2月27日は、朝8時から「消費税引き上げに伴う転嫁対策に関するPT」が開催され、司会進行を行いました。
本日は、昨日に引き続きいて関係団体からのヒアリングとして、日本百貨店協会、新日本スーパーマーケット協会、日本チェーンストア協会からご意見やご提言をお聞きし、質疑応答を行いました。
団体の皆様からは、「きちんと消費税の転嫁ができるよう、啓蒙や広報に力をいれてほしい」、「安売りたたき売り競争にならないよう、消費税還元セールなどを禁止し、取り締まってほしい」、「価格表示について柔軟に対応してほしい」など、様々な要望があり、出席された先生方からも、「大型小売店の皆さんは、社会的な責任をきちんと果たしてほしい」など、率直な意見が出されました。
明日もヒアリングは続きます。様々な業界の状況をしっかりと踏まえた対策ができるよう、努力してまいります。
午前9時からは、経済産業部会が開催され、海外に向けて日本の魅力あるキャラクターや商品を売り込むクールジャパン戦略を担うための「株式会社海外需要開拓支援機構法案」について審議を行いました。
先生方からは、この新組織の機能やガバナンス、既存の制度や組織との関係、見込まれる市場規模と出資の関係等、様々な観点からご意見やご質問を頂きましたが、時間切れとなり、引き続き日をあらためて審議を行うこととなりました。
実際に機能する仕組みをつくらなければならない、という先生方の熱意を感じた部会でした。
正午からは、「競争政策調査会」に出席し、「独占禁止法改正案」についての審議に参加しました。
この法案は、「排除措置命令や課徴金納付命令に不服の場合に行われる審判が、公正取引委員会の内部でおこなわれることは、問題である」との視点から、審判制度を廃止し、東京地方裁判所に申し立てを行う制度にあらためるものです。
今日は、日本経済団体連合会と日本弁護士連合会の代表の方々から意見を聴取し、質疑を行いました。
公平・公正に、関係者の納得のいく手続きが実現できるよう、きちんと精査した上で制度改正を行うことが重要であると感じました。
午後2時からは、「与党・在外邦人の安全確保に関するPT」に出席しました。本日は、外務省から「緊急時における在外邦人の保護に関する現状と課題」について報告を受け、今後の体制整備の在り方などを中心に議論を行いました。
いよいよ次回から、まとめの作業に入ります。これまでの議論を踏まえ、在外邦人の保護の充実が図られるよう、取り組んでいきたいと思います。
午後4時からは、松川町長および松川町議会議員の皆様方が上京され、参議院会館の会議室で懇談を行いました。松川町が地元である参議院議員吉田博美先生も同席されました。
私からは、日頃のご支援に対する御礼と、最近の活動報告を申し上げました。深津町長さんからは、道路や公共施設建設などについてご要望を頂くとともに、議員の先生方からも建設的なご意見をお聞きしました。
これからも、吉田先生にご指導を頂きながら、地域発展のために努力してまいる決意です。
午後5時からは、下伊那南部の5町村の理事者の皆様がお見えになり、吉田博美先生とともに懇談をさせていただきました。5町村で共同で運営する施設整備についてご要望を頂いた他、金融政策や財政政策、エネルギー政策等、様々な課題について、大変有意義な意見交換をさせていただきました。皆様、誠にありがとうございました。
なお本日、自由民主党政務調査会 外交・経済連携調査会として、「TPP交渉参加に関する決議」が了承されました。この決議では、党内に慎重な意見が多い事、参加判断にあたり、党内の議論を受け止めるべきであること、守り抜く国益をどう守るのか、明確な方針を示すべき事を明記するとともに、具体的な国益を列記しています。
政府には、この決議をしっかりと踏まえた行動を求めたいと思います。
(実際の文書は、「TPP交渉参加に関する決議」をご覧ください。)
(消費税転嫁対策PTでの開会挨拶をしているところです。)
(経済産業部会での開会挨拶です。)
(競争政策調査会において、独占禁止法改正についての議論に参加しました。)
(在外邦人の安全確保に関するPTの冒頭にご挨拶される中谷元座長です。)
(吉田博美先生、松川町の皆様とともに記念撮影を行いました。)
(下伊那南部の町村長の皆様と、有意義な懇談のひと時を持つことができました。)