10月28日は、午前10時40分より、総理官邸で開催された「原子力災害対策本部会議」に出席しました。
当会議は、原子力災害発生時の対応体制を検証することを目的として毎年度実施されており、原子力緊急事態を想定した国、地方公共団体、原子力事業者等による合同訓練として開催されました。
本年度の訓練の対象である柏崎刈羽原子力発電所での地震発生に伴う原子力災害の発生を想定して、岸田総理大臣より原子力緊急事態宣言が発出され、関係閣僚や自治体による取組状況の報告と対応手順の確認が行われました。
私からは、農林水産大臣として「応急用食料等の物資供給が円滑に行われるよう、食料支援に全力を尽くすとともに、生産・流通実態等の情報提供や緊急時モニタリングを行うほか、発生した原子力施設周辺の試料の採取について関係機関に対し、最大限の協力を行う」旨、発言を行いました。
午後6時からは、「伊那谷文明維新塾」にリモートで出席しました。
本日は、冒頭に、私から皆様にご挨拶をさせて頂きました。
続いて、林英臣先生から「徒然草が教える人生の心得と勝負のコツ 其の二」をテーマにご講演を頂きました。
「後で行えばよいと考えず、今に集中し、行うことが重要。」
「安全だと考える時にこそ、危険が潜んでいる。」
「相手のことを考え、いかにして負けないかを考えることが勝利の秘訣。」
「物事の流れを読み、行動せよ。」
「一人前になるためには、恥ずかしがらすに人前に出、自分勝手にやらずに基本を守り、途中であきらめずに頑張ることが大切。」
「遠くの目標ではなく、自らの足元を大切にせよ。」
「細心の注意を払い、事前のチェックをすることが大切。」
「何物にも依存せず、心を寛大にすることが大切。」
「一生のうちで何が大切かを考え、その他のものは捨てて励むべきである。」
など、講義を通じて、本日も多くの示唆を頂くことが出来ました。
原子力災害対策本部会議にて、岸田総理大臣が模擬記者会見を行っているところです。
地震発生に伴う原子力災害の発生を想定し、関係閣僚や自治体による取組状況報告を行いました。
伊那谷文明維新塾の冒頭に、私からリモートでご挨拶を申し上げました。
本日も、林英臣先生より、熱意溢れるご講義を頂きました。