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伊那市ますみヶ丘の皆様、箕輪町遺族会の皆様と靖国神社参拝、福島県伊達市梁川町でふるさと対話集会に出席

2013年6月23日 日曜日

6月23日は、午前8時半に、靖国神社の参拝に来られた伊那市ますみヶ丘の有志の皆様をお迎えし、記念撮影の後、一緒に昇殿参拝をさせて頂きました。

外は暑いぐらいの天気でしたが、本殿での参拝の最中には涼しい風が吹き渡り、御霊が歓迎をして下さっているようにも感じました。


午前9時40分には、箕輪町遺族会の皆様が靖国神社に到着されました。一緒に記念撮影をさせて頂き、これからも遺族の皆様のお声を体して、処遇の問題などに取り組んで行くことをお誓いしました。


その後、亀岡偉民先生の地元である福島県伊達市梁川町の2カ所で行われる「ふるさと対話集会」に出席するため、東京駅から午前10時40分発の東北新幹線で福島に向かいました。


まず、午後1時から3時にかけて、「梁川町富野地区」の皆様との対話集会に出席しました。

始めに亀岡先生と私からご挨拶を申し上げ、次に亀岡先生から内閣府大臣政務官としての活動報告や福島県の復興の現状についてお話がありました。

対話集会では、
「TPPが農業に及ぼす影響について、どう考えるのか」
「風評被害で予定していた椎茸の原木の出荷ができなくなったが、実績がないため補償対象にならない」
「アベノミクスの効果が地方で実感できるのは何時になるのか」
「農家の跡継ぎがいないため、荒廃農地が増えている事態を、どうすれば良いか」
など、真剣なご意見やご質問を頂き、亀岡先生と私からそれぞれの考え方を申し上げました。


その後、亀岡先生の本家の旧亀岡家住宅が、福島県重要文化財として移築保存、展示されているところを見学させて頂きました。

外観は洋館、内部は一室を除き和室というユニークな建物であり、様々なところに見事な装飾が施されているところなどが、とても魅力的でした。


午後4時からは、「梁川町粟野地区」の皆様との対話集会が行われました。

「市町村によって除染の基準や方法が異なるのは問題ではないか」
「こうした集会を県議会議員や市議会議員も行うべきではないか」
「復興税の流用問題について対応を聞きたい」
「TPPによって日本の農業に壊滅的な影響が出るのではないか」
などの点について意見交換を行いました。

皆さんが熱心に発言され、最後は2時間を若干オーバーするほどでした。本音で熱く語る皆様の姿勢に感銘を受けました。

2カ所の集会は、私自身にとっても、とても勉強になりました。良い機会を与えて下さった亀岡先生に心から感謝申し上げるとともに、益々のご活躍をお祈りします。


(伊那市ますみヶ丘有志の皆様と、靖国神社昇殿参拝を行いました。)


(箕輪町遺族会の皆様ともお会いしてご挨拶を申し上げることができました。)


(福島県伊達市梁川町冨野地区でのふるさと対話集会で、ご挨拶を申し上げているところです。)


(集会終了後に皆様と記念撮影を行いました。貴重なご意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。)


(会場の外にあった除染された柿の木です。木の肌が強力な水圧で剥かれて白くなっています。)


(広々とした伊達市の農村風景です。空が広く感じました。)


(旧亀岡家住宅の全景です。明治30年ごろに建てられたそうです。)


(欄間や建具など、ひとつひとつが素晴らしい芸術品です。)


(欅のらせん階段は、右側の手すりが山なりに湾曲し、左側の手すりは逆に反っているというユニークなデザインです。)


(2か所目の対話集会は、福島県伊達市梁川町粟野地区で行われました。)


(多くの皆様が熱心にご参加くださいました。「もっと時間がほしかった。」との声も頂きました。)


(福島駅に向かう途中で、車中からきれいな日没の写真をとることができました。)