本日(3/26)は、松川町、大鹿村、飯田市を訪問しました。
始めに、松川インターそばに昨年6月にオープンした農村観光交流センター「みらい」を訪問しました。
このセンターでは、通常の観光案内だけでなく、子どもたちの農家民泊や観光果樹園の紹介、さらには農業をめざす方への相談や農地についての窓口にもなるという、農業と観光を一体化した業務をされています。
果樹で有名な松川町の様々な魅力を発信する基地として、多くの方に訪れていただきたいセンターです。
その後、大鹿村を訪ね、後援会長さんや村長さんにお話を伺ってきました。途中、昨年10月に開通した長さ1キロ弱の滝沢トンネルを通りましたが、改めて松川から大鹿までの間が短く感じられました。しかしながら、落石の危険個所など、まだ改良すべき地点があります。着実な道路整備の必要性を感じました。
大鹿村は、これから、御柱やさくらまつりなどのイベントもあり、「日本で最も美しい村連合」に加盟している大鹿村が多くのお客様を迎える時期となります。私もまた大鹿を訪れることをお約束して、飯田市に向かいました。
午後には、飯田市において本日から3日間開催される「お練りまつり」に行ってまいりました。「お練り」の中心的な出し物である「東野の大獅子」は、 長さ25mの屋台獅子であり、本当に迫力がありました。
東野大獅子保存会のホームページによれば、
「我東野大獅子の舞いは古来この地方に伝わる、囃子と舞いを基軸と して大獅子の舞いに合致したものにアレンジして、この道では独特の ものとされております。 特に宇天王の招きに誘われて眼を覚まし、暴れる獅子を宇天王にな だめられ段々とおとなしくなり再び深い眠りに入っていくという起こ してから寝かしまでを舞う獅子は日本一の舞いとして郷土芸能の文化 的意義も深く専門家の折り紙付であります。」 とのこと。
また、大名行列については、
「飯田お練りまつりのメインの出し物の大名行列は、本町三丁目の出し物で、明治五年申年のお練りが初回。若州小浜城主、播州姫路城主、奥州仙台城主等の持物を入手したもので、様式は百万石の格式と称せられ、男持薙刀、白車熊槍、富士形槍などは国宝級の逸品である。行列の仕方、所作、芸は往時を継承しており、市街地を練る絢爛豪華な行列は徳川三百年の風俗を偲ぶことができる」とのこと。
特に、草履取りややり持ちの方のアクロバット的なパフォーマンスが素晴らしかったです。お話を聞くと、昨年暮れから初めて、3か月の特訓でマスターされたとのこと。祭りにかける皆さんの熱い思いを感じたひと時でした。
夜は、飯田市竜丘支部の役員会に出席し、皆さんと懇談させて頂きました。皆さん、財政破たんへの懸念や普天間問題に代表される外交の課題など、今の政治状況に不満をお持ちになっており、地域の将来のためにも、まず参議院選挙に全力投球しようということで一致しました。
私も、皆さんのご期待にこたえられるよう、夏に向かってさらに頑張る決意です。
(松川町農村観光交流センターにて。特産品の展示の前で記念撮影)
(大迫力の獅子の舞を堪能しました)
(最後尾が見えないほど大勢の皆さんの参加による大名行列です。)
(竜丘の皆様との懇談の後の記念撮影です。)