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衆議院経済産業委員会で長浜市を視察、上野で「奪還の会」総会開催

2014年3月31日 月曜日

3月31日は、衆議院経済産業委員会の視察で、滋賀県長浜市を訪問しました。長浜市は、中心市街地活性化法を活用して街並みの整備などを行い、観光客の大幅増加を達成したモデル地区です。

朝、新幹線で米原に向かいました。本日は素晴らしい天候に恵まれ、途中、富士山の美しい姿を見ることができました。

10時45分に米原駅到着後、バスで長浜市に向かい、11時15分から約1時間にわたって、昔風に改修された町並みを見学しました。

商店街の中には、衆議院議員上野賢一郎先生のご実家である「酢長荒物店」があり、上野議員のお父様にもお会いすることができました。「酢長荒物店」は、長浜で一番の老舗の荒物屋さんだそうです。

純和風の三谷旅館、曳山まつりの曳山(山車)を展示した曳山博物館、フィギュアで有名な海洋堂のミュージアム、まちの復興の拠点となった黒壁ガラス館などを見てまわりました。

午後12時20分からは、昼食の後で地元経済団体の皆様との意見交換会が開催されました。

それぞれの皆様から30年以上にわたる長浜のまちづくりの取り組みのお話を伺い、大変勉強になりました。長浜市の人口は約12万6千人、中心市街地の人口は約1万1千人ですが、ここに年間200万人の人が訪れるというのは驚異的なことです。

今後は、まちなか居住の人口をいかに増やしていくかが課題とのこと。さらなる発展を期待したいと思います。

意見交換会終了後、午後1時45分から約30分にわたり、工芸品の工房などを見学しました。長浜に伝わる仏壇づくりなどの技術を生かした素敵な漆器などを拝見しました。

その後、米原駅に移動し、午後3時前の新幹線で東京駅に向かいました。


東京駅に午後5時過ぎに到着し、山際大志郎先生、鈴木淳司先生とともに上野に移動しました。

上野は桜が満開で、多くの花見客の皆様で大入り満員状態でした。


午後6時半からは、「奪還の会」総会が開催されました。本日は、ゲストとして安倍晋三総理大臣がご出席くださいました。

安倍総理は、3年前の震災発生の後、奪還の会のメンバーが福島県南相馬市で捜索活動や支援物資を配布した際に、ちょうど安倍先生も支援物資を届けるため、南相馬市に入られた時の思い出についてお話し下さいました。

また、「一度議席を失って復活した奪還の会のメンバーが、その経験を生かしてさらに活躍してほしい。」との激励のご挨拶を頂きました。

総理は約1時間して退席されましたが、その後の懇親会では、満開の桜をバックに、東京藝術大学出身で博士の資格を持つお二人、榎戸二幸さんの琴と麻生花帆さんの鼓の演奏をお聞きしました。春の夜を満喫した会でした。


(新幹線から見た富士山です。幸運なことに、ちょうど満開の桜も写ってくれました。)


(アーケードを取り外し、昔の趣の町にうまれかわった商店街の入り口で、記念撮影をしました。)


(「酢長荒物店」前で。左から山際大志郎先生、上野賢一郎先生、上野先生のお父様、私です。)


(曳山博物館に展示されている曳山の一つです。曳山まつりでは、この曳山の舞台で子ども歌舞伎が演じられ、町中を移動します。曳山は12基あり、祭りには、毎年4基ずつが出されるそうです。)


(「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」の入り口には、大魔神の像が立っていました。)


(まちづくりの発祥の地の黒壁ガラス館の前で、説明を受けているところです。)


(黒壁ガラス館では、様々な素敵なガラス製品が販売されていました。)


(昼食に引き続き行われ意見交換の冒頭に経済産業委員会の富田茂之委員長からご挨拶がありました。)


(午後に見学した「ギャラリー八草(やちぐさ)」では、美しい漆器や陶器を見ることができました。)


(上野公園の満開の桜の前での一枚。鈴木淳司先生(左)と、山際大志郎先生です。)


(「奪還の会」総会終了後、総理を囲んでの記念写真です。)


(満開の桜の下で、麻生花帆さん(右)の鼓と榎戸二幸さんの琴の演奏を堪能しました。)