2月28日は、午前8時から、政務調査会主催 政策研修会に出席しました。
この研修会は、初当選議員を念頭において開催されたものですが、本日の講師は野田毅税制調査会長であり、「財政・税制・社会保障を巡る基本問題について」と題したお話をされると聞き、私も出席しました。
これまでの社会保障制度とそれを支える税制の変遷や、財政の構造等について、体系的なお話を聞くことができ、大変勉強になりました。
午前9時半からは、「消費税引き上げに伴う転嫁対策に関するPT」が開催され、司会進行を行いました。
本日は、関係団体ヒアリングの3日目。運輸・建設関係団体の皆様(全日本トラック協会、全国建設業協会、全国中小建設業協会、建設産業専門団体連合会)から、ご意見やご提言を伺い、質疑応答を行いました。
トラック協会の皆様からは、「荷主による優越的地位の乱用をなくしてほしい。」、「今回の法律で資本金で企業の大小を判断しているが、資本金が小さい荷主の要求に応えざるをえない場合も多いので、資本金要件は外してほしい。」などの要望がありました。
また、建設業関係の皆様からは、「手直しなどで消費税引き上げ前に工事が終わらず、引き上げ後に仕事がずれ込む場合、追加の資材等については引き上げ後の消費税率がかかることになるが、引き上げ前の税率での支払いしかしてくれないことが考えられる。きちんと対応してほしい。」「そもそもダンピング入札がおこなわれる状況では、税負担ができない。適正価格・適正工期での発注を実現してほしい。」などの切実な声が寄せられました。
こうした皆様の声を、法案の見直しや運用方法の改善につなげていきたいと思います。
午前10時過ぎには、昨日上京された松川町議会議員の皆様の議員会館での研修にお顔出しをして、ご挨拶をしました。
ちょうど、鈴木正憲中小企業庁長官が講師として「地域活性化のための中小企業対策について」と題してお話をしてくださっていました。私からは、先生方に対し、様々な施策を御了解いただき、地域で生かして頂くことをお願いしました。
午前10時半からは、清和政策研究会の「第1回政策委員会」に出席し、細田博之先生から、選挙制度改革についてのお話を伺いました。
明治以降の選挙制度の変遷や、現行制度の導入の経緯、0増5減の考え方や、今後の定数削減にむけた考え方等について詳しいお話を聞くことができました。選挙制度が政権の姿に大きな影響を与えることを改めて実感しました。
午前11時すぎには、地元がおいでくださった駒ヶ根市後援会女性部の皆様と議員会館で懇談をしました。
私からは、これまでのご支援に対する御礼と、経済産業部会長としての活動、さらにTPP問題等、現在の政治課題についてお話をさせて頂きました。
皆様から、温かい激励の言葉を頂き、元気をもらった懇談会でした。
正午からは、清和政策研究会の総会に出席、午後1時からは、政府四演説(総理大臣施政方針演説、外務大臣の外交演説、財務大臣の財政演説、経済財政政策担当大臣の経済演説)が行われました。
特に、安部総裁による施政方針演説は、「国民一人一人が自覚をもって、強い日本をつくっていきましょう。」という力強いメッセージが感じられる素晴らしい演説でした。議場からも、要所要所で大きな拍手が起こりました。
いよいよ平成25年度予算の成立をめざした本格的な論戦もスタートします。私も、経済産業部会長として、また衆議院経済産業委員会の理事として、頑張ってまいります。
(政務調査会主催の研修会で講師を務められた野田毅税制調査会長です。)
(消費税転嫁対策PTにおいてご挨拶される野田毅座長です。)
(鈴木中小企業庁長官(私の左)を講師に迎えての松川町議会議員の皆様の研修会で、ご挨拶をしました。)
(清和政策研究会の政策委員会で選挙制度について語る細田博之先生(左から3人目)です。)
(駒ヶ根市後援会女性部の皆様と、懇談の後、全員で記念撮影をしました。皆様、議員会館をお訪ねくださいまして、本当にありがとうございました。)