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鳩山総理辞任 / 異業種交流会に出席

2010年6月2日 水曜日

本日(6/2)は、昨日に引き続き、飯田市を訪問し、挨拶にまわっていたところ、10時に携帯に連絡が入り、「鳩山総理辞任の見通し」とのことで、びっくりしました。

このタイミングでの総理および小沢幹事長の辞任は、やはり選挙対策の意味合いが強いと感じます。

一方、普天間問題を始めとして多くの公約を果たせないために支持率の低下を招いていることから考えれば、辞任は当然とも言えます。

ただし、民主党政権における問題は2人の辞任で解消されるものではありません。選挙目当てで実現不可能なマニフェスト、結果平等主義に基づくばらまき政策、非民主的な政策決定過程などを含め、民主党に政権担当能力がないことは変わりません。

日程の面では、国会の延長も行わず、参議院選挙投票日も7月11日となるようですが、我々は、「バラマキよりも種まき」「結果平等のバラマキではなく、機会平等とセイフティーネットの拡充」「地域の声を反映する民主的な政策決定プロセス」などの旗をしっかりと掲げていくことが大切だと思います。


(飯田市内で見かけた満開のバラでつくられたアーチです。)

 

夜には、伊那異業種交流会第1グループの例会に出席しました。

最初に、今日の鳩山総理辞任を中心として意見交換を行いました。

続いて、今日の担当である田畑和輝さん(あのマカオで見事なバンジージャンプを決めた方です。)から、最近のご家族の経験から、医療や福祉について、提言を頂き、フリーディスカッションをしました。

田畑さんの提言は、

1.医療機関や福祉施設をより良くするためには、第三者の立場で市民が改善提案などができるような仕組みを取り入れることが必要ではないか。医師やスタッフもプライドだけでなく、謙虚に意見を聞く姿勢が必要ではないか。

2.医療機関は、ある病気について、どこの病院で実績をあげているかなどの情報提供をもっと積極的に行うとともに、セカンドオピニオンがスムーズに得られるような制度の構築が必要である。

という点が柱となっています。実体験に基づく提言だけに、大変説得力があり、医療や福祉のレベルアップにはさらなる改革が必要であることを強く感じました。


(田畑さんのお話から、家族を思い、制度の改革を願う熱い思いが伝わってきました。)


(最後に、本日の出席者全員で記念撮影を行いました。)