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伊那市内を訪問、飯田商工会議所総会後の懇親会に出席

2010年6月25日 金曜日

本日(6/25)は、伊那市内の支援者の皆様をお訪ねしました。

特に、印象的だったのは、地元で旅行会社を経営する、全日本株式会社の守屋和人社長のお話でした。

「上伊那には37校の小学校があるが、修学旅行に行く子どもたちの人数は、少子化の影響で毎年減少している。一学年10人以下の学校もある。また、一学年に2クラス以上ある学校は、10校しかない。少子化対策をしっかりしないと、将来の明るい見通しは立たない。」

「高齢者の旅行も減っている。地元の信用金庫が企画する年金受給者を対象とした旅行には、過去のピーク時には各支店でバス6台が出たこともあるが、現在では1台分の人数を確保するのがやっとの状態。

この背景には、定年退職後も再就職で忙しい人が増えたり、晩婚化で子どもの大学進学の負担などがあって余裕がない人も多いことが考えられる。」

「ものづくり企業では正社員が減っているため、旅行積み立てなどを行っている会社が減っている。したがって社員旅行をするところも少ない。」

「三遠南信自動車道が開通すれば、特に飯田下伊那の沿線の市町村が脚光を浴びることになるだろう。静岡、愛知の皆さんとの相互交流も増えるだろう。」

など、示唆に富むお話を伺うことができました。

やはり、地域の活性化、産業の育成などを通じて、若い皆さんが活躍する地域を作り上げることが、とても大切であることを再認識しました。


(守屋社長には、長年ご支援を頂き、いつも適切な助言を頂いています。)


夕方には、飯田商工会議所通常総会後の懇親会に出席しました。

私からは、「サッカーの日本代表のように、商工会議所の皆様のチームワークで未来を切り拓いて頂きたい。また、参議院選挙においては、各党の経済活性化策を比較して頂いた上で、ご支援を頂きたい。」との趣旨でご挨拶をさせて頂きました。


(懇親会では、多くの皆様から、激励を頂きました。ありがとうございました。)