、復活を求めて発言を行いました。農林部会の皆様方からも力強い応援の発言を頂き、「農業競争力強化支援法の事業再編促進機械等の割増償却の2年延長」と「木材加工業、木材市場業、堆肥製造業における軽油引取税の課税免除の特例措置の3年延長」については、✕を△にすることが出来ました。
残念ながら、「振興山村において農林水産加工施設等を取得した場合の割増償却の特例措置の2年延長」については、平成27年度以降の利用実績がないこと等を理由に、認められませんでしたが、これからも地方創生や雇用の確保の観点から振興山村における事業所の支援に努力していきたいと思います。
「税制調査会小委員会」の終了後には、農林関係団体の皆様にもご出席を頂き、「令和3年度農林関係税制改正要望に係る第一次○✕報告会」が開催されました。
始めに、私から本日の結果の報告を兼ねたご挨拶を申し上げ、引き続き、班長をお務め頂いている農林部会長代理の野中厚先生、進藤金日子先生、細田健一先生、田中英之先生からご挨拶を頂きました。
今後、税制調査会小委員会では、「研究開発税制」や「中小企業関連税制」などのマル政項目についての議論が行われます。引き続き、皆様のご協力を頂きながら、成果が得られるよう、全力で頑張ってまいります。
首相官邸で菅義偉総理大臣に党でとりまとめた「新たな経済対策に向けた提言」をお渡しているところです。
下村博文政調会長が提言の内容について説明されているところです。
首相官邸で会見をされる下村政調会長です。
税制調査会小委員会での宮沢洋一小委員長のご挨拶です。
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党の経済対策を菅総理に提言、税制調査会小委員会に出席
2020年11月30日 月曜日伊那市新産業技術推進事業中間報告会に出席しました
2020年11月28日 土曜日
11月28日は、午後1時から伊那市長谷の「気の里ヘルスセンター栃の木」で開催された「伊那市新産業技術推進事業中間報告会」に出席しました。
本日は、参議院議員足立敏之先生と宮島喜文先生の長谷部秘書、長野県議会議員の向山公人先生、佐々木祥二先生、清水正康先生に加え、総務省、経済産業省、国土交通省の皆様、医療関係者の皆様など、多くの皆様が参加されました。
始めに、伊那市の白鳥孝市長のご挨拶に引き続き、私と足立先生から挨拶をしました。
次に、伊那市より「新産業技術推進事業」についての説明を伺いました。
伊那市では伊那市版スマートシティ「スーパーエコポリス」構想を掲げ、様々な事業に取り組んでいます。
本日は、遠隔医療によるモバイルクリニック構築事業、支え合い買い物サービス「ゆうあいマーケット」運営事業、ふれあい交通サービス「ぐるっとタクシー」運行事業、道の駅を拠点とした自動運転実証事業などを中心に、説明をお聞きしました。
その後、会場の外に展示されたモバイルクリニックに使用する車両を見学し、説明を受けました。
この車に看護師さんが乗り、患者さんの家まで移動、患者さんは車いすのまま車内に入ることもできます。ここで、心電図モニター、血糖値測定器、血圧測定器、パルスオキシメーター、デジタル聴診器などのデータを通信で診療所の医師に送り、医師はモニターで患者の顔を見ながら問診し、遠隔服薬指導も行うことが出来ます。
次に、長谷の中尾座(公民館)の前の広場に移動し、支え合い買い物サービス「ゆうあいマーケット」運営事業で活用しているドローンによる物資輸送のデモを見学しました。
この事業は、住民はケーブルテレビのリモコンで商品を選んで注文し、午前中に注文すると、午後にはドローンで近くの公民館に物資が届き、地元のボランティアの皆さんが注文者の自宅に商品を届ける仕組みです。なお、風雨などでドローンが飛べない際には自動車による補完配送が行われます。
本日は、最大10Kgの荷物を積めるドローンが道の駅から公民館までLTE通信を使って自動で飛行し、誤差数センチで着陸、地域ボランティアの女性がカギを開けて荷物を取り出すところを見学しました。私と足立先生は、ドローンが運んできた道の駅名物のクロワッサンを頂きました。その後、ドローン内のバッテリーを交換、ドローンは再び離陸して戻っていきました。
次に、中尾座に入り、意見交換会が行われました。はじめに、私と足立先生が発言し、引き続き、出席者の皆様から伊那市の取組を前向きに評価する意見が多く出されました。
伊那市の取組は、デジタル技術を地域の課題解決に応用して実装する、全国のモデルです。これからも、こうした新たな社会を拓くためのチャレンジを応援していきたいと思います。
伊那市新産業技術推進事業中間報告会での白鳥孝伊那市長のご挨拶です。
私からご挨拶をしているところです。
伊那市より事業の概要について説明を伺いました。
伊那市版スマートシティ「スーパーエコポリス」のイメージ図です。
伊那ケーブルテレビのシステムを利用し、自宅でドローン配送の注文や乗り合いタクシーの予約などが出来ます。
モバイルクリニック用の車両の前で、足立敏之先生と記念撮影をしました。
様々な機器が配置された車内の様子です。
公民館前の広場にドローンが正確に着陸するところです。
赤ちゃんを抱っこしている女性がボランティアで注文者の方へ商品を届けて下さっています。
中尾座での意見交換会の様子です。
私からは、伊那市の取組をさらに前に進めて頂くため、皆様と力を合わせていきたい、との趣旨で発言をさせて頂きました。
JA北海道中央会から要望、清和研議員総会、税制調査会、清和研政策委員会に出席、「激励する会」開催
2020年11月26日 木曜日
11月26日は、午前中にJA北海道中央会の小野寺俊幸会長をはじめとする皆様がお見えになり、「持続可能な北海道農業の確立に関する要請書」を頂きました。
皆様からは、コロナ禍の影響を乗り越える為の対応について、様々なご提案を頂きました。ご意見を踏まえて努力することをお誓いしました。
正午からは「清和研議員総会」に出席しました。本日は細田博之会長のご挨拶に引き続き、先般、25周年の永年議員表彰を受けられた塩谷立先生に記念品の贈呈が行われ、塩谷先生からご挨拶を頂きました。
午後2時からは「税制調査会小委員会」に農林部会長として出席しました。
本日は、財務省、総務省より「固定資産税等」「車体課税」「IR」「納税環境整備」についての説明を受け、それぞれについての意見発表が行われました。
午後4時からは「清和研政策委員会」に出席しました。
本日は、慶應義塾大学総合政策学部教授の中山俊宏先生から「米国大統領選挙の結果と今後の米国:日米関係への含意」と題したご講演を頂きました。
米国大統領選挙の背景や今後のアメリカの外交政策の方向性など、様々な点について明快なお話を頂き、多くの示唆を得ることができました。
午後6時からは、東京後援会の主催による「宮下一郎君を激励する会」を開催しました。
本年は感染症対策のため、ホールで着席方式で開催させて頂きました。司会は、福田達夫先生にお願いをしました。
はじめに清和政策研究会の細田博之会長からご挨拶を頂き、引き続き、江藤拓 前農林水産大臣、西村康稔 経済再生担当大臣、坂本哲志 一億総活躍担当大臣、下村博文政務調査会長、野上浩太郎 農林水産大臣、平井卓也 デジタル担当大臣、小泉進次郎 環境大臣、衛藤征士郎 清和研最高顧問、塩谷立 農林・食料戦略調査会長から激励のご挨拶を頂きました。
最後に、私から御礼と決意のご挨拶を申し上げました。
我が国が大きな転換点を迎えている今、危機を乗り越えて、社会全体のデジタル化(デジタルトランスフォーメーション)と持続可能な経済・社会の構築(サステナブルトランスフォーメーション)を両輪として我が国を発展させるため、これからも全力投球で頑張って参ります。
改めて、ご出席・ご支援を頂いた皆様に心から感謝を申し上げます。
JA北海道中央会の小野寺俊幸会長をはじめとする皆様から「持続可能な北海道農業の確立に関する要請書」を頂きました。
皆様から様々な具体的なご提案を伺いました。
清和研議員総会で、永年議員表彰を受けられた塩谷立先生からご挨拶がありました。
税制調査会小委員会での宮沢洋一小委員長のご挨拶です。
清和研政策委員会で慶應義塾大学総合政策学部教授の中山俊宏先生からお話を伺っているところです。
激励会の冒頭に、清和政策研究会の細田博之会長からご挨拶を頂きました。
左上から、ご挨拶を頂いた江藤拓 前農林水産大臣、西村康稔 経済再生担当大臣、坂本哲志 一億総活躍担当大臣、下村博文政務調査会長、野上浩太郎 農林水産大臣、平井卓也 デジタル担当大臣、小泉進次郎 環境大臣、衛藤征士郎 清和研最高顧問、塩谷立 農林・食料戦略調査会長です。
私から御礼と決意のご挨拶を申し上げているところです。
お忙しい中、ご参加くださった皆様に心から感謝を申し上げます。
デジタル社会推進本部データ利活用小委員会、税制調査会小委員会、農業基本政策検討委員会・農林部会合同会議、鳥インフルエンザ等家畜防疫対策本部に出席
2020年11月25日 水曜日
11月25日は、午前8時から「デジタル社会推進本部データ利活用小委員会」に出席しました。
本日は、イーコーポレーション・ドット・ジェーピー株式会社の廉宗淳社長から「デジタル社会における国民の利便性向上に向けた施策 ー韓国の事例から日本への示唆ー」と題したご講演を頂きました。
電子政府総合窓口から、様々なサービスにアクセスでき、引っ越し一括サービスや建築許認可自己診断サービス、保育ポータルサービス、予防接種履歴照会サービス、疾病予測システム、病院版ミシュランガイド、国営インターネット塾、サイバー家庭学習、年末調整簡素化サービス、電子納付など、国民の利便性の向上を実現している韓国の状況を知ることができました。
質疑を通じて、韓国では、クレジットカード決済の普及のために毎月約1000万円が当たるくじを導入したこと、電子申告の普及のためにも自動車を景品としたくじを導入し、効果をあげたとのお話も伺いました。
「国民が利便性やメリットを感じるサービスを実現すれば、電子政府サービスの利用拡大につながる」との示唆も頂くことができました。
午後2時からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。
本日は、財務省と総務省より「法人課税」「個人資産課税」「資産課税」「国際課税」についての説明を受け、それぞれについて意見発表が行われました。
私からは、農林部会長の立場で、法人課税に関し、種苗の研究開発を促進する観点から「研究開発税制の拡充」を求めるとともに、食品産業等の生産性向上のために、中小企業の設備投資を支援する税制の延長を求める発言を行いました。
午後3時からは「農林基本政策検討委員会」に出席しました。
本日は「今後の米政策における課題への対応方向(案)」「令和3年度米の需要に応じた精算対策等の推進について(とりまとめ案)」についての審議が行われ、とりまとめ案が了承されました。
その後、「農林・食料戦略調査会、農林部会 合同会議」が開催され、「令和3年度米の需要に応じた精算対策等の推進について」が了承されました。
ここで、JA全中の金原副会長理事からご挨拶を頂きました。
引き続き「鳥インフルエンザ等家畜防疫対策本部」が開催されました。
本日は、香川県に引き続き福岡県宗像市において高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受けて、農林水産省から状況について説明を受け質疑が行われました。
私からは、拡大を抑止するための飼養衛生管理基準の遵守徹底と「鶏肉や卵を食べても鳥インフルエンザウイルスが人にうつることはない」ことをしっかり情報発信して風評被害対策をとるよう要請をしました。
デジタル社会推進本部データ利活用小委員会」で講演されるイーコーポレーション・ドット・ジェーピー株式会社の廉宗淳社長です。
税制調査会小委員会での宮沢洋一省委員長のご挨拶です。
「令和三年産米の需要に応じた生産対策等の推進について」です。