10月11日は、午前10時より、首相官邸での「花粉症に関する関係閣僚会議」に出席しました。
会議では、花粉症の発生源対策、飛散対策、発症・曝露対策について、初期段階から集中的に実施すべき取組としてとりまとめられた「花粉症対策初期集中対応パッケージ」について、各省から説明が行われました。
私からは、農林水産省における花粉症対策として、スギ人工林の伐採・植替え等の加速化や、住宅等における国産スギ材の重要拡大、林業の生産性向上及び労働力の確保など具体的な取組により、10年後に花粉症発生源のスギ人工林を2割減少させること、また将来的には花粉発生量の半減を目指すことを説明しました。
岸田総理からは、国民の安全・安心の確保に繋げるべく、「パッケージ」を経済対策に盛り込み、必要な予算を確保して、着実に実行に移すよう指示を頂きました。
午前11時前には、Oishii Farmの古賀大貴CEOと内藤真介Director of R&D、鈴木憲和副大臣が大臣室にお越しになりました。
Oishii Farmは平成29年ニューヨークで創業をされ、米国を拠点に日本品種のいちご等の生産・販売を行っています。大規模な植物工場で生産されたいちごは高品質な高級品として、米国内で高い評価を受けています。
古賀CEOから、日本の高度な技術力で、世界の人々に日本の美味しい農作物を届け、世界最大の植物工場を目指していくミッションについてのお話を伺いました。
正午からは、「自民党 水産部会・水産総合調査会合同会議」に出席しました。
会議冒頭に、 私からは、党の皆様と十分に相談をしながら水産業の活性化のために精一杯力を尽くしていく旨の御挨拶を申し上げました。
午後1時過ぎからは、衆議院議員の若林健太先生と中央畜産会の太田哲郎理事(施設・機械部会会長/オリオン機械株式会社社長)、姫田尚副会長、近藤康二専務理事、オリオン機械の傳田聖一取締役が大臣室をお訪ね下さいました。
皆様と畜産農家の振興策やスマート畜産に向けた技術開発などについて意見交換をさせて頂きました。
午後2時前には、日清製粉グループ本社の瀧原賢二取締役社長と日清製粉の山田貴夫取締役社長、横山敏明取締役業務本部長が大臣室にお越しになりました。
小麦粉生産状況や売上の状況、海外展開の取組状況等についてお話を伺うとともに、米粉の普及・生産拡大や食品産業の振興等について、意見交換をさせて頂きました。
また、上記日程の合間には、農林水産省の各部局より、食料安全保障や農林水産業基盤強化の取組みなど各重要施策に関する説明を受けました。
花粉症に関する関係閣僚会議にて農林水産省の取組を説明しました。
Oishii Farmの古賀大貴CEOより植物工場で生産されたイチゴを頂きました。
自民党 水産部会・水産総合調査会合同会議にて私から会議冒頭挨拶を申し上げました。
若林健太先生と中央畜産会の皆様との記念写真です。
日清製粉グループ本社の瀧原賢二取締役社長、日清製粉の山田貴夫取締役社長、横山敏明取締役業務本部長との記念写真です。