10月29日は、農林水産大臣としての公務で、東京競馬場で開催された「第168回 天皇賞(秋)」を観戦しました。本年はちょうど競馬法100周年の記念の年にあたります。
午後2時過ぎに東京競馬場に到着し、今回11年ぶりにご観覧をされる天皇皇后両陛下を御奉迎しました。
午後3時には、第10競走の「ペルセウス ステークス」を観戦し、その後、後検量の状況を視察しました。下見所では第11競走の天皇賞への出走馬の姿を間近にみることができました。
午後3時半すぎには、天皇皇后両陛下が皆様にご挨拶をされ、7万人の来場者の皆様が万雷の拍手を送られていました。
午後3時40分には、第11競走のG1レース「天皇賞(秋)」の出走となり、場内の熱気が最高潮となりました。
結果は、一番人気で世界ランキング一位のイクイノックス号が貫録の走りを見せ、これまでの記録を0秒9上回るJRAレコードで、昨秋に引き続き連覇を果たしました。
午後4時過ぎからは、隣接する競馬博物館にて、天皇賞の歴史などが展示された記念特別展を視察しました。
午後6時前には、天皇皇后両陛下を御奉送しました。
天候にも恵まれ、天皇皇后両陛下ご臨席の下、天皇賞は素晴らしいレースとなりました。私にとっても思い出に残る一日となりました。
本日は、日本中央競馬会関係役員の皆様から、競走馬の育成やコロナ禍の際の状況など、様々なお話を伺うことが出来ました。
レース後に騎手の体重などを測定する後検量の様子を見学しました。
出走馬下見所で撮影したイクイノックスです。とても美しい姿でした。
出走馬下見所から見た観客席の様子です。約7万人の来場者で会場は熱気に包まれていました。
天皇皇后両陛下が来場者の皆様に手を振るお姿が大きなスクリーンに映し出されました。
最後の直線でイクイノックスが他の馬を引き離して先頭にたったところです。
イクイノックスがJRAレコードでゴールした瞬間の姿です。
コース上で行われた表彰式の様子です。
隣接する競馬博物館の視察を行い、天皇賞の歴史などについて説明を受けました。
競馬の歴史などが展示された記念特別展も見学させて頂きました。これは、江戸時代初期につくられた「賀茂競馬図屏風」です。