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長野県内の町村長の皆様と懇談、経済産業部会で電力システムについて議論、在外邦人安全確保PT、外交経済連携調査会に出席

2013年2月13日 水曜日

2月13日は、朝8時から、議員立法「モータースポーツの推進に関する法律案」についての打ち合わせを行いました。

午前10時過ぎには、太田紘煕白馬村長、松本久志小谷村長をはじめとする皆様が、「松本糸魚川連絡道路」の推進についての要望にお見えになりました。

午前10時半前には、藤原忠彦川上村長をはじめとする南佐久郡の皆様が、「中部横断自動車道の早期実現」について提言書をお持ちくださいました。

いずれの道路も、地域の観光振興や、地域経済の活性化のために、何としても早期に実現・開通させたいという皆様の熱い思いが伝わってきました。


午前11時半からは、科学技術・イノベーション戦略調査会 司令塔機能整備小委員会に出席し、白石隆 政策研究大学院大学学長から、これからの科学技術政策の進め方について、明確な提言をお聞きしました。

特に、環境分野やライフサイエンスを重点とするとしても、その下のレベルで重点として推進する研究をいくつか選びだす際には、政治が判断すべきである、という提言には、なるほどと感じました。


正午からは、経済産業部会及び資源・エネルギー戦略調査会 電力システムに関する小委員会 合同会議が開催され、私が司会進行を務めました。

本日の議題は、先週出された「電力システム改革専門委員会報告書」についてです。髙原資源エネルギー庁長官から概要の説明を受けた後、質疑応答を行いました。

質疑の結果、電力改革の目的やあるべき姿などについて、「電力システムに関する小委員会」において、改めて議論することとなりました。


午後2時からは、与党・在外邦人の安全確保に関するPTの第2回会合が開催されました。

本日の議題は、「情報収集・分析・活用について」です。関係各省から、現状報告や今後の体制整備の考え方について聴取した後、議論を行いました。様々なチャンネルでの情報収集のシステムを早急に充実強化することが必要であることを感じた会議でした。


午後5時15分からは、外交経済連携調査会が開催され、「TPPの現状について」を議題に、前回の質問事項についての回答を役所から聞いたうえで、意見交換が行われました。

最終的に、衛藤征士郎調査会長から「TPP交渉参加に対する基本方針」の案が出されました。

この案では、先の衆議院総選挙において国民に公約した6条件の遵守を再度確認するとともに、「政府の交渉参加の是非の判断は、この公約に基づいて行うべきであることは当然であり、十分な説明責任を果たすべきである。さらに政府は不断に、TPPについて十分な情報公開を行うべきである。」と記されています。

これを受けて、私も発言を求め、1番目の条件である「聖域なき関税撤廃を前提とする限り、TPP交渉参加に反対する」で守るべき聖域は、これまで我が国が守ってきた、「コメ、畜産酪農、砂糖」のことであり、関税品目で8~9パーセントを守り抜くことであることを再確認して頂きたい、と申し上げました。

最終的に、基本方針が了承されましたが、政府には、この基本方針の趣旨をきちんと踏まえて頂きたいと思います。


(太田紘煕白馬村長、松本久志小谷村長をはじめとする皆様とは、有害鳥獣対策についても意見交換をさせていただきました。)


(藤原忠彦川上村長をはじめとする南佐久郡の皆様から、中部横断道の重要性について、しっかりと伺いました。)


(私の左が山本拓資源エネルギー戦略調査会長、その左が船田元電力システムに関する小委員長です。)


(与党 在外邦人の安全確保に関するPTの冒頭でご挨拶される座長の中谷元先生です。)


(外交経済連携調査会の冒頭に本日の会議の趣旨について衛藤調査会長からご説明がありました。)