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骨太・成長戦略・規制緩和を審議、原子力政策小委員会、フランス大統領国会演説に出席、駒ヶ根市で落語を鑑賞

2013年6月7日 金曜日

6月7日は、午前7時半から「行政改革推進本部、日本経済再生本部合同会議」が開催されました。

本日の議事は、「骨太方針(素案)」、「成長戦略(素案)」及び「規制改革実施方針(案)」についてです。

来年度予算ならびに、今後の政策の方向性を決める重要な柱である3つの文書について、始めに内閣府および日本経済再生統合事務局より約1時間にわたる説明を聞き、その後約2時間にわたって出席議員からの意見表明がありました。

私も、骨太方針について、「新たな研究開発法人創設の明記」「交流人口増加による地域活性化の観点から、広域道路交通網、高速鉄道網の整備を明記」を、規制改革では、「規制項目の削減に加え、申請書における記入項目の簡素化を省庁横断で行うこと」を主張しました。


正午からは、「資源・エネルギー戦略調査会 原子力政策に関する小委員会」に出席しました。

本日の議事は、「原発の廃炉について」です。資源エネルギー庁より、廃炉の手順、世界の廃止措置状況、廃止措置の責任主体が原子炉設置者にあること、廃炉の資金確保のための引当金積み立ての仕組み等について説明を受けました。

特に、引当金の仕組みは、発電量に比例して積み立てる方式であるため、稼働停止が想定よりも長くなると、廃炉のために必要な資金が積み立てられないという問題点があることが明らかになりました。

6月中には、「廃炉に係る会計制度検証ワーキンググループ」が設置され、廃炉に係る財政基盤の確保のあり方や会計制度についてのあるべき姿を検討することとなっています。抜本的な検討と見直しが必要だと思います。


午後1時からは、約15分間の衆議院本会議が開催され、各委員会からの法案の採決が行われました。


午後2時半からは参議院本会議場において、フランソワ・オランド フランス共和国大統領による国会演説が行われ、衆参の国会議員が出席しました。

大統領はフランスと日本とのこれまでの交流の歴史に触れるとともに、さらに様々な面から両国の関係を深めていくことの大切さを強調されました。


その後地元に戻り、午後7時からは、駒ヶ根市の安楽寺で開催された「柳家喬太郎独演会」を家内とともに見に行きました。

開会に当たり、安楽寺のご住職からは、笑いの様々な効用のお話があり、特に、女性はべたべたとぬるよりも美人になる効果がある、また寿命が延びる、とのことでした。

柳家喬太郎師匠の落語、林家二楽師匠の紙切り、恩田えり師匠の三味線と喬太郎師匠の解説によるお囃子講座など、笑いまくった一時でした。ずいぶん寿命が延びたと思います!

安楽寺では、8日と9日にも落語独演会が開催されます。入場無料です。皆様、どうぞおでかけください。


(合同会議の司会進行をされた政務調査会長代理の塩崎泰久先生です。)


(普段より30分早い7時半からの開催にも関わらず、本当に多くの議員が出席されました。)


(これが審議をした3つの文書です。全部で約200ページあります。)


(資源・エネルギー調査会で、資源エネルギー庁より説明を聞いているところです。)


(今回のフランス共和国大統領訪日に合わせ、首相官邸前をはじめ国会周辺には、多くのフランス国旗が掲揚されています。)


(落語会開始前の安楽寺本堂です。今年も多くの皆様が駆け付けた盛大な会でした。)


(落語独演会のポスターです。8日、9日も午後7時開演です。)